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BIOMEGA

2007年08月20日 | book & comic


ということで、既に3巻まで買ったBIOMEGA。

色々と形容し難い漫画なんですけども、
たぶん熊の漫画です。
熊好きにはオススメ。
何故かって?
熊の顔を描き分けられる漫画家って弐瓶しか居ねぇよ実際。


相変わらず描いてるモノのスケールが大きい。
バイオレンス・SF・ハードボイルド・アクションとか、
そういった単語で飾られてる印象があるけど、
実際は淡白に人が死んでいくので、
アクションとかは嘘じゃないかな、とは思います。


独特の画風や、建築系の学校を出たこともあって、
今までの漫画には無い確固とした個性がある。
BLAME!の時点でもアクの強さは分かってたけど、
昔は受け入れられんかったなぁ。


よく喋る熊とか、
一話に付き一回喋るか喋らないかの主人公。
適当に殺されるその他大勢。
無機質で冷たい建造物と、グロテスクなドローンの対比、
とにかくガリガリとしている敵サイドの人達。
うーん個性的。
わざわざ見開きで出てきてるのに、
次に登場すると処刑されてたりと、
とことん人の生き死にに関しては無感情に進む。


話の筋ってのはたぶん漫画では重要で、
先の読めない展開っていうのは褒め言葉になるはずなんだけど、
BIOMEGAは伏線とかも特に張らずに勢いで描いてる感もある。
その上で先の読めない展開になってるんですが、
漫画に話や展開の面白さを求めてる人には、
この漫画はつまらなく映ると思う。


何事にもストーリー性だとかを求めていない人や、
何も考えなくても観られる映画が好きな人だと、
この作品を堪能できるんじゃないかな。

ともあれ、「何も考えずに読める」漫画として、
自分の中ではとても面白い作品です。
ただ話が進行していっても、登場人物の関係etcにフォローが入らないので、
その内自分でもチョロッっとまとめてみる予定。
あらすじとか登場人物とか、ああいう前書きが弐瓶モノには合わんし。
これでいいのだ。

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