(写真は、昨日2017.11.12 に東京都練馬区に於いて開催されたロードレースの我が「完走証」「ゼッケン」 及び大会のパンフレット。)
昨日、冷たい風がやや強かったものの晴天に恵まれる朝を迎えた。
実は今年のロードレース大会程、事前練習が思うように叶わなかった大会は未だかって無かった。
10月中旬頃より歯痛に苛まれ歯科医通いが続いているのに加えて、10月終り頃には娘が外から持ち帰った風邪をうつされる始末。 娘共々微熱程度で済んだのは幸いだが、娘が早期に回復するのに対し。 老体のこちらは喉の痛みが激しかったり下痢を伴う風邪症状が続き、歯茎が腫れるわ、持病の痔が悪化するわで、踏んだり蹴ったりの日々だった。
そんな悪体調条件の中、やっとこさ最後にランニング練習をしたのが先週の11月5日の事。 何とか好記録を出せたのは良かったものの、その後風邪症状が悪化し身体の衰弱感が強まってしまった。
その間もフルートスタジオ練習は続行しつつも、さすがにランニングやジムトレーニングは慎む日を過ごし、これでロードレースを走れるのか?との大いなる不安材料を抱えつつレース当日の朝を迎えた。
1年ぶりのランニング大会(ロードレース)出場にして、朝の目覚めは比較的良好だった。
ただ、やはり下痢が続いている。 ここのところの体調不良で体重も減ったままだ。(スリム体型を好む私としては嬉しい現象だが。) おそらく体力がかなり低下したままの状態で走る事になろうと覚悟を決め、単身でロードレース会場へと向かった。
こんな時とは、不運が追い打ちをかけるものだ。
何と、昨年までとはランニングコースに大幅な変更があるとの事だ。 走る前から“衰弱感”が否めない身にして、会場到着後そのコース確認に手間取る。
ただ何とかスタートライン集合場所に行き着けた時には、体調不良感よりも「今年も頑張るぞ!」感の方が勝っていた!
参加者数千人の比較的規模が大きい大会のため、レース中の係員氏の誘導等は当てに出来そうだ。 その誘導に従いながら、自分の体調と相談しつつスピードを調整する。
無理は厳禁、とにかく「完走!」を視野に入れながら、2周周回コースを走り切り陸上競技場のゴールへ辿り着いた。
タイムは予想通り、過去最低の記録。
当該ロードレースにて過去最高を打ち立てた自身の記録よりも、4分程遅い記録にゲンナリさせられる…。 それでも、5㎞40歳以上女子部門出場者74名中の高齢順に7番目の私にして、体調不良を抱えつつ51位でゴールに辿り着けた事実に感無量だ。
しかもゴール後、同じ5kmレースを闘う中で同着スレスレだった一高齢男性よりお声を掛けて頂いた。 「ありがとうございました。 貴女と抜きつ抜かれつしつつ貴女が私を引っ張ってくれたお陰で私も無事にゴール出来ました!」
過去に於いても、レース中に並走状態の男性(大抵高齢域の方だが)から、「頑張ろう、もう少し!」等々応援を頂いたことはよくある。 今回のように、ゴール後にわざわざご挨拶頂いたことは今回が初めての経験で、私も息絶え絶えの中、丁寧に御礼を申し上げた。
さて無事にゴールに到着し、荷物を受け取りに荷物預かり所へ辿り着いたら…
未だ息絶え絶え状態で意識朦朧としている私は、自分の荷物番号を見間違い、誤った預かり所を訪れたようだ。
そこに待機して下さっているのは、私よりも10歳程年齢を重ねていらっしゃるらしき地域のご婦人の皆様なのだが。 それらのご婦人達の皆が皆、一出場選手である私に随分と優しく接して下さる。
(荷物を引き取りに来るのが遅い出場者とは、ゴールが遅かったことを物語るのがみえみえ状態の中…)
そんな事を誰も責めないのはスタッフとしての常識として。
高齢ご婦人皆さんが、「よく頑張りましたね!」 「完走出来たのは何よりです!」 「来年も必ず出場して下さいね!」とねぎらって下さるではないか。
それに未だ息が荒い私も、「ありがとうございます。 必ず来年も出場します! 本日はお世話になりまして誠にありがとうございました!」と返答出来たのが何よりだった。
記録は振るわなかった(というよりも過去最低記録を更新した…)ものの、清々しい気持ちでロードレース会場を後に出来た事実こそが何よりのプレゼント、と思えた今回の大会出場だ。
私自身の高齢化に伴い、ロードレース大会出場に際し今後ますます年齢に応じ更なる悪条件が押し寄せる事実をも鑑みつつ…。
当該大会には70代半ば女性も参加されている事実に触発され。
原左都子もそれに見習うべく、今後も毎年当該ロードレース大会出場を目指すべく更なる精進を続ける目標が描けそうだ。
昨日、冷たい風がやや強かったものの晴天に恵まれる朝を迎えた。
実は今年のロードレース大会程、事前練習が思うように叶わなかった大会は未だかって無かった。
10月中旬頃より歯痛に苛まれ歯科医通いが続いているのに加えて、10月終り頃には娘が外から持ち帰った風邪をうつされる始末。 娘共々微熱程度で済んだのは幸いだが、娘が早期に回復するのに対し。 老体のこちらは喉の痛みが激しかったり下痢を伴う風邪症状が続き、歯茎が腫れるわ、持病の痔が悪化するわで、踏んだり蹴ったりの日々だった。
そんな悪体調条件の中、やっとこさ最後にランニング練習をしたのが先週の11月5日の事。 何とか好記録を出せたのは良かったものの、その後風邪症状が悪化し身体の衰弱感が強まってしまった。
その間もフルートスタジオ練習は続行しつつも、さすがにランニングやジムトレーニングは慎む日を過ごし、これでロードレースを走れるのか?との大いなる不安材料を抱えつつレース当日の朝を迎えた。
1年ぶりのランニング大会(ロードレース)出場にして、朝の目覚めは比較的良好だった。
ただ、やはり下痢が続いている。 ここのところの体調不良で体重も減ったままだ。(スリム体型を好む私としては嬉しい現象だが。) おそらく体力がかなり低下したままの状態で走る事になろうと覚悟を決め、単身でロードレース会場へと向かった。
こんな時とは、不運が追い打ちをかけるものだ。
何と、昨年までとはランニングコースに大幅な変更があるとの事だ。 走る前から“衰弱感”が否めない身にして、会場到着後そのコース確認に手間取る。
ただ何とかスタートライン集合場所に行き着けた時には、体調不良感よりも「今年も頑張るぞ!」感の方が勝っていた!
参加者数千人の比較的規模が大きい大会のため、レース中の係員氏の誘導等は当てに出来そうだ。 その誘導に従いながら、自分の体調と相談しつつスピードを調整する。
無理は厳禁、とにかく「完走!」を視野に入れながら、2周周回コースを走り切り陸上競技場のゴールへ辿り着いた。
タイムは予想通り、過去最低の記録。
当該ロードレースにて過去最高を打ち立てた自身の記録よりも、4分程遅い記録にゲンナリさせられる…。 それでも、5㎞40歳以上女子部門出場者74名中の高齢順に7番目の私にして、体調不良を抱えつつ51位でゴールに辿り着けた事実に感無量だ。
しかもゴール後、同じ5kmレースを闘う中で同着スレスレだった一高齢男性よりお声を掛けて頂いた。 「ありがとうございました。 貴女と抜きつ抜かれつしつつ貴女が私を引っ張ってくれたお陰で私も無事にゴール出来ました!」
過去に於いても、レース中に並走状態の男性(大抵高齢域の方だが)から、「頑張ろう、もう少し!」等々応援を頂いたことはよくある。 今回のように、ゴール後にわざわざご挨拶頂いたことは今回が初めての経験で、私も息絶え絶えの中、丁寧に御礼を申し上げた。
さて無事にゴールに到着し、荷物を受け取りに荷物預かり所へ辿り着いたら…
未だ息絶え絶え状態で意識朦朧としている私は、自分の荷物番号を見間違い、誤った預かり所を訪れたようだ。
そこに待機して下さっているのは、私よりも10歳程年齢を重ねていらっしゃるらしき地域のご婦人の皆様なのだが。 それらのご婦人達の皆が皆、一出場選手である私に随分と優しく接して下さる。
(荷物を引き取りに来るのが遅い出場者とは、ゴールが遅かったことを物語るのがみえみえ状態の中…)
そんな事を誰も責めないのはスタッフとしての常識として。
高齢ご婦人皆さんが、「よく頑張りましたね!」 「完走出来たのは何よりです!」 「来年も必ず出場して下さいね!」とねぎらって下さるではないか。
それに未だ息が荒い私も、「ありがとうございます。 必ず来年も出場します! 本日はお世話になりまして誠にありがとうございました!」と返答出来たのが何よりだった。
記録は振るわなかった(というよりも過去最低記録を更新した…)ものの、清々しい気持ちでロードレース会場を後に出来た事実こそが何よりのプレゼント、と思えた今回の大会出場だ。
私自身の高齢化に伴い、ロードレース大会出場に際し今後ますます年齢に応じ更なる悪条件が押し寄せる事実をも鑑みつつ…。
当該大会には70代半ば女性も参加されている事実に触発され。
原左都子もそれに見習うべく、今後も毎年当該ロードレース大会出場を目指すべく更なる精進を続ける目標が描けそうだ。