出張で飛行機に乗る機会が多いのですが、機内誌に養老孟司さんのエッセーが連載されています。
世界の国々から裏山までの旅の奥深さ、脳と旅との関係、虫捕りの魅力などとても魅力的な内容です。それが本になっています。
エッセーですから気楽に気軽に読めますのでお薦めです。
養老孟司の旅する脳 価格:¥ 1,155(税込) 発売日:2009-03-26 |
養老さんが色々なところでおっしゃっているのは、言葉を過信したり、頼り過ぎずに、行動(旅)して身体で感じて、自分を変えることが大事だということ。
読まない力 (PHP新書) 価格:¥ 714(税込) 発売日:2009-02-14 |
行動してみると、嫌な思いをするかもしれないけど、でもそれが実は面白いらしいです・・・達人の境地だとは思いますが。
そんな養老さんの好きな言葉が面白かったです。
日本では「七転び八起き」と言われ、どん底に落ちたら這い上がれって意味だと思うんですが、イタリアの格言で「どん底なら穴を掘れ」っていうのがあるらしいです。
相当しぶとい感じがしますよね。
もし今がどん底だなぁと思ったときに、ちょっとそこを掘ってみる勇気が欲しいです。
タイトルに書いたのは、脳で悩んで実行するという意味のつもりなんですが、その後に「NO」と続かないようにしないといけません。