上記表題は、2025.06.27付朝日新聞記事より引用したものだが。
早速、当該記事を以下に要約引用しよう。
文科省は26日、入学合格者が大学に払う入学金の負担軽減を求める通知書を全国の私立大に出した。 入学を辞退した大学にも払う「二重払い」が学生の負担だと指摘しされており、通知では納付時期を複数回にするなどの配慮を求めた。
文科省幹部は、「進路選択の幅を狭めないよう、事情に即した対応をして欲しい」と話す。入学辞退者は一部納付に留めたり、返金したりする措置などを同省は装丁しているとみられる。
入学金は、各大学の納付期限や合格発表日の違いにより、入学しない大学にも払う事がある。 「滑り止め」で合格した他大学の納付期限がくる場合などだ。 文科省は、大学入学全体の23.5%が入学辞退先にも払っていると推計する。 通知では、入試の多様化でこうした事態が広がっている状況などを考慮し、全額抑制や経済的に困難な学生への配慮なども併せて求めた。
(以下略すが、以上朝日新聞記事より一部を引用したもの。)
私事に入ろう。
この原左都子、我が姉がこの「行かない大学への入学金」を支払わせられた身なのだが。
そのとばっちりを妹の私が受ける運命と相成った過去がある。
“超ドケチ”で娘2人の間で名が通っていた我が両親(参考だが、両人共々当時地方公務員をしていて、それ程貧しい家庭でも無かったのだが。)が、次女である私が大学受験に際して願書を提出する直前に、私に大々的宣言をするではないか!!
それは、「妹のお前は、国立大学のみの受験とする。 一期校と二期校があるからその二つのみを受験せよ。 私立大学の受験は厳禁とする!!」
そう言ったきり私が何ら物申せない程に、この鉄則を強行した。
まあ 高校での学力面では、その条件でもおそらく合格は叶うような予感はあったのだが。
結果としては幸い、私は国立大学医学部への進学が決定して入学し。
入学後の学業や実習に私なりに大いに励んだ結果、医学方面の国家資格を取得出来て。
今現在尚、当時の大学にての医学学業経験の恩恵に感謝している身ではあるのだが…
私の記憶では、当時の我が姉の両親が言う“私立大学への不要な出費”金額とは十数万円だったのだが。
その金額を、「不要」と考えるか「必要出費」と捉えるかは、親どもの学問や子供の未来に対する「価値」の差によるものだと私は考察するのだが。
とにかく、我が親どもの次女の私に対するあの「(捨て金がもったいないから)絶対に私立受験させない!!」なる暴言とは、立派な虐待だったと私は捉えている。😡 😭
他にも我が親どもの、子どもに対する失策は多々あるのだが。
未だ18歳だった私にとって「教育費」をケチる我が親どもとは、当時から軽蔑の対象と成り下がったものだ。
そんな我が親どもに対する否定的感情を、ずっと引きずってしまっていることを今尚実感している。😝
だからこそ、20代前半期に親元を離れ独り立ちして上京し。
大都会東京にて身を立て続けている我が身だ。
まあそれにしても。
私学の「入学の有無が明確でない受験合格者」対象に入学金を前取り(搾取)する風習とは。
“意地汚く”、かつ みっともない制度であることには間違いない事実であり。
早急に、そのような制度を廃止すべく私学連盟は動くべきであろう。