原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

ランスカを手作りしました!

2017年11月16日 | 雑記
 (写真は、原左都子が“手作り”と言うよりも正確に言えば“改造”したランニングスカート。)


 ランニング関係のエッセイが続くが。

 本日午前中、上記写真右のランスカを、娘の要らなくなったスカートを改造して私のランニング用に作り直した。


 「原左都子エッセイ集」長年の読者の皆様はお気付きかと思うが、7年間に渡り出場し続けているロードレース大会に、不本意にも毎年同じランスカを着用して出場している。
 それには理由がある。  数あるランスカ(おそらく20枚ほど所有している)中で、自分の体型に一番フィットしていて、ランニング中の姿が一番美しく映えるだろうと自己評価する程に一番のお気に入りだからだ。
 とにかく美的感覚にこだわりがある私にして、たとえ全力勝負のランニング大会とは言えども“お洒落感覚”は絶対に外せない。  少なくとも自分自身が満足出来るコーディネートで、ランニングコースを駆け抜けたい思いが強靭だ!

 ただ既に7年も同じロードレース大会に出場している身にして、そろそろランスタイルコーディネートを変更するべきと、先だっての大会終了後より多少焦っていた。 
 いえいえもちろんランスカ以外の箇所ではコーディネートを毎年変えている。 例えば、ランシャツは毎年異なる色合いのシャツを着用しているし、ランニングシューズもつい最近派手目の水色に買い替えた。

 更に私特有のこだわりとして、ランファンの皆さんが愛用している(要するに“著明スポーツメーカーのランニング用品”)は絶対使用したくない!との強い意思もある。
 大した記録も出せない身にして、“格好だけ一人前” との恥は晒したくない思いが強靭だ。 しかも(正直なところ)それらが高額なのも困りものだ…  


 さてさて上記の理由で、私は本日午前中に早速新たなランスカ作成に取り組んだ。

 ちょうど娘が着用していた(上記右側)ミニスカートが経年劣化でウエストが伸びたとの情報を娘から得た。
 これ我がランスカに十分利用出来そうだ! と直感した私は早速娘から当該スカートを譲り受け大改造に取り掛かった。 
 とは言えども、改造部分はウエストのみ。 元々私が好むランスカ丈(30㎝)を満たしていたため、ウエストに新たなゴムのみ付け直し、完成だ。
 明日、早速トレーニングジムへこのランスカを着用して向かおうと楽しみにしている。


 上記写真、左側のランスカ説明に入ろう。

 これは、我がワンピースを大改造して作り上げたランスカだ。
 ミニワンピースの上半身の胸まで辺りをザックリと切り取り、それをスカートの下地に利用して手縫いで仕上げた作品だ。
 これを制作したのは2年程前だったと記憶しているが、欠点はスカートに切り替え部分が発生したため、特に短めのランシャツと合わせると違和感が発生してしまう事実だ。 自己評価で少し見苦しさを感じつつも、ジムトレーニングでは活用して来た。


 ここで断っておくが。

 原左都子には一切の手芸の趣味は無いし、今後もその分野の趣味を持とうなる意思も皆無だ。

 それでは何故、こんな改造を実施するのかと言えば。
 あくまでも、自身のトータルコーディネートにこだわるが故だ。 
 普段も我が家を一歩でも出る時には、必ずトータルコーディネートして出かけている。 それはランニング大会とて例外ではない。

 だからこそ、、市販品には満足できないとの事となる。 ではどうするか?
 自分自身が市販品を改造するしか方策が無いと結論付けられる。

 そうやって、私は常に市販品の改造を行って来ている。
 買って来たそのままの状態で外を歩いた事は無い程に、市販洋服を自分なりに改造して着用している。 (もしかして、洋服分野のプロ氏が我が素人改造した服を一見したならば、その下手さと浅はかさに仰天していいることだろう。


 原左都子の私論でまとめよう。 

 思い起こせば、我が衣服改造劇は高校時代にまで遡る。

 本エッセイ集バックナンバーでも幾度か公開しているが、私は郷里名門高校卒業間際時期にその制服を「スケバンスタイル」に大改造した歴史がある。 
 
 人があらゆる場面で着用する衣類とは、個人のポリシーを“一番表現可能なもの”であるべきと私は捉えている。
 手芸の趣味など今後も皆無の私であろうが、その立場にして私が人目につく場で着る衣装を、今後共に一生涯掛けて自分が満足できる形に改造したい意思が強靭だ。

 (何故ランスカすべてが黒色かを説明するならば、やはり60代中盤に差し掛かっている女性ランナーにして下半身は黒でまとめるのが礼儀、かつ美しい印象をアピール可能かと心得ている故だ。)