昨日は昼間はセンバツ高校野球、夜はシンクロ、女子のフィギュアスケートとテレビ漬けの一日であった。野球は期待していた大阪桐蔭高校の中田選手はノーヒットでいいところが無くガッカリだ。期待が大きければそのショックは比例する。今回はピッチャー中田が見れたので良しとしよう。７対０で大阪桐蔭高校が勝ったので次の試合で是非ともホームランを打って欲しい。
夜はシンクロとフィギュアスケートが同じ時間帯で重なりチャンネルをアッチ回しコッチ回しと大忙しであった。シンクロのデュエットは、よくもまああれだけ二人が揃えることが出来るものだと感心する。体操の選手は太ることは許されないので見ていて痛々しいがその点シンクロの選手は脂肪をつけなければならないので女性らしくてとても良い。
鈴木、松村組がお見事の銅メダルを獲得したがオリンピックともなれば各国とも目の色を変えてくることが予想される。金メダルはロシアが図抜けているので確定いるようなものだがそれ以降のメダル争いが見物である。シンクロのあのケバイ化粧はアップで見れば気持ちが悪いのは私一人だけそう思うのであろうか。化粧も見栄えに影響しているからやっているのであるがシンクロ以外では許されない。本来はプールに入るときはスッピンで化粧は落とさなければならない。
フィギュアは安藤選手がほぼ完璧で２位につけているが優勝候補の浅田選手はトリプルアクセルの予定の所がシングルになり得点に大きく影響して出遅れてしまった。
韓国のキム選手が抜群の出来で１位であるが今日のフリーで果たしてノーミスでやれるかどうか。過去の浅田選手も初日はダントツで１位で最終日失敗したことがある。浅田選手は明日はノーミスで金メダルを狙うとインタビューに答えていたが得点差からみて逆転優勝は至難の技と言わざるを得ない。その点、安藤選手はキム選手の後に演技なので彼女の出来、不出来で演技の構成が出来るので逆転の目はある。なんと言ってもいざと言うときには彼女には４回転の大技がある。平常心で望めるはどうか今夜が見物だ。
プロ野球はパリーグは今週から開幕するがセリーグは来週からである。タイガースはオープン戦は当初は１勝しか出来ず１勝６敗のぶっちぎりの最下位であった。所が、勝ち始めたら勝つは勝つはで本日も快勝して８連勝と桜に先駆けて満開になってしまった。これは球団新記録のようだ。来週の開幕時には散り始めにならねば良いがと変な心配をしてしまう。野球と言うものはよく出来ていて連勝の後には連敗が待っている。オープン戦は残り２試合になった。次の試合に負けて最後の試合に勝つのが理想なのでしゃかりきに勝ちにいくことはない。今年も期待しても大丈夫だ。早く開幕しないかと指折り数えて待っている。まるで子供の頃の正月を待つ気分だ。
ギャンブルにはツキと言うものがある。麻雀で自分にツキがあるときに下手なことをすればツキが何処かに飛んでいってしまいツキを取り戻そうと思っても容易なことではない。
先週の土、日と今週の土、日は競馬で、このツキが私に微笑んでくれている。
競馬は一日１～１２レース行われるが中山競馬場、中京競馬場、阪神競馬場の三場に手を出し、しかも全レースなので一日トータルでプラスになるのは至難の技と言わざるをえない。競馬を予想している専門家が１０人いてもプラスになるのはせいぜい２人くらいなものである。マン馬券もこの４日間で７回ほど取ることができた。
競馬で勝とうと思えばレースを絞ってやらねばならないのは百も承知だがこれがなかなか出来ない。日曜日の夜はいつも競馬で負けて落ち込むのだが先週、今週と４日連続でプラスを計上すれば心は自然とウキウキしてくる。今夜は長男が帰省していたので祝勝会で豪華な刺身を買ってきて二人で食べた。女房は婆さんのご機嫌伺いと姪の最後の演奏会を聞きに早朝に鳥取へ出かけ私は爺さんの面倒を見ている。長男は夕食を食べたらトンボ帰りで山梨へ帰ってしまった。感心なことに午後に爺さんを散歩へ連れ出してくれほめてやろう。来週は調子に乗ってバンバン買えばツキが逃げるかもしれないので無理をしないでチョコッとだけ手を出すつもりである。
昔は競馬で勝てば浮いたお金でおみやげに果物を買って帰っていたがここ何年もそのようなことをしていない。自慢ではないが即ち負けでばかりなのである。女房にはいくら負けたとかいくら勝ったということは言わないことにしている。聞けば家庭不和の元になる。
この一週間は寒の戻りで日中の気温は１１度くらいしか上がらない。それまでの気温が高
過ぎたのでおかしな気分だ。梅の花はあっと言う間に散ってしまうと予想していたがこの寒さでかろうじて枝の先端にまだ残っていた。梅の次は桜の開花が待たれるところであるがその間に咲くのが畑に植えている紅すももの花だ。畑の野菜が紅すももの木で日陰になり影響があるので切り倒すつもりであったがつぼみがついたので花が散ってからでも遅くないの
でそのままにしておいた。まだ咲き始めなのでしばらく楽しめる。
紅すももはバラ科、サクラ属で原産地は西南アジア、コーカサスである。枝は私のように素直で上へ上へと伸びていく。年に一度は剪定をしなければ八メートルくらいになってしまう。実を付ける夏にひよどりが食べつくさなければ切り倒すのをためらうことであろう。
連日海の向こうのメジャーリーグの日本人選手の動向を日本のマスメディアは大々
的に報道している。今日のスポーツ新聞を見れば今年メジャーリーグへ移籍した各選手の状況を克明に報道し、ざっとこんな調子である。
桑田練習再開、ねんざの左足軽傷だった
岩村、６戦12打席目で初安打
岡島が７アウト４Ｋ、乱闘も初体験
松坂、３試合目の登板で初失点 ２本塁打浴びる
井川、２ラン浴び２失点 岩村は初安打
松坂が最初に登板したときはアマチュアの大学生相手にもかかわらずＮＨＫが中継した
のにはあきれてしまった。メジャーリーグの試合はオープン戦より本番の方を中継してくれたらそれでよい。国内に目を向ければ我らのタイガースはなかなか勝てない。しかしこの時期に一喜一憂していてはペナントレースの途中で息切れしてしまう。オープン戦はあくまで本番に向けての調整のための試合である。ベテランは開幕に合わせて調整している。中日の監督の落合が現役のときはバットを握るのはキャンプに入ってから随分あとからであった。阪神タイガースはオープン戦の結果はいまだに一勝だがこれは若手をしばらく試していたからであって何も問題はない。これから二週間でピークにもっていってくれることであろう。オープン戦で首位のチームは今まで優勝したことがないと言うジンクスがある。これでいいのだ。と言いながら打つほうがチョット心配だ。
野球は点を取らねば勝てないゲームだ。
