今日もポカポカ陽気で梅林を散歩してきた。青谷梅林は中(なか)梅林と市辺(いちのべ)梅林からなっている。
市辺梅林は山城青谷駅から遠く(2キロほど)国道307号線沿いなので観梅におとずれるお客さんは少ない。今日は主に市辺梅林を見てきたが観梅客には誰も会わなかった。高い所から見る梅林はまるで白いじゅうたんを敷いているかのようである。
梅林の傍には大抵、竹林がある。この当たりは山城タケノコで有名で5月のゴールデンウィーク頃までタケノコ掘りが楽しめる。
各家の庭には梅の木が大抵植えてある。これを見て回るのもこの時期の楽しみの一つだ。
しだれ梅に紅梅が本当に多い。
梅はもともと中国原産の花で日本には中国が唐の時代に遣唐使が種苗を持ち帰ったと推測されている。当初は白梅だけだったが紅梅は1,160年くらい前に初めて植えられたとのことである。即ち白梅から100年後と言うことだ。
万葉集で詠まれた花の最多は、萩の約百四十首で次は梅の約百二十首である。桜は驚くなかれたったの四十余首にすぎない。