ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

花の名前をまた一つ覚えてしまった

2011-06-15 00:07:04 | 

このところ車で走れば、土手の至る所で黄色い鮮やかな花を見かける。

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こんな花は昔は見たことが無かった。何と言う名前の花だろうか。
知らない花を見ても、そばに誰もいなければ聞く事もできない。鳥取へ行った時、地元の海岸沿いにも沢山咲いていたので、増々気になる。
そんな折りに、妹の家で新聞を読んでいると、この花の写真が掲載され駆除作戦をやっていた。
オオキンケイギク 県の駆除作戦は5月末にスタート。群落が数多く確認されている国道53号沿い(鳥取市八坂)や東郷湖畔(湯梨浜町)で行われ、今後は国道9号沿い(北栄町)や米子道周辺(米子市)で予定している。外来生物法で栽培のほか運搬も罰則付きで禁じられているため、その場で数日間放置し、枯らせてから処分する必要がある。”
そっかーこの花は 「オオキンケイギク」 と言う名前だったのか。
名前が分かれば調べるのは容易だ。
オオキンケイギクは北米原産のキク科の多年草で、5~7月に花を咲かせる。1880年代に観賞用として国内に持ち込まれ、戦後も長く「美しい花をつける緑化用植物」として道路の斜面や花壇に植えられてきた。しかし、繁殖力が強いうえ、背丈が低い野草への日照をさえぎってしまう。その結果、カワラナデシコやツメレンゲなどの固有種が姿を消してしまう。これは大変と、2006年に外来生物法に基づき特定外来生物として栽培・譲渡・販売・輸出入などが原則禁止された。我が家のカワラナデシコは、そんなの関係ねぇと今年も元気に咲いてきた。

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特定外来生物の指定を受けてからは、全国各地で駆除が行われるようになったそうだ。
と言うことは、綺麗な花と思って土手から引きぬいて持ち帰り栽培は出来ないと言うことだ。だけども、この花を見て特定外来生物と何%の方が知っているのだろうか。
貴女は、この花の名前をご存知でしたか?

【参  考】
・和名: オオキンケイギク (大金鶏菊)
・科名 :キク(Compositae)
・学名: Coreopsis lanceolata
・英語名: Lanceleaf tickseed
・原産地 :北アメリカ(ミシガン~フロリダ、ニューメキシコ)
・特徴 :キク科の多年生草本で、高さは0.3~0.7m程度である。温帯に分布する。路傍、河川敷、線路際、海岸などに生育する。
・開花期は5~7月。頭状花。虫媒花。痩果をつける。

コメント
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