雑感の記録。

秋の夜長はダラテンで

絞って絞って

2012年05月12日 | music
CD買う前にレンタル屋を当たろう作戦。
友人に連絡して何とか話を取り付けレッツ西明石。
テルマエ・ロマエ見て映画鑑賞もいいなーと思ったものの、何が観たかったのか覚えてなかったからなー。


さすがにSunn O)))やのEthsやののメタル系新譜は置いてないし、
ワールドミュージックなんかもオムニバスしか置いてない。
つまりはアニソンしか選択肢に無いわけで…
とはいえイデオンも置いて無いんで結局ゲットしたのはコレだけ。


■ROUND TABLE featuring Nino 「Nino」


「トップをねらえ2!」「NHKにようこそ」「ARIA」なんかで使われた楽曲を収録。
アニソンっちゃアレですよ。
「OP詐欺」なんて言葉もあるけど、専門誌なんかで放映前から情報得てるような層と違い、
我々ライト層にとっちゃ興味を持つ大きなきっかけの一つですから。

作り手のセンスがツボるOPなんかはそれだけで惹かれるものがあるけど、
自分の場合テーマソングが良けりゃそれだけで見るかどうか考えたりしますし。
新房作品なんかは逆ですね。
OPは良い感じなんだけど音楽がそんなに良いと思えんのだわ。
アニメ本編も桃色な感じだと…ねぇ…
あくまでパッと見のイメージですからね。
でも食い付く気になるかって点でOPテーマと映像の親和性って重要なワケですよ。


そんな親和性だの何だの語っといて映像全部切り捨てて音源を求めるのはどうなんだ…とか言われるかもしらんが、
昔のアニメってミズキング始めアニソン専門歌手みたいな方々がいらっしゃって、
水木アニキ=熱い、大杉さん=世界名作劇場の人、といったように、
OPの歌い手や楽曲はアニメ本編と一体のイメージ作りに貢献してたワケですよ。
それが色んな歌手やら何やらとのタイアップのおかげでアニソン自体が歌手の話題性やらキャリア作りの道具になっちまった。

最近はアニメの声優さんたち自身がOP・EDテーマを歌ってることも当たり前のようになってきて、
それはそれでアニメと一体のモンですし、まずアニメのイメージを崩しようがないんですが、
このROUND TABLEって人たちはアニソン担当する時はNinoさんを呼ぶワケですよ。
んできっちりアニメの雰囲気にあった歌を書いてNinoさんが歌うワケで。
これはさっき触れたような「昔のアニソンの立ち位置」に非常に近い気がするのね。


などと能書きをタレましたが、すんげーポップで心地良いアルバム。
アニソン以外にも何曲か収録されてるけど、別にアニソン作るために無理してるワケでも無いんだーとか思わせてくれる。
最近復活宣言してたTWO-MIXのアルバムなんかも、ガンダムWで使われた曲以外はそんなに良いと思えなかったし、
雰囲気が違うトコまでは行かないにしても、自分が求めてたのはアニソンの方だったと思い知らされたワケです。
そういう空振り感がこのアルバムには無いんですね。
選り好みしていけば捨て曲も出てくるんでしょうが、どこを切ってもポップな作りが実に丁寧でよろしい。

Ninoさん参加作品以外も聞いてみたいんだけど、ググり方が悪いのかgoogleがアホになったのやら。
ROUND TABLE自体の作品の評価ってそんなに見当たらないんですよ…
この手の「○○featuring××」って名前で○○の部分を引く難しさ…

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