本日(8月5日)正午のNHKニュースのトップ報道には仰天させられた。
以下にそのトップニュースの内容について、ネット情報より引用しよう。
5日午前8時40分ごろ、神戸市中央区の先端医療センター内で、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB、同区)の笹井芳樹副センター長(52)が首をつっているのを職員が発見した。 笹井氏は市内の病院に運ばれたが、死亡が確認された。 笹井氏はSTAP(スタップ)細胞論文の共著者の一人で、関係者に宛てた複数の遺書が残されていた。 自殺とみられる。
笹井氏はCDBの小保方晴子研究ユニットリーダーが英科学誌ネイチャーにSTAP細胞を発表した際、論文執筆を主導。 理研の調査委員会は重大な責任があったと指摘していた。
兵庫県警によると、笹井氏が発見されたのはCDBに隣接する医療センター研究棟の4、5階の間の踊り場。 ひものようなもので首をつっていた。 半袖シャツにスラックス姿で、靴は脱いでいた。かばんの中に遺書があったという。理研によると、笹井氏の研究室にも遺書のようなものがあり、秘書の机の上に置かれていた。
STAP細胞の論文問題で、理研調査委は小保方氏が実験画像の捏造(ねつぞう)や改ざんを行ったとして不正行為を認定。 笹井氏の不正は認めなかったが、論文投稿前に実験データを確認しておらず、「立場や経験などからしても、責任は重大」と指摘していた。
1月末にネイチャーに発表した論文は、7月2日に撤回され、科学的成果としてのSTAP細胞は白紙に戻った。理研は懲戒委員会で小保方氏や笹井氏の処分を検討していたが、論文疑惑の追加調査を理由に中断。外部の有識者でつくる改革委員会はCDBの解体と笹井氏ら幹部の更迭を要求していた。
笹井氏はSTAP論文を執筆した理研の小保方研究ユニットリーダーの指導役で、再生医療研究の第一人者。 STAP細胞の有無を確かめる検証実験が続いているが、論文に関係する主要研究者の1人が亡くなったことで真相究明への影響も懸念される。
(以上、ネット情報より引用。)
ここで顰蹙ではあるが、上記ネット情報内に記されている “笹井氏が(首を吊った状態で)発見された理研研究棟階段の踊り場” に関して原左都子の記憶にある私事を述べよう。
私は過去にアルバイトの身分だが、(関東地方に位置する)理研某研究所へ勤務した経験がある。
その時の私にとっての理研とは、(たかが“アルバイト”との職務範囲を限定されている立場だった事が第一の理由で)何とも居心地の悪い職場であった。
例えば正職員の立場であれば実験の待ち時間等の合間に、当然ながら自分の研究課題である参考論文等のチェックが可能だ。 ところがこれが一旦アルバイトともなると、研究機密等の理由があるためやむを得ないのだが自由に閲覧させてもらえない立場だ。 そのため実験待ち時間を如何に過ごすかと言うと、(自らの元科学者としてのプライドを押し殺し)研究室内のゴミ集めをしたり、実験器具の洗い物をこなしたり……。 ところがその作業専門に雇われているアルバイト氏が存在するため、私が勝手に手出しし過ぎるとそれらアルバイト氏達の業務妨害ともなり得る事態だ。
そんなこんなで、元々客観力のある私は実験の空き時間を如何に過ごすかに関して、知恵を振り絞ったものだ。 ある時はトイレで時間を稼いだりもしたが、これとて時間制限がある。
そんな時我が脳裏にひらめいたのは、理研研究棟階段の昇降を繰り返す事によりストレッチ運動して過ごす事だった!
と言うのも理研研究棟の階段とは薄暗く、普段“誰も使用していない”状態なのだ。 そもそも理研研究棟とは人口密度が低いのに加えて職員の皆さん“エレベーター派”だった様子で、ここを通行する人間が皆無状態である事を私は見抜いていた! そんなこんなで、私はこの階段を自らの実験の空き時間に“ストレッチ運動場”として利用出来たのである…
だからこそ、理解できるのだ。 何故笹井氏が「理研研究棟の階段踊り場」を自分の“死に場所”に選んだのかを…
冗談抜きで訴えたいのだが、もしも理研研究棟の階段がもっと人が通行する場として機能していたならば、笹井氏はそこで自殺する必然性など無かったのではないかと!
一旦私論だが、どうも理研とは様々な意味合いで「閉鎖的要因」が大きいのではなかろうか?
「アルバイト」には研究機密保持目的で、すべての情報収集を禁止する??
はたまた理研は研究員等の健康目的でも、もっと研究棟の階段使用を奨励するべきであろう。
話題を、表題に掲げたテーマに戻そう。
「原左都子エッセイ集」2014年7月29日バックナンバー 「小保方氏はもはや不正疑惑から逃れなれない」 に於いて、私は本日自殺した笹井氏に関する記述をしている。
その内容を以下に振り返らせて頂こう。
NHKの取材は、小保方晴子氏を大々的に取り上げ世に売り込んだとも言える笹井氏にも及んでいた。 笹井氏なる人物こそが、若き小保方氏を利用して自らの利益(例えば将来の「ノーベル賞」受賞等)を得ようと企んだ張本人ではなかろうかと、私も以前より感づいていた。
NHKの取材によると、笹井氏とはES細胞分野で名を挙げている科学者にして“マルチタレント性”があるとの事だ。 そこで小保方STAP研究にその“力量”を発揮して、ネイチャー論文として仕立て上げ、自分こそが「STAP特許」でも取ってその後「ノーベル賞」に発展させれば、今後国家からの理研への膨大な資金援助にもつながると企んだとの原左都子の理解でもある。
NHK報道によると、笹井氏とは国家から「プロジェクトマネー」が取れる類まれな人物として、理研神戸センター長である竹市氏らからも大いなる期待を寄せられているらしい。 その理研神戸センター長の立場としては今後も事件解決を先送りして、神戸センターの存続を望みたいとのNHKの報道だが…。
最後に私論でまとめよう。
この時期に笹井副センター長に自殺されて一番頭が痛いのは、CDBセンター長の竹市氏であり、また理研総長氏であり、更には理研に巨額な財源を提供しようと目論んでいた安倍政権であろう。
ただ庶民の立場としては、どうしても根拠無き科学研究に血税を投入する過ちを国政には繰り返して欲しくないのだ!
今回の笹井氏の自殺とは、表題に示した通りSTAP不正を証明したに過ぎないと私論は捉える。
せめても、笹井氏を崇拝していたらしき周囲研究者や上司達の心理面でのケアを望みたいものだ……
以下にそのトップニュースの内容について、ネット情報より引用しよう。
5日午前8時40分ごろ、神戸市中央区の先端医療センター内で、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB、同区)の笹井芳樹副センター長(52)が首をつっているのを職員が発見した。 笹井氏は市内の病院に運ばれたが、死亡が確認された。 笹井氏はSTAP(スタップ)細胞論文の共著者の一人で、関係者に宛てた複数の遺書が残されていた。 自殺とみられる。
笹井氏はCDBの小保方晴子研究ユニットリーダーが英科学誌ネイチャーにSTAP細胞を発表した際、論文執筆を主導。 理研の調査委員会は重大な責任があったと指摘していた。
兵庫県警によると、笹井氏が発見されたのはCDBに隣接する医療センター研究棟の4、5階の間の踊り場。 ひものようなもので首をつっていた。 半袖シャツにスラックス姿で、靴は脱いでいた。かばんの中に遺書があったという。理研によると、笹井氏の研究室にも遺書のようなものがあり、秘書の机の上に置かれていた。
STAP細胞の論文問題で、理研調査委は小保方氏が実験画像の捏造(ねつぞう)や改ざんを行ったとして不正行為を認定。 笹井氏の不正は認めなかったが、論文投稿前に実験データを確認しておらず、「立場や経験などからしても、責任は重大」と指摘していた。
1月末にネイチャーに発表した論文は、7月2日に撤回され、科学的成果としてのSTAP細胞は白紙に戻った。理研は懲戒委員会で小保方氏や笹井氏の処分を検討していたが、論文疑惑の追加調査を理由に中断。外部の有識者でつくる改革委員会はCDBの解体と笹井氏ら幹部の更迭を要求していた。
笹井氏はSTAP論文を執筆した理研の小保方研究ユニットリーダーの指導役で、再生医療研究の第一人者。 STAP細胞の有無を確かめる検証実験が続いているが、論文に関係する主要研究者の1人が亡くなったことで真相究明への影響も懸念される。
(以上、ネット情報より引用。)
ここで顰蹙ではあるが、上記ネット情報内に記されている “笹井氏が(首を吊った状態で)発見された理研研究棟階段の踊り場” に関して原左都子の記憶にある私事を述べよう。
私は過去にアルバイトの身分だが、(関東地方に位置する)理研某研究所へ勤務した経験がある。
その時の私にとっての理研とは、(たかが“アルバイト”との職務範囲を限定されている立場だった事が第一の理由で)何とも居心地の悪い職場であった。
例えば正職員の立場であれば実験の待ち時間等の合間に、当然ながら自分の研究課題である参考論文等のチェックが可能だ。 ところがこれが一旦アルバイトともなると、研究機密等の理由があるためやむを得ないのだが自由に閲覧させてもらえない立場だ。 そのため実験待ち時間を如何に過ごすかと言うと、(自らの元科学者としてのプライドを押し殺し)研究室内のゴミ集めをしたり、実験器具の洗い物をこなしたり……。 ところがその作業専門に雇われているアルバイト氏が存在するため、私が勝手に手出しし過ぎるとそれらアルバイト氏達の業務妨害ともなり得る事態だ。
そんなこんなで、元々客観力のある私は実験の空き時間を如何に過ごすかに関して、知恵を振り絞ったものだ。 ある時はトイレで時間を稼いだりもしたが、これとて時間制限がある。
そんな時我が脳裏にひらめいたのは、理研研究棟階段の昇降を繰り返す事によりストレッチ運動して過ごす事だった!
と言うのも理研研究棟の階段とは薄暗く、普段“誰も使用していない”状態なのだ。 そもそも理研研究棟とは人口密度が低いのに加えて職員の皆さん“エレベーター派”だった様子で、ここを通行する人間が皆無状態である事を私は見抜いていた! そんなこんなで、私はこの階段を自らの実験の空き時間に“ストレッチ運動場”として利用出来たのである…
だからこそ、理解できるのだ。 何故笹井氏が「理研研究棟の階段踊り場」を自分の“死に場所”に選んだのかを…
冗談抜きで訴えたいのだが、もしも理研研究棟の階段がもっと人が通行する場として機能していたならば、笹井氏はそこで自殺する必然性など無かったのではないかと!
一旦私論だが、どうも理研とは様々な意味合いで「閉鎖的要因」が大きいのではなかろうか?
「アルバイト」には研究機密保持目的で、すべての情報収集を禁止する??
はたまた理研は研究員等の健康目的でも、もっと研究棟の階段使用を奨励するべきであろう。
話題を、表題に掲げたテーマに戻そう。
「原左都子エッセイ集」2014年7月29日バックナンバー 「小保方氏はもはや不正疑惑から逃れなれない」 に於いて、私は本日自殺した笹井氏に関する記述をしている。
その内容を以下に振り返らせて頂こう。
NHKの取材は、小保方晴子氏を大々的に取り上げ世に売り込んだとも言える笹井氏にも及んでいた。 笹井氏なる人物こそが、若き小保方氏を利用して自らの利益(例えば将来の「ノーベル賞」受賞等)を得ようと企んだ張本人ではなかろうかと、私も以前より感づいていた。
NHKの取材によると、笹井氏とはES細胞分野で名を挙げている科学者にして“マルチタレント性”があるとの事だ。 そこで小保方STAP研究にその“力量”を発揮して、ネイチャー論文として仕立て上げ、自分こそが「STAP特許」でも取ってその後「ノーベル賞」に発展させれば、今後国家からの理研への膨大な資金援助にもつながると企んだとの原左都子の理解でもある。
NHK報道によると、笹井氏とは国家から「プロジェクトマネー」が取れる類まれな人物として、理研神戸センター長である竹市氏らからも大いなる期待を寄せられているらしい。 その理研神戸センター長の立場としては今後も事件解決を先送りして、神戸センターの存続を望みたいとのNHKの報道だが…。
最後に私論でまとめよう。
この時期に笹井副センター長に自殺されて一番頭が痛いのは、CDBセンター長の竹市氏であり、また理研総長氏であり、更には理研に巨額な財源を提供しようと目論んでいた安倍政権であろう。
ただ庶民の立場としては、どうしても根拠無き科学研究に血税を投入する過ちを国政には繰り返して欲しくないのだ!
今回の笹井氏の自殺とは、表題に示した通りSTAP不正を証明したに過ぎないと私論は捉える。
せめても、笹井氏を崇拝していたらしき周囲研究者や上司達の心理面でのケアを望みたいものだ……