雑感の記録。

秋の夜長はダラテンで

PHONE BOOTH

2008年11月25日 | movie

これは手に汗握るサスペンス。
90分切るとは短いな…と思ってたけど、
これぐらいの尺が丁度良いのかも。

電話を切ると狙撃される。
死にたくないから相手の要求(無茶フリ)を聞く。
何とかして生き延びたいけど高慢チキの主人公はやっぱり傲慢。
最後の最後で嫁と愛人、どっちを選ぶかの二択。
人間素直に生きるのが1番。


一つの電話ボックス(=PHONE BOOTH)を中心に、
最初から最後まで話が進む、異色のサスペンスということで、
高評価を得てるであろうポイントはスタッフロールまで気の抜けない緊張感。
最後までホント気が抜けない。
エンディングでようやく姿を現す犯人も、
ライフルのスコープごしに主人公を監視し、
ほぼ全編電話越しに会話してるだけなんだけど、
それだけでも、声と音だけで主人公を圧倒しているんですよねぇ。
老練で狡猾という言葉がしっくり来る人でした。
動機は?となるとちょっとパンチが弱いんだけどね。
納得行く説明がちょっとは欲しかった。


SAWやCUBE、The Usual Suspectsもそうだけど、
一回観てしまうと二回目以降は同じ感覚で観れない類の映画なので、
未見の方はドッキドキしながら観てください。

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