まーちゃんう～ぽ～ライブを楽しむ

２月１０日（土曜日）
同郷の歌姫、種まきピアニスト りほ♪　「御舩 里帆」 　さんからメールが来た。
２月１０日に、梅田でワンマンライブします！
みんなに元気とスマイルを届けられるように、バンドメンバーみんなで、燃えています。
ぜひぜひきていただきたいです。ご都合つきそうでしたら、よろしくお願いいたします！
１１日には愛するシーサーロッカー「城間健市」さんのライブが京都山科ライブスタジオ５８であるので、すでに予定に入れてある。二日続きのライブで愛妻には気が引けるが、同郷のりほさんを陰ながら応援しているので行くを選択した。行くと決めれば、ダメもとで予約のメールを日付の変わる３０分前にした。当日と予約では入場料金は５００円違う。４時前の電車に乗ろうと、愛妻に京田辺市駅まで送ってもらった。
途中で今夜の大阪梅田のライブハウス「ＡＫＡＳＯ」の地図をテーブルに置き忘れているのに気付いた。「あんたはそそっかしい」の苦言を有り難く頂戴した。開場は５時で６時開演なので、通りすがりの皆さんに聞けば行けるだろうと電車に乗った。電車でライブ友達の「はるちゃん」に何を目印に行けば良いのかメールをした。返事は「きゃ～難しい質問。くぎみんに聞いた方が賢明かと・・・」。５時過ぎに大阪駅に着いた。地図をアウトプットしたとき、阪急東通り商店街が頭に残っていたので、阪急東通りを歩いた。地図を見た感覚ではこの辺りではとキョロキョロ見渡した。目に入ったのはポリスマン。これ幸いと尋ねた。雑踏の中では聞き間違いもする。左に行くも見当たらない。ならばと右へ行って見る。丁度宅配の兄ちゃんがいたので聞けば１０メートル先だった。ＵＭＥＤＡ　ＡＫＡＳＯの壁の字を見てホッとした。

受付で名前を言うと手書きで私の名前があった。５００円もうけた気分だ。座席は自由席なので空いている席を探した。前列から２番目の真ん中に座れた。はるちゃんが気を利かし、ライブ友達のるみ子さんに私に場所を教えてやってと連絡していた。るみ子さんから電話が入っていたが騒音で気がつかなかった。無事に着いた旨連絡をした。
ライブは６時過ぎから始まった。
今夜のライブは１～３部構成で、５０分唄って１０分休憩。今夜の主役”まーちゃん”は、とにかく全国の人にまーちゃんバンドを知って欲しいと願っている。ライブでは写真撮影禁止、録音禁止がほとんどだが、彼の口からでた言葉は間逆だった。「写真も撮ってくれ。録音もしてくれ。youtubeにもアップしてくれ」。

相変わらずまーちゃんは酒が大好きだ。口では「酒を与えないで下さい」と言っているが、ステージにはファンが泡盛の水割りを差し入れする。１ステージに３～４杯だろうか。

どのステージも趣向を凝らし楽しさ満載だった。プドゥリ太鼓の皆さんによるエイサー。

レキオのライブで顔見知りの三好史子さんのフラダンス。てぃんさぐぬ花 に会わせて踊ります。

手つき腰つき顔つきどれをとっても絵になっている。聞くところによれば、彼女はフラの指導者のようだ。さすが”ふみふみ”だ。
今日、２月１０日は旧暦の１月１日で、沖縄では今でも盛大に祝っているそうだ。今日は「まーちゃん」の３８歳の誕生日で、お祝いのケーキやらプレゼントがステージに運ばれて来た。会場の皆さんでハッピーバースデートゥユーの歌で祝福をした。

島唄、安里屋ユンタで盛り上がり、「世界から戦争を無くすため俺は唄っています」戦争は繰り返したくないの思いで作った新曲は「琉球の風」。オジィ、オバァのために心を込めて唄いますと宣言して唄ってくれた。魂のこもっているいい唄だ。３時間半のライブはそれこそ瞬く間に過ぎ去った。

彼はとにかくエネルギッシュの塊の男だ。モンゴルの砂漠に緑をと植林をしたり、福島で津波で親を無くした子どもを自分の故郷西表島に招待したり、東北に慰問ライブに何度も行っている。秋には毎年大阪服部緑地音楽堂で無料ライブ「風人の祭」を開催している。少しでも出助けと一人の男性がまーちゃんに大枚を手渡した。私も熱い男”まーちゃん”を応援しない分けにはいかない。一人が二人になり、最後は三人になった。今まで大枚を寄付したことがあっただろうか。八重山高校を出てから三線を弾き始めて１８年。世界を平和に変えていくために琉球の風を吹かす熱き男「まーちゃん」。今年こそは紅白歌合戦 にでるぞと夢みている”まーちゃん”。

ちばりよ～！と応援している。「ゆみちゃんですね」と可愛らしい女性が声をかけてくれた。「貴女はどなたでしたか？」と聞くとfb（フェースブック）友達のkawamura maki
さんだった。顔は初めて見た。滋賀のまきちゃんと言い、マキの名前の付く方は小柄なキュートなお嬢さんばかりだ。

ライブ後はレキオのライブで顔馴染みの「はるちゃん」「るみこ」さんの三人で、近くの居酒屋で杯を傾けた。

こんな機会はめったにない。飲み食いの１時間なんてそれこそアッ！だった。何とか終電車に飛び乗ったが、惜しいかな京田辺駅の手前の松井山手駅止めだった。

【お　知　ら　せ】
南ぬ風人（パイヌカジピトゥ）まーちゃんバンドは、これまで４６都道府県でライブをしてきました。残る１県は、それは「鳥取県」です。鳥取県はキーボード奏者「愛称：りほじ（御船里帆）」さんの生まれ育った所です。
彼女の主催で、鳥取県でライブをやることに決定しました。鳥取にお住まいの方、沖縄民謡大好きな方は是非足を運んで楽しんでください。

開催日時：２０１３年５月１８日（土曜日）１８：００～
開催場所：鳥取市文化会館

【参　　考】
・南ぬ風人（ぱいぬかじぴと）まーちゃん（山下正雄）：西表島で１９７５年２月１０日に生まれる。今日で３８歳になった。
・愛称りほじ（御船里帆）：鳥取市（末恒）で１９８４年３月に生まれる。今年２９歳になる。

・パーカッション　あおい

メジロの即死

２月１０日（日曜日）
”ドーン！と鳴った花火だ綺麗だな♪”と言いたいところだが違った。 「来て！来て！」 の叫び声で何事が起きたのかと飛んで行った。
「どうしたの？」 「鳥が」 「どこや？」 「そこそこ！」 「見えんなぁ」 「腰を下ろせば見えるよ」
腰を下ろして葉の下を覗き込んだ。

腹を出して１羽の鳥が伸びている。手に取ったのはモチロン”とり”だ。面を見れば目の周りが白い。

メジロだ。まだ温もりがあるので、息を吹きかえすかと期待したが、頚椎骨折で即死のようだ。
過去に何度も雀がガラス窓にぶつかり、伸びている姿を見たことがある。いつもは捕獲に行くと息を吹き返し飛んで行く。家の中にツバメや雀が入ってくると追っ払うのに大騒ぎになる。ほっておけばアチコチで、鳥も人間と同じくクソをする。クソッ！と言いながら追いかける。
メジロを触ったのはいつ以来だろうか。思い起こせば半世紀以上の昔だ。高校生の頃、友達と「おとりのメジロ箱」を持って山に行き、トリモチをつけて捕獲した思い出がある。
今もそうだが、その当時もメジロは捕獲してはいけない 鳥だった。