ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

熱闘甲子園 最終章 ”東海大相模(神奈川)対仙台育英(宮城)”

2015-08-20 18:54:10 | スポーツ

8月20日(木曜日)
100年の節目を迎えた、第97回高校野球選手権大会は今日は決勝戦です。昨夜からの豪雨で、順延になるのではと思っていました。
午後1時プレーボールです。雨は上がりましたが、甲子園のグランドコンデションが気になります。もしも開始時間をずらして行われるのであれば、プールで泳いでからテレビ観戦しましょか。
1時前にテレビのスイッチを入れました。甲子園球場が写し出されると、絶好のグラウンドコンデションでは有りませんか。さすが、水はけの良い日本一の球場です。
雨の心配が無いようなので、安心して観戦出来ます。45年ぶりに優勝するか東海大相模高校。東北に初の真紅の優勝旗を持ち帰ることが出来るか仙台育英高校。
東海大相模の先行で試合が始まりました。いきなり先頭打者がヒット。

次打者はかたくバントで得点圏に走者を進めます。ここから東海大相模が連打を重ね2点を先制しました。

プロ野球でも投手の立ち上がりは難しいようです。3回に東海大相模が2点を追加し4対0.

東海大相模は好投手小笠原なので、この4点は致命的になるのではと思っていましたが3回の裏、仙台育英がエラーに乗じて3点を取り4対3.

これで試合が面白くなって来ました。次の1点は果たしてどちらに入るか、興味津々で試合を見守ります。4回の表、東海大相模が2点を追加し6対3.

こりゃ一方的な試合になるのでは。6回の裏、ここから仙台育英が反撃し、ついに6対6の同点です。

決勝戦にふさわしい試合になって来ました。同点になれば仙台育英のエース佐藤世那投手は、俄然元気が出てきました。7回8回は両校ともゼロで、いよいよ最終回9回です。
東海大相模はエース小笠原が、先頭打者で何とホームラン! 地方予選でも打ったこのないホームラン。仙台育英の佐藤投手は、何気なく投げた1球が命取りになり、7対6で東海大相模が再度リードしました。フォークボールが高めに浮き完璧に打たれましたが、フォークボールの怖さはここに有ります。球が落ちなければ、ただのボウダマです。勢いに乗った東海大相模。気落ちした仙台育英の佐藤世那。この影響はモロに出ます。あれよあれよと言う間に3点を追加し、10対6と東海大相模が突き放しました。

4点差がつけば東海大相模が断然有利です。
仙台育英の反撃を期待しましたが、三人ともフライを打ち上げゲームセット。45年ぶりに東海大相模高校の優勝です。
東海大相模高校45年ぶりの2度目の優勝おめでとう!
東海大相模高校の門馬監督45歳。

奇遇ですね。門馬監督は、原貢監督の父の下で、野球を教えもらった監督です。原貢監督は言わずと知れた、巨人軍監督の父です。きっと嬉しい45年ぶりの優勝報告を、墓前にすることでしょう。11度目の東北勢の決勝進出でしたが、仙台育英は残念ながら今年も東北へ優勝旗を持ち帰ることが出来ませんでした。仙台育英の佐藤世那投手は、準々決勝、準決勝、決勝と一人で投げぬき、立派としか言いようが有りません。一方の東海大相模には小笠原、吉田の二人の好投手がいます。その差がこの試合に出たような気がします。
14日間に渡って繰り広げられた第97回高校野球選手権大会は、順延も無く無事幕を閉じました。表彰式で両チームの選手の表情は対照的でした。東海大相模高校は、優勝に感激してほとんどの選手が嬉し涙を流し、仙台育英の選手は、悔し涙を流している選手は3人でだけ。


東北へ真紅の優勝旗が渡るのは、果たしていつになるでしょうか。ドラマは永遠に続きます。感動を有難う!

コメント
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