夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

認知症が進行しても「施設に入らず、自分の家で過ごせる人」に共通する資質、真摯に私は学び・・。

2022-07-15 11:48:31 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【幻冬舎ゴールドオンライン】の『健康』を見ている中で、
『 認知症が進行しても「施設に入らず、自分の家で過ごせる人」に共通する資質 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住んでいる。


こうした中、私たち夫婦にとって難題は、

やはり晩秋期の不安は、いつの日にか、介護・要となり、
介護施設にお世話になる時と思われる。


                    

こうした中、要介護認定されている場合は、
特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)などの介護施設のほか、
有料老人ホーム、 介護型のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などを学んだりしてきた。              

そして私たち夫婦は、いつの日にか『要支援』までであったら、何とか自宅で過ごせると思われるが、
やはり『要介護』になってしまったら、やむなく介護施設に入居すると思案したりしてきた。

しかしながら介護施設の多くは、共同生活に伴い、

何かと制約が多いと思われ、できる限り《・・自分の家で過したい・・》、
と思ったりしている。

こうした真情を秘めている私は、今回の表題の記事を読んでしまった・・。



この記事は、高齢者医療に精通されている近藤 靖子さんの寄稿文であり、
【幻冬舎ゴールドオンライン】の『健康』に於いて、7月12日に配信され、
無断であるが記事を転載させて頂く。


《・・「まだ大丈夫と思いたい。でも、知っておけば準備できる。」
  高齢者認知症外来・訪問診療を長年行ってきた専門医・近藤靖子氏は、
書籍『認知症のリアル 時をかけるおばあさんたち』のなかで、
「自分の家でできるだけ長く過ごすための秘訣」について解説しています。



☆独居で介護サービスを受け入れた暮らし

認知症高齢者が増えているということは、よく話題になりますが、
多くの人は、自分は大丈夫だろうと思っています。

ところが、実は誰でも認知症になる可能性があります。
ある研究では、85歳以上の高齢者の3人に1人、
そして90歳以上の2人に1人は認知症であるということが報告されました。

認知症になる最大のリスク要因は、高齢であるということ、
すなわち長生きすればするほど、
認知症になる確率が高くなるということです。

高齢化していく日本社会においては、
認知症は、例えば癌のようにありふれた病気なのです。

 癌の場合も、2人に1人の割合で、
生涯の間に癌になる可能性があると言われています。 

認知症とは、脳の働きが衰えて、日常生活に支障をきたしている状態を言います。
年を取ると誰でも脳の働きが落ちてきますが、
自力で身の回りのことができていれば、何とか生活できます。

 高齢で、仕事もとっくに退職していれば、
高度な脳の働きや、正確さまでは必要ありません。

扉に鍵をかけたかどうか忘れてしまったらもう一度確認すればよいし、
財布をどこに置いたかわからなくなったら片っ端から探せばよいわけです。



でも、人間らしく生きるために、基本的なことがうまくできなくなってきたら、
ほかの人からの介護サービスが必要になります。

基本的なこととは、次の3つです。
食べること、
排泄すること、
そして清潔を保つことです。

 認知症が進んでくると、まず、計画的な買い物や
調理などの複雑な家事ができなくなります。

庭の手入れや掃除などもできなくなり、
また、汚くても平気になってきます。 

さらに認知症が、中等度から高度に進行してくると、
入浴をしなくなり、尿失禁や便失禁をきたし、その後始末もできなくなってきます。

この段階では、日常的な介護が必要になります。
 ところが特に独居している高齢者では、
介護を拒否して受け入れられない人が多く、家族も対応に苦慮します。



☆「認知症のかなり進行したAさん」に医師が驚いたワケ


私たちは、以前、進行した認知症があるのに、
とても上手にヘルパーによる介護を受けて、
暮らしているAさんの訪問診療を行っていました。 

Aさんは、独居高齢者ですが、
1日に2回ヘルパーさんに来てケアをしてもらっています。

親戚の人が隣の家に住んでいますが、
日中は仕事があり、帰宅してから訪ねてくれます。 

Aさんの認知症はかなり進行していて、
他人との意思の疎通は、困難なレベルです。

 起きている時は、ニコニコと笑顔でよくしゃべりますが、
意味は、お互いに通じません。

トイレは、伝い歩きでほぼ自分で行きますが、時々失禁します。


 
Aさんは、自分がデイサービスに出かけるのは嫌がるので、
家にサービスを導入するようになりました。

何人かのヘルパーさんが毎日順番に来ては、
食事を作ったり、部屋を掃除したり、身体保清のケアをし、
Aさんは、相手が誰でも比較的スムーズにケアを受け入れます。 

介護サービスがとてもうまく遂行できていて、
私たちがいつ訪ねても部屋は綺麗に掃除されており、
Aさんも清潔な服を着て、テーブルにちょこんと座っていました。 

家族に直接介護されず、施設にも入らず、
こんなに快適に自分の家で暮らせるなんて、と私には驚きでした。

 穏やかで時間が止まったような日々が、数ヵ月続きました。

ところがある日、Aさんは部屋で倒れているところをヘルパーさんに発見されました。

すぐさま病院に救急搬送され入院治療を受けましたが、
3日後に死亡しました。
ピンピンコロリの見本のような最期でした。 

こういう最期は、希望してもなかなか実現しませんが、
自分の家でできるだけ長く過ごすためには、
「他人からのケアをスムーズに受け入れる」という資質が大切なようです。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 



今回、高齢者認知症外来・訪問診療を精通している近藤靖子さんの寄稿文に導かれて、
《・・認知症が進行しても「施設に入らず、自分の家で過ごせる人」に共通する資質・・》、
多々教示させられたりした。

これまでの私は、介護施設にお世話になる決断する時として、
恥ずかしながらトイレに間に合うづに、オシッコなどを漏らしてしまった時・・
と思い馳せてきた。

もとより認知症に遭遇してしまった時は、家族とか近所の御方に、
ご迷惑かけると思われるので、認知症が進んだと自覚した時は、
無念ながら介護施設にお世話になる時と、思案してきた・・。

今回、《・・自分の家で、できるだけ長く過ごすためには、
「他人からのケアをスムーズに受け入れる」という資質が大切なようです。・・ 》、

と学び、もしかしたら私は少し範疇に入るかしら、と微笑んでしまった・・。



私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら歓談したりしている。

こうした中、新コロナウィルスの烈風の以前は、
私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、 女性グループの御方たちと、
話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしていた。

いずれも新コロナウィルスの烈風で、世の中は様変わりとなり、
私も閉塞感を感じながら、人気の少ない処、時間を配慮して、
独りで散策したりしてきた・・。

こうした中でも、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。 




このような私は、見知らぬ御方にも人見知りもなく、
私に対して温かな言動をされると、
素直に、感謝致しますょ・・と呟(つぶや)いたりしてきたので、
今回の課題に、大丈夫かしら、と微笑んだりしている。

しかしながら男の癖におしゃべりが好きな私は、
うるさいわょ・・静粛にして下さい、と周囲から苦言されると思われるので、
やはりダメかしら、と微苦笑したりしている。
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誤嚥性肺炎を防ぐ世界初の「とろみが付く飲料自販機」、高齢者の私は学び、朗報と微笑み・・。

2022-07-14 14:33:10 | 喜寿の頃からの思い
先程、ヤフー・ジャパンより配信されたニュースを見ている中、
『 誤嚥性肺炎を防ぐ世界初の「とろみが付く飲料自販機」、
           植物由来で安全、味にも影響なし 【愛知発】』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。



 
こうした中、私は朝食、夕食の時、家内と共に頂いているが、
私は亡き母の遺伝を素直に受け継いだ為か、男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したりしている。

そして私は、食べながら家内に話したりしていると、一か月に一度ぐらい、
食物が食道へ入るべきものが気管に入ってしまうらしく、
一分ぐらい、むせたり咳き込んだりすることがある。

こうした時、家内は
『高齢者になると誤嚥(ごえん)になる人が多いから、気を付けてねぇ・・』
と私は言われたりしている。

私は5年前の頃までは、こうした体験がなく、
やはり高齢者になると食べ物がのみ込む力の嚥下(えんげ)の力が衰えたのかしら、
と戸惑いながら不安を秘めたりしている。

そして家内も、数か月に一度ぐらいあるから、私も気を付けるわ、
と私に微苦笑しながら言ったりしてきた。



こうした私たち夫婦は、誤嚥(ごえん)について、
少しばかり体験をしてきたので、やはり注意1秒で食べる時、お茶を飲む時は、
ゆっくりと頂くことが肝要だなぁ・・と思い深めてきた・・。

このような嚥下(えんげ)の力衰え、そして誤嚥(ごえん)に関しても、
一歩間違えると死のリスクがあると学んだりしてきたが、
今回、《・・誤嚥性肺炎を防ぐ世界初の「とろみが付く飲料自販機」・・》って、
具体的にどのようなことなの・・と私は学ぼうと精読してしまった。





この記事の原文は『東海テレビ』のWEBの記事として、
関連の【 FNNプライムオンライン 】が6月30日にとして配信され、
無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。

《・・
誤嚥性肺炎を防ぐ世界初の「とろみが付く飲料自販機」 植物由来で安全、味にも影響なし【愛知発】 (fnn.jp)
    東海テレビ2022年6月30日 木曜 午後4:00この記事の画像(11枚)



全国の約9000カ所で採用されている「とろみがつく自動販売機」。
世界で初めてこの自販機を作ったのは、愛知県の町工場だった。

どこの街角にもある、コップ式のドリンクを売っている自動販売機かと思いきや、
よく見るとボタンの中に「とろみ」の文字が。

このボタンを押せば、アイスココアもトロトロになる。

リポート:
飲みやすくなるのはもちろん、

味が濃く「ギュッ」となっているような感じがして、
すごくおいしいです

他にも、抹茶ラテやレモネードまで、何でもとろみをつけられる。


この自販機を作ったのは、愛知県大府市に本社がある「アペックス」。
カップ式の自販機などを製造しているが、
とろみをつけた飲み物の自販機を作った理由とは?

アペックスの担当者:
高齢化社会にともなって、嚥下(えんげ)機能に障害を持った方が増えてきた。


何か対応できるものはないかということで依頼がきまして
通常、食べたものは気管への弁を閉じて食道へいくが、
高齢になるとその弁を閉じるスピードが遅くなり、
誤って気管に入って「誤嚥性肺炎」を発症してしまうこともある。

この誤嚥性肺炎により5万人近くの人が亡くなっていて、
2021年度の死因では6位だった。


そのリスクを軽減してくれるのが、このとろみつき自販機。
飲み物にとろみがつくと、喉を通過するスピードが遅くなり、
誤嚥を防ぐ効果が期待できる。

アペックスの担当者:
キャベツ由来の微生物の動きによってできる酵素を使っている。

ドレッシングや化粧水にも含まれているような、
ちょっとトロっとしたような成分になるんです

植物由来の安全なとろみ材を使い、
飲み物の味を損ねないように分量を調節。
開発に2年をかけた。

2018年に発売し、今では病院や介護施設、百貨店や高速道路のSAなど、
全国約900カ所に採用されている。



「おおぶ文化交流の杜」では、2年前に設置した。

おおぶ文化交流の杜の館長:
飲み込みに不安がある方も、安心してお楽しみいただけるかと思い、導入を決定しました。


休憩スペースの方で、お年寄りとお子さんが一緒に
飲み物を楽しんでいる姿を見ると、よかったなと思います

アペックスの担当者:
これからも高齢化社会が進んでいきますので、

こういったマシンを導入していただいて、
みんながハッピーになれるような提案ができればと考えています
(東海テレビ)?? 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、《・・誤嚥性肺炎を防ぐ世界初の「とろみが付く飲料自販機」・・》、
初めて学び、高齢者の多くの御方にとっては、朗報かしら、と微笑んだりした。

ここ2年半、コロナ烈風に伴い、いまだマスクを手放せない状況が続いている。

こうした中で、《・・外出や会食の自粛が引き続き求められる中、
「声が出にくい」、

「むせやすくなった」などと訴える人が増えている。

これは、会話する機会が減り、声を出さなくなったことによる
“のど老化”が進んでいるサインかもしれない ・・ 》

このような記事を読み、私も憂い、危惧したりしてきた。




そして、『のどの衰えから誤嚥性肺炎にも』と記事を読んだりしてきた・・。

《・・厚生労働省が発表した「2020年人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、
昨年の誤嚥性肺炎による死者数は4万2746人で、3年連続で増加している。
それ以外の肺炎による死亡者は7万8445人で、
両方を合わせると12万1191人となり、死因別死者数の第4位に位置する。

※厚生労働省「2020年人口動態統計月報年計(概数)の概況」より
※厚生労働省「2020年人口動態統計月報年計(概数)の概況」より

「肺炎を予防するには、肺炎球菌ワクチンを接種することと、
歯磨きやうがいなどの口腔ケアをして、
口の中を清潔に保つことが有効というエビデンスもあります。

こうした事態になる前に、誤嚥性肺炎を防ぐ世界初の「とろみが付く飲料自販機」は、
手軽で安心に飲める高齢者の健康を保つ「飲料自販機」だなぁ・・、
と微笑んだりしている。

尚、無念ながら私は、「とろみが付く飲料自販機」は、
無念ながらお逢いしてことがなく、いつの日にか・・
めぐり逢える、と楽しみのひとつになっている。

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安倍晋三元首相の「国葬」待望論、或いは政府「国民葬」模索、無学な私は学び・・。

2022-07-13 14:11:10 | 喜寿の頃からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
先程、ヤフー・ジャパンから報じられたニュースを見ている中、
『 安倍氏「国葬」待望論 法整備や国費投入課題 政府「国民葬」模索も 』、
と記事の見出しを見たりした・・。


私は政治にも専門知識がなく、テレビ、新聞、書物で学ぶ程度の身であり、
今回の安倍晋三元首相が、参院選の街頭演説中に銃撃され、
やがて死亡されたことに、動顛してしまった・・。

そして卑劣な犯行をした人は、過ぎし『
森友学園』問題の波及から、
発生した財務省決裁文書の改竄問題の影響に伴い、
自裁された赤木俊夫さんの関係者かしら、と私は妄想して、
震撼してしまった・・。

後日、犯行に及んだ山上容疑者は調べに対し、
『政治信条への恨みではない』と話しつつ、
『特定の宗教団体に恨みがあり、安倍元首相と団体がつながっていると思い込んで犯行に及んだ』 、
と私は知り、愕然した・・。



私は政治にも疎(うと)く、近現代史など歴史に興味あるひとりであり、
政治家は権力と重責が収集するので、一般社会人より遥かに言動が注視され、功罪も追及される人であり、
在任中に功績が7割、罪悪が3割で有ったら、十二分に責務を果たした、と私は評価している。

代表的な御方は、あえて表示すれば、元首相の田中角栄さんである。
             

今回の安倍晋三元首相に関しては、特に世界の主要国の御方と精力的に交流され、
日本の首相として、稀な御方と感じてきたので、
今回の死去は、日本の国家としての大きな損失・・と失意を深めたりした・・。



この後、たまたま『プレジデントオンライン』の7月11日の配信に於いて、
作家で元外交官の佐藤優さんが、寄稿されて、
「日米同盟の強化とともに、日米同盟の枠内で日本の独立を確保することを真摯に考え、
そのためにロシアとの関係改善を図っていた。・・」


こうした主旨を読み、私たちの国民の多くの御方が報じられない、
国家の運命を左右される重大なことに首相在任中は奮闘されていた・・
と初めて私は学んだりした・・。



この後、『時事ドットコムニュース』の7月12日に於いて、
《・・政府は11日の持ち回り閣議で、
8日に死去した安倍晋三元首相を従一位に叙するとともに、
最高位の勲章である大勲位菊花章頸飾を贈ることを決めた。
併せて大勲位菊花大綬章も授与する。

戦後、大勲位菊花章頸飾を受章するのは首相経験者の吉田茂、佐藤栄作、
中曽根康弘各氏に続いて4人目。いずれも死後の叙勲。・・》

このようなことを学び、首相在任中は多岐に及び奮戦された御方であるので、
授与されることに、私は好感したりした。

このような心情を重ねてきた私は、今回、
 安倍氏「国葬」待望論 法整備や国費投入課題 政府「国民葬」模索も 』、
と題された記事を、どのようなことですか、と思いながら記事を読んでしまった・・。

この記事は、『産経新聞』より配信されたWEB記事で、
7月12日 22:24配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。



《・・参院選の街頭演説中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相の政府主導の葬儀について、
自民党内や保守層から「国葬」を求める声が上がっている。

ただ、元首相の葬儀に国費を投じることには批判的な意見も根強い。
 国家に貢献した功労者をどう弔うのか─。

政府は今後、検討を進めるが、米国をはじめ諸外国が異例の弔意を示す中、
日本自身の対応が問われている。 

「現時点で政府として決定していることはない。
過去の例や遺族の意向も踏まえて検討したい」
 松野博一官房長官は12日の記者会見で、安倍氏の国葬を行う考えがあるかを問われたが、
明言を避けた。

 過去の例に照らせば、国葬となる可能性は高くない。
法的根拠となる国葬令は、昭和22年に失効している。

同42年に生前の功績を考慮して吉田茂元首相の国葬が例外的に行われたが、
それ以降は首相経験者の国葬は一度もない。

 最近では、内閣と自民による「合同葬」が主流で、
安倍氏もこの形式となる可能性が有力視される。



 ただ、首相在職日数で憲政史上最長を誇る安倍氏に対し、
最大の礼遇を望む支持者の声は強い。

国葬令は失効しているが、必要な法律がなければ整備するのが政治の役割でもある。
政府内からも「法律をつくって国葬にすればいい」(官邸筋)との声が上がる。 

それでも二の足を踏むのは、葬儀に国費を投入することへの批判が根強いからだ。
国と自民党が費用を出し合う合同葬でさえ、一部野党や左派メディアは反発する。

全額を国が負担する国葬をあえて復活させれば、
さらに強く抵抗し、政権運営にも影響しかねない。 

こうしたことを考慮し、政府には「国民葬」を模索する動きもある。

内閣と自民党、国民有志の主催で、
佐藤栄作元首相が死去した際に行われた。 



安倍氏の追悼をめぐっては、むしろ海外の方が積極的に映る。
バイデン米大統領は、安倍氏が死去した8日に弔意を示す半旗の掲揚を指示した。

インドでも9日に各地で掲げられた。

一方、日本が半旗を掲げたのは11日。

松野氏はその理由を、死去した日の「翌営業日」と説明し、
保守層の批判を招いている。

国際社会で日本の存在感を高めた功労者の葬儀をどう執り行うのか、
 政府の対応を国民や国際社会が注視している。(石鍋圭、永原慎吾)・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



私は記事を読みながら、国民の一部に『平和ボケ』の御方がいることを配慮して、
「国葬」ではなく、やむえず「国民葬」になるかしら・・微苦笑したりした。

尚、《・・日本が半旗を掲げたのは11日。
松野博一官房長官はその理由を、死去した日の「翌営業日」と説明・・》、

こうした国際社会の常識を欠落し、ないがしろにした官房長官・・、
恥を知りなさい、と何かと気弱な私でも、思い深めている。

☆今回の記事は、私の個人的な思いであり、コメントを閉鎖する
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「電気」、「ガス」代を劇的に安くする方法8条、こっそりと私は学び、微苦笑して・・。

2022-07-12 12:10:09 | 喜寿の頃からの思い
先程、愛読している講談社のWEBのひとつの【 現代ビジネス 】を見ていたら、
『 バカ高い料金から逃げて夏を乗り切れ!
    「電気」「ガス」代を劇的に安くする方法8
           電気ガス代の急上昇から逃れる術とは? 』、
と題された見出しを見たりした・・。

私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、

古ぼけた戸建てに住んでいる。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、丸17年間半を過ごしてきた・・。




私は年金生活を始めた当初より、我が家の平素の買物の担当を家内に宣言して、
家内から依頼された品を求めて、スーパー、専門店に独りで行っている身である。

ここ数カ月、何かしら値上げラッシュとテレビなど学び、
生活していると確かに高くなっている・・と実感させられている・・。

もとより我が家の生計は、年金を基盤としているが、
年金は少し減ることがあっても増えることは夢幻であり、
何かしら急速な値上げに戸惑ったりしている・・。

こうした真情のある《・・「電気」、「ガス」代を劇的に安くする方法8・・》って、
どのようなことなの・・と思いながら、
こっそりと読んでしまった・・。





この記事は、『週刊現代』の2022年7月2・9日号に掲載され、
 関連の【 現代ビジネス 】に於いて、7月7日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。

《・・
そのままだと大赤字

電気・ガス代が、異常なスピードで上昇している。

東京電力エナジーパートナーによると、
1ヵ月の電気料金は昨年7月比で1898円もアップして、
8871円を記録(標準家庭のケース)。
11ヵ月連続で値上がりし、過去最高水準だ。

大手都市ガスも全社が値上げし、
東京ガスでは、前年比で1192円プラスの5886円となった。



値上げの夏を乗り切るため、
ここでは電気・ガス代を劇的に安くする方法を紹介する。

まずは電力会社を乗り換え、プランを見直そう。
東京電力と契約している人は、東京ガスと英国の電力会社が設立した
TGオクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」というプランにすると
年間で1万円以上が浮く。

全国で契約でき、見積もりはサイト上で住所とアンペア量を入力するだけ。
申し込みも住所と支払方法を登録するだけなのでカンタンだ。


子どもが独立してしばらく経つのに、
契約プランをそのままにしている家庭は、契約アンペアを見直してほしい。

「契約アンペア(同時に使える電気量)が、
子どもと同居していた頃の50~60Aになっている家庭が多い。

40Aに変えるだけで電気代が年間で6700円も安くなります」(ファイナンシャルプランナーの西山美紀氏)




☆電気代だけでもこの差!

月々の電気料金を6000円以上払っているなら、
クレジットカードで支払おう。

多くの電力会社が口座振替の割引額を月55円に設定している。
たとえば還元率1・5%で公共料金の支払いができる「エポスゴールドカード」なら
年間で1080円分のポイントも貯まる。

塵も積もれば山となると思って変えておこう。



もったいないと思い、昔の家電製品を使っていないだろうか。
そんな人は、省エネ家電の補助制度を利用し、最新家電に買い替えたほうがいい。

東京都には家庭向け省エネ家電の補助制度がある。
たとえば冷蔵庫を買うと、
最大で2万1000円分の「ゼロエミポイント」がもらえる。

ポイントは商品券などに交換でき、スーパーなどで使える。


電気代の節約効果も高くなる。西山氏が続ける。
「最新の省エネ家電は、従来製品と比べエネルギー効率がよく、
電気代が30~40%も安くなります」

省エネ家電の補助制度は、全国で行われている。
自治体の窓口で、補助内容や条件を確認しておこう。

市街地の都市ガス供給エリアに住んでいるのに、
プロパンガスを利用している人は、都市ガスへの切り替えを検討してほしい。

プロパンガスは、都市ガスより料金が約1・8倍高く、
1年で約3万8000円の差額が出る。



☆電気とガスはセットで考える

ガス代は、電気とのセットプランにすると安くなる。

オススメは、CDエナジーダイレクト(中部電力ミライズと大阪ガスが共同出資)が
出しているベーシックプランだ。

別々の会社で契約した場合に比べて、年間約1万4400円の節約となる。
首都圏でも展開しているので、チェックしてみよう。

もしリフォームの予定があるなら、
その際にはオール電化にすることも検討の余地がある。

一般住宅の電気・ガス代が年間で約22万円に対し、
オール電化の電気代は、年間約19万円。3万円の節約となる。
景気の先行きが見えない昨今、長期で見れば元は取れるだろう。


一般的な家庭で使われるエネルギーの約30%が、ガス給湯。
たとえばオール電化給湯器のエコキュートなら、
電気料金が安い深夜にお湯をタンクに貯めておいて、
日中に使えるようにしてくれる。



固定電話は、解約しても問題ない。
必要な連絡は携帯電話で済ませられる。

「解約するだけで、毎月の固定費2000円が浮きます。
詐欺の大半が固定電話に掛かってくる。
詐欺に遭うリスクも減らせます」(節約アドバイザーの丸山晴美氏)

将来のおカネを守るため、いまのうちに手を打っておこう。



「週刊現代」2022年7月2・9日号より・・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 



今回、《・・「電気」、「ガス」代を劇的に安くする方法8・・》、
多岐に及び、教示させられ、やがて無念ながら微苦笑してしまった。

我が家は、1978年(昭和53年)の春に新築し、
やがて定年の5年前の頃に、最低限のリフォームをしてきた。

やがて長らく住んでいると、老朽化となり、
やむえず浴室、洗面所、トイレだけ、8月初旬にリフォームする契約をしている。

我が家の欠点は、あの45年前の当時の私の周辺は、電気よりガス中心で、
建設会社の勧めで、契約アンペアは30Aで、
室内に多岐にガスの配線が敷かれている。

やがて、ここ10年前の頃から、我が家の暖冷房は、安全第一として、
ガスから電気に変化させている。

しかしながら契約アンペアに関して、たとえば40Aにした場合、
屋内の天上の配線工事が必要だと知らされ、断念している。

こうした場合、例えば夏季の時節、
エアコン、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機の乾燥など、
同時に稼働させれば、あわれ室内電気制御盤にあるブレーカが作動して、
我が家だけが停電になってしまう・・。

我が家は77歳と72歳の高齢者の身であるので、
これから10年は・・たとえば介護施設にお世話になることも配慮すれば、
元気よく家を立て直すことは、たじろいでしまう・・。

こうしたことを思い重ねると、私は独り微苦笑したりしている。



尚、『電気とガスは・・セットで考える』に関しては、
我が家は確か3年前、東京ガスの地域担当者の御方が、
東京電力の電気と合算にすれば、お廉(やす)くなりますょ、と勧められて、
合算して、確かに支払金額は減少したりした。

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歳をとると、時間が早く過ぎるのは本当か?、77歳の私は学び、やがて微苦笑して・・。

2022-07-11 15:17:41 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 AERA dot.】を見ている中で、
『 歳をとると時間が早く過ぎるのは本当か? 
              医師が自身の体験で解説 』、
と題された見出しを見たりした・・。


《・・  【老後】ポイント 

(1)歳をとると、時間が過ぎるのが早くなるというが本当か 

(2)私の時間の流れは、70歳代も80歳代も変わらない 

(3)時間が過ぎる早さは、日々の過ごし方によるのでは  

歳をとると、時間が過ぎるのが早くなるといいます。
本当でしょうか。  



実は貝原益軒も『養生訓』のなかで、そういうことを言っているのです。 
「老後は、わかき時より月日の早き事、十ばいなれば、一日を十日とし、
十日を百日とし、一月を一年とし、喜楽して、あだに、日をくらすべからず」(巻第八の4)  

つまり、歳をとると10倍早く時間が過ぎるので、無駄に過ごさず、
 時間を惜しめというのです。  
10倍とは、ずいぶん早いですね。

私自身が振り返ってみて、70歳を過ぎてからの16年間で、
時間が早くなったという感じは、しないのです。  



益軒は『養生訓』でこう続けています。
 「心しづかに、従容として余日を楽み、いかりなく、慾すくなくして、
残躯(ざんく)をやしなふべし。

老後一日も楽まずして、空しく過すはおしむべし。
老後の一日、千金にあたるべし」(同)  

残躯とは、老いぼれて生き残ったからだのことです。
この「残躯をやしなふ」というのが、
私が思うナイス・エイジングのイメージとは違っています。

その言葉には、人生はもう終わってしまって、
残りを生きるという感じがあります。

そうではなく、もっと、積極的に自分のいのちのエネルギーを死ぬまで高めていく。
それがナイス・エイジングです。  




私の日々の生活は、70歳代も80歳代も変わっていません。

例えば、毎週の金曜日。
3時30分起床、自宅で自分の仕事、たとえば連載用の原稿執筆など。  
5時、出勤、病院でも執筆を続ける。  
6時40分、院内の道場で早朝気功。  
7時40分、朝食。  
8時、外来勤務開始。  
10時、おやつ。  
13時15分、休憩に入り昼食。  

14時30分、外来勤務が再開。  
16時30分、道場で名誉院長講話。  
18時、夕食。  
19時30分、帰宅し入浴。  
21時、就寝。

この日常を繰り返している限り、私の時間の流れは変わりません。



ところが、コロナのお陰で、変化が生まれてしまいました。  
早朝気功と名誉院長講話ができなくなりました。
このほか、毎週のように出かけていた講演が、パッタリ消えてしまいました。
夜の会合もなくなりました。  

幸い最近は講演も増えてきましたし、会合も復活しているのですが、
 コロナ自粛の2年の間に日常生活にできた空白の時間は大きかったです。  

この2年間については、私の時間の流れが、これまでと変わりました。
いつもより、早く過ぎたかもしれません。  

時間が過ぎる早さというのは、年齢によって違うのではなく、
日々の過ごし方によるのではないでしょうか。
少なくとも、私の場合はそうです。・・ 》 

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 



今回、私が敬愛しているひとりの帯津三敬病院名誉院長の帯津良一さんより、
溌剌として実践言動を学び、多々教示させられたりした。

もとより帯津良一さんは、西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、
人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱されながら、
老化に身を任せながら、よりよく老いる「ナイス・エイジング」を実践されている御方である。



こうした御方には恥ずかしいが、私は年金生活に甘えて、
何かとグウダラに過ごしてしまい、甘味に晩秋期を過ごしている・・。

たとえば昨日の10日・・恥ずかしながら発露する。

朝食後、参院選の投票に行く前に、我が家の庭を彩って木槿(ムクゲ)、
そしてアメリカン芙蓉に感謝して、写真を撮ったりした。






この後、参院選の指定された投票所に行き、清き一票を有権者の責務として、
投じたりした・・。

この後、都立の神代植物公園に向かい、隣接している『植物多様性センター』、
この後『神代植物公園』に、四季折々の情景を2時間ばかり遊学したりした・・。










やがて最寄り駅のビル内にある本屋により、
10日発売の総合月刊雑誌の『文藝春秋』の8月特別号、
遅ればせながら、和田秀樹さんの著作『80歳の壁』(幻冬舎新書)、
買い求めて帰宅。

そして昼食後は、『文藝春秋』を読んだりして、
中断してブログの投稿文を認めて、送信後に再び『文藝春秋』を読む・・。

この後、少し眠くなり、ベットに横たわりながら、
夕寝を一時間ばかりしてしまった・・。

やがて入浴後、家内と共に談笑しながら、夕食を頂き、
まもなく選挙速報より、『文藝春秋』の特集記事に関心があり、
読んだりして、夜の11時半になるとベットに向かった・・。



このような平素と余り変わらない生活をしているので、
緊張感が乏しかった為か、一日が早く終わってしまったょ・・、
心の中で呟(つぶや)いたりしている。

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負荷をかけ過ぎない運動や生活習慣が『心臓』を強くする、私は学び、教示させられて・・。

2022-07-10 15:28:14 | 喜寿の頃からの思い
先程、愛読している【 日刊ゲンダイヘルスケア 】を見ている中、
『 負荷をかけ過ぎない運動や生活習慣が心臓を強くする 』、
と題された記事を見たりした。


2019年の新年そうそうの1月3日の夜10時過ぎ、 
心臓の左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車で循環器専門の『榊原記念病院』に搬送されたりした。

やがて『胸膜炎』(急性冠症候群)と病状とされ、

 しばらく経過観察したく・・ と入院が余儀なくされて、
結果的に8泊9日の入院となったりした。




このような体験をしてきた私は、何かと『心臓』に関して注視しているので、
今回の《・・負荷をかけ過ぎない運動や生活習慣が心臓を強くする・・》、
真摯に学びたく、記事を読んでしまった。

この記事は、順天堂大学医学部心臓血管外科の天野篤教授 が、
上皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」』と題された連載寄稿文のひとつで、
【 日刊ゲンダイヘルスケア 】に於いて、2019年8月30日に配信されていた。

無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・ 前回、心臓の健康増進に役立つと報告されているヨガのお話をしました。
ヨガのような「負荷をかけ過ぎない程度の有酸素運動」は、心臓を強くするのです。

ほかにも、心臓にとってプラスになる運動や習慣はたくさんあります。

体幹やインナーマッスルを鍛えて、体全体を整えるエクササイズ「ピラティス」も
適度な有酸素運動といえますし、
「カラオケ」も大きな声を出して歌うことで血流がよくなったり、
血圧を安定させたり、心肺機能を高める効果が報告されています。



「散歩」も、心臓に有益です。

そもそも、歩くことは術後の心臓リハビリの基本で、
再発予防にも欠かせません。

負荷をかけ過ぎないように、
心臓がバクバクしない程度の強度で、歩くことが大切です。

患者さんには、電車で外出するときは、

目的地の出口がある改札から正反対で、
いちばん遠いところにある車両に乗るよう心がけることを勧めています。

たとえば、出口の改札がいちばん前だったら、
いちばん後ろの車両に乗るようにするのです。

すると、電車を降りてから車両の長さの分だけホームを歩くことになるので、
適度な距離のウオーキングになります。

いずれにせよ、自分が気に入った運動や習慣を
心臓に負荷がかかり過ぎない程度に続けることが重要です。



NHKで放映されている「みんなの体操」では、
立った状態で行うものと座った姿勢で行うものの2通りの方法が流されています。

心臓にトラブルを抱えている人など、全身を使った体操だと負担になってしまう人に
配慮したメニューが組まれているのです。

これまでも何度かお話ししていますが、負荷をかけ過ぎない=適度な運動の目安は、

「心拍数が130を超えない」程度の運動になります。
最大負荷のひとつ手前に当たる「亜最大運動負荷」と呼ばれている数値です。

一般的には、体を動かして心臓が口から飛び出しそうなほど

バクバクしたところが最大負荷と考えられます。
心臓に不安がある人は、その一歩手前の亜最大負荷で止めなければいけません。 



もちろん、それぞれの病状に応じて「適度な運動」の程度は変わってきます。


まずは担当医にきちんと相談して、
自分に合った運動や習慣を選択していくことが重要になります。

ほかにも、入浴の方法やペットの飼育なども注意が必要な場合があります。
熱いお湯につかったり、散歩の強度によっては
心臓に大きな負担をかけてしまうケースがあるからです。


■自分を過信してはいけない

自分にとって最適な強度や頻度の運動や習慣を確認すると同時に、

 「自分を過信しない」ことも大切です。

私は健康だから大丈夫、もう治ったから問題ない・・・と思っていても、
実際は病状が悪かったというケースもあるのです。

去る5月、かつて日本外科学会会長を務めた医師が、

77歳で急逝されました。
2006年に著名なプロ野球監督の胃がん手術チームのリーダーを務めた方で、
低侵襲手術の第一人者でした。

77歳のご高齢でしたが、普段からジムに通ってトレーニングを続け、
会合にも積極的に参加するくらい意気軒高でいらっしゃいました。

亡くなる直前にお会いした際もお元気だったので、
訃報を聞いたときは信じられない思いでした。

いつものようにジムで体を動かしてから帰宅すると

「今日は調子が悪い」と言われたとかで、
その後に状態が悪化して病院に搬送され、心不全でお亡くなりになったといいます。

周囲もそうですが、ご本人も自分の体の状態が、
そこまで悪くなっていたとは想像もしていなかったに違いありません。
著名な医師でも、“まさか”というケースがあるのです。

心臓になんらかのトラブルがある人はもちろん、

心臓疾患の家族歴や生活習慣病を抱えている人は、
自分で調子が良いと思っていても、
必ず医学的な第三者評価を定期的に受けておくことが、
命を守ることにつながります。・・ 

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 



今回、順天堂大学医学部心臓血管外科の天野篤教授 の寄稿文に導かれ、多々教示されたりした。

こうした中、 

       

こうした中で、私の夏模様の容姿は、

制服のようになった半袖のスポーツシャツ、或いはアロハシャツ、
長ズボン、そして夏の帽子を深くかぶり、サングラスを掛け、ウォーキング・シューズで足元を固め、
そして紳士バックを園児のように斜め掛けにして、颯爽と歩いたりしている。

しかしながら陽射しが燦燦と照らす青空の中、歩いたりすると汗ばみ、
ハンドタオルで顔をふいたりし、ときおり扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落り、微苦笑したりしている。

やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも、人生は気合いだ、と自身を叱咤激励をしたり、
或いは冬の寒さを思い浮かべて、 足早に歩いているのが実情である。



私は一時間5キロぐらいのペースで歩いているが、
こうした中、瞬時に魅せられた情景は、ともすれば忘れてしまうので、
立ち止まって、デジカメで記憶のかたみの代わりに撮ったりする。

このような散策をしていると、平均時速4キロになったりしているので、

私の心と体にピツタリ・・と思いながら歩いている。

このような私はジョキングで走ったりせずに、
もとより心臓は一生の大切な友達・・、
と思いながら過ごしている。
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「自律神経」を守って酷暑を健やかに乗り切る5つのポイント、私は学び、多々教示されて・・。

2022-07-09 14:48:46 | 喜寿の頃からの思い
先程、愛読している【 日刊ゲンダイヘルスケア 】を見ている中、
『 「自律神経」を守って酷暑を健やかに乗り切る5つのポイント 』、
と題された記事を見たりした。










 夏は自律神経が疲弊しやすい。

今年は、すでに厳しい暑さに見舞われ、
これからさらなる酷暑が予想されている。
なるべく自律神経に負担をかけないように乗り切りたい。

東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身氏に聞いた。



自律神経は、体温、血圧、呼吸、心拍数、消化吸収、睡眠、摂食など、

ヒトが生命を維持するために、必要な働きをすべてコントロールしている。

活動時や昼間に活発になる「交感神経」と、
安静時や夜に活発になる「副交感神経」の2つの神経系統で成り立っている。

「気温が高い夏は、体温を一定に保つために、自律神経が酷使されます。

体内の熱を放散するため、発汗を促したり、体表の血管を拡張して血流を増やします。

室内と屋外の温度差、強烈な紫外線、暑さによる睡眠不足なども、
自律神経に負担をかける要因になります」



自律神経が疲れ果て、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうと、
胃腸の不調、便秘や下痢、食欲不振、頭痛、めまい、抑うつ、不眠、慢性疲労、倦怠感、動悸など、
心身のさまざまな不調を引き起こす。

さらにそのまま放置していると、寿命を縮める危険があるという。

「自律神経の疲弊が継続したままの状態になると、
自律神経系だけでは、生命維持のための機能をコントロールすることが、
できなくなってしまいます。

そうなると、それを補うために内分泌系や免疫系が稼働するので、
インスリン抵抗性が表れたり、血圧が高くなったり、肥満を招きます。

その結果、糖尿病、脂質異常症、高血圧、心血管疾患、がんといった、
命に関わる病気の発症リスクがアップしてしまうのです」

ただでさえ自律神経に負担がかかる夏は、
できる限り負荷を減らす生活を心がけたい。
ポイントを解説してもらった。




①室温

自律神経中枢は、脳にある。

脳は、発熱量が多いため、常に冷却が必要で、
うまく冷やせないと自律神経に負担がかかる。

「脳=自律神経中枢を冷やすために重要なのは、

鼻から冷えた空気を吸うことです。

鼻腔の奥には、脳とつながっている毛細血管がたくさん通っていて、
 鼻呼吸で冷たい空気を通過させれば、熱交換によって脳を冷やすことができます。

脳にとっては気温22・5度から23度が最も快適だとされているので、
エアコンの設定温度は24度くらいにするのが良い。

ただ、日本人の体格を考慮すると、24度設定では体が冷えすぎてしまうので、
カーディガンなどを1枚羽織ったり、就寝時は厚手の掛け布団で眠るのがおすすめです」



②サングラス

強い紫外線は、DNAを破壊してしまうので、動物にとっては大敵となる。

そのため、紫外線を浴びると、体は“臨戦態勢”をとる。

メラニンを作って、肌を黒くするのもその一例で、
紫外線から体を防御するために、自律神経はフル回転を強いられる。

「とりわけ、目に紫外線を浴びると、角膜がダメージを受けて炎症が起こり、

自律神経の負担も増大します。

目を紫外線に直接さらさないようにするのが大切で、
外出時は紫外線をカットするサングラスをかけるようにしてください。

隙間から紫外線が入り込まないように、
大きめのフレームで側面をカバーするタイプがいいでしょう」




③昼寝

日の出の時刻が早い夏は、それだけ朝早くから光を浴びることになるため、

睡眠時間が短くなり質も低下する。

「夏の睡眠時間は、冬に比べて25分ほど短くなるというデータがあります。
自律神経の負担を減らし、リセットするには何より睡眠が重要で、
夏は夜の睡眠不足を補うために、昼寝をするのが理想的です。

交感神経から副交感神経への切り替えは、
“寝落ち”を除いて、5分程度かかるのが通常です。

また、昼間に30分以上寝てしまうと、夜の睡眠に悪影響を与えます。
ですから、10~25分くらいの昼寝をするのが望ましいです」



④入浴

「熱い湯につかると、体温が上昇するうえ、

高温多湿の浴室内では、呼吸で脳を冷やすことも難しい。

入浴は自律神経を酷使する環境といえるので、
夏は湯船にはつからず、短時間のシャワーだけで済ませるようにしてください」




⑤運動

運動は、ただでさえ自律神経に負担をかける。

体温、脈拍、心拍数、血圧、呼吸などを整える必要があるからだ。

「普通に生活しているだけで、自律神経に負担がかかる夏は、

運動量を減らすことが大切です。

普段からジョギングやウオーキングをしている人は、
いつもよりも距離や時間を短くするなど、意識的に負荷を軽くしましょう」・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 



今回、東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身さんより、
《・・「自律神経」を守って酷暑を健やかに乗り切る5つのポイント・・》、
私は学び、多々教示させられた・・。

①室温に関しては、ここ一週間の我が家の室温は、
私たち夫婦は熱中症が怖くて、殆ど25度に設定して、おだやかに過ごしている。


②サングラスに関しては、私は過ぎし7年前の晩秋に、白内障の手術を左眼、そして右眼の受けて、
それまで酷い近眼の0.03であったが、手術後やがて1.0前後となったりした。

そして私は高校生よりメガネを愛用してきたが、メガネが55年ぶりに不要となり、
何かと酷い近眼で劣等感を感じてきた私は、人生観さえ変わったりした。

このように私にとっては、眼に関しては特に注意をしている。

私は7年前の晩秋に白内障の手術後、まもなく眼を保護して乾燥を防ぐ『ヒアレイン』点眼液を、
少なくとも一日二回を点(つ)けてきた。

こうした中、5年前の三月、まばゆい春の陽射しを受けている中、
紫外線の実態を学び、やはり遅ればせながらサングラスが必要だ、と私は気付いたりした。

そしてUVカットのサングラスの中で、紫外線を1%しか通さない紫外線透過率1%を、
平素用は薄いサングラス、都心に外出する時は少し濃いめのサングラス、
ふたつ選定して、これ以来まばゆい陽射しの中を歩く時は愛用している。
 



③昼寝に関しては、ここ10日間は午後のひととき、
ベットに横たわりながら本を読んだりしている。

こうした中で、冷気の中で一時間ぐらい昼寝をしてしまうが、
夜も安眠となり、一日にしてみれば8時間近く眠り、
赤ちゃん返りになってしまったか・・、と微笑んだりした。


④入浴に関しては、私は夕食前に入浴タイムとなり、
『 お風呂に入ってくるょ・・ 』
と私は若き自衛官に負けないように、家内に大声で伝えている。

そして私は、夏の時節は浴室を湯気で温める日必要がないので、
洗面所で服を脱いで、浴室に入り、シャワーのぬるめで身体を清めたりした後、
40度以下の湯船に身も心をあづけて、何よりも倖せを享受している。

やがて私は、湯船から上がり、洗い場で石鹸を付けて、身体をくまなく洗い、
そして私は髪の毛は、日々貫徹のように毎回シャンプー、そしてリンスで洗い清めたりした後、
 その後は髭(ヒゲ)を剃ったりしている。

まもなく再び湯船に浸かり、倖せを再び5分ぐらい享受し、やがて浴室を出ている。

そして洗面所で、高齢者は清潔感が大切ょ、と家内から日頃から叱咤されている私は、
髭(ヒゲ)剃り後のクリーム、そして髪の毛にはヘアートニック、わずかなヘアークリームで整髪した後、
下着そしてパジャマを着たりしている。

この後、私は『お先に・・』と居間にいる家内に大きな声で伝え、
 まもなく家内の入浴タイムとなるのが、ここ10数年の我が家の習(なら)わしとなっている。
 



⑤運動に関して、我が家の自宅の3キロ以内にある遊歩道、公園、住宅街の歩道など、
殆ど毎日歩いている。

しかしながら、35度以上の猛暑の時は、
熱中症 で、気が付いたら病院のベットの上だった・・
こうしたことは多くの御方にご迷惑をお掛けするので、
身近なコースを少し歩いたりしている。


このようなことで、これからの真夏日を迎えて、
やがて涼しい風が吹く初秋まで・・過ごしたいなあ・・と思っている。
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健康寿命75歳を元気に超えるために大切な11の食事法、77歳の私は学び、多々教示させられて・・。

2022-07-08 15:34:08 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【 介護ポストセブン 】を見ている中で、
『 健康寿命75歳を元気に超えるために大切な11の食事法
     「1日30品目も必要ないという新常識」【管理栄養士監修】 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を丸17年半を過ごしてきた。





しかしながら私は、自身が好きな食べ物を愛食しているので、

ときおり家内から、好き嫌いが多いわねぇ・・、と言われる時もある。

こうした中、



この記事は、『女性セブン』の2022年7月7・14日号に掲載され、
関連の【 介護ポストセブン 】に於いて、7月7日に配信されていた。

女性向けの記事であるが、健康寿命を伸ばす課題は、性差を超越するので、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。


《・・ 女性の平均寿命は87・74歳。
一方、介護を受けずに健康な体で生活できる期間「健康寿命」は女性で75・38歳。

不自由な12年をいかに短くするかは、今日からの健康法にかかっている。
この「75歳の壁」を元気に超えるために、食生活はどうしたらいいのか、
専門家に話を伺った。



☆1食分は「たんぱく源+野菜+主食」

「健康寿命を延ばすには、食事も大切ですが、
上手に料理するのではなく、上手に栄養を摂ることを心がけましょう」
とは、在宅訪問管理栄養士の塩野㟢淳子さんだ。

「70代になると食べられる量が減り、
必要な栄養を確保できない“低栄養”に陥る人が多いんです。

50代・60代のうちから、上手に栄養を摂る食事法を身につけておきましょう」
(塩野㟢さん・以下同)

効率よく栄養を摂るためには、
1食分を「たんぱく源+野菜+主食」で考えるといい。

「たんぱく質が不足すると、筋肉が衰えて転びやすくなるなど、
身体機能にも影響が出ます。
ですから毎食、肉、魚、卵、大豆、練り物などのたんぱく源を摂りましょう」

人間は、食べたもので作られる。
これからは品数よりも、何を食べるかを重視しよう。


【1】肉を積極的に食べる
    肉は、優良なたんぱく源なので、控えない方がいい。
    「慢性的なたんぱく質やエネルギーの不足は、低栄養をもたらします。
    これにより、感染症への抵抗力が低下する恐れがあります。

    脂身が気になるなら、赤身のひき肉を使うのも手。
    麻婆豆腐やハンバーグなどに使えます」
    肉は、大事なたんぱく源。積極的に食べよう

【2】むやみに糖質制限をしない
    「糖質を減らしてその分、肉や魚のおかずを多く食べると、
    かえって脂質の摂りすぎになる場合も。

    糖質制限は、栄養バランスを崩す食べ方。
    糖質も必要な栄養素です。
    ちゃんと摂らないと体調を崩す恐れもあるので、
    50代以降は特におすすめはできません」

【3】「和食=健康食」とは限らない
    みそ汁や漬けものなど、和食は塩分量の多い料理が多い。
    「管理栄養士が献立を考えるときは、
    必ず1日の食事が和洋中になるよう組み合わせます。

    クリーム系のパスタやドリアの方が、
    1食あたりの塩分が和食より少ないからです」

    「和食は健康にいい」という思い込みを捨て、
    料理の種類もバランスよく取り入れよう。

    ドリアの方が、和食に比べて塩分が少ない



【4】栄養バランスは3日単位で考える
    毎食、「たんぱく源+野菜+主食」を摂るのが理想だが、
    食べられないときもある。

    「栄養バランスは大切ですが、型にはめて考えすぎず、
    3日単位ぐらいでゆるく考えれば大丈夫です。
    食べすぎたり、足りなかったなと思ったら、
    その後の食事で調整すれば問題ありません」

【5】健康なら無理に減塩する必要なし
    「国の指針では、1日の塩分量の目安は女性で6・5g。
    3食で6・5g以内にするには、だいぶ薄味になります。

    意識することは大事ですが、
    食欲がなくなるぐらいの減塩なら、しない方がいい。

    医学的に塩分管理しないといけない場合を除き、
    いま健康であれば、そこまで厳しい減塩はしなくてもいいと思います」

    健康であればストイックに減塩しなくても◎

【6】意識して摂りたい「ビタミンD」
    ビタミンDは、カルシウムの吸収にかかわる栄養素だ。
    鮭やまぐろなどの魚類や、きのこ類に多く含まれる。

    また、日光にあたることで、皮膚でも生成される。
    「骨を作るために必要な栄養素で、
    特に閉経を迎えた女性は骨粗しょう症のリスクが高まるので、意識して摂って」



【7】「亜鉛」は牛肉、貝類、豆類で摂取
    亜鉛が慢性的に不足すると抵抗力が低下し、
    肺炎などの感染症にかかりやすくなる。

    「皮膚の健康にも関与する栄養素で、床ずれの患者さんは低亜鉛なことが多い。
    亜鉛が豊富な食品は、牛肉やかきなどの貝類、豆類、あんこやきなこ、純ココアも。
    特にあんこは、一度にたくさんの量が摂れるのでおすすめです」
    亜鉛を摂るなら、あんこがおすすめ

【8】サプリメントと上手につきあう
    「高齢になると、食事で必要な栄養素が摂れないので、
    サプリメントで摂ろうとする人もいますが、
    過剰摂取すると、健康被害に至る場合もあります。

    食事から栄養素を摂る工夫をした上で、
    サプリメントで“補う”など、上手につきあいましょう」

【9】1日30品目も必要ない!
    1日に30品目を摂るのが理想的な食事と思われがちだが、
    これは1985年に厚生省(当時)が発表した食生活1985年で、
    2000年には指針から消えている。

    「実は30品目には根拠がなく、
    これだけ摂るとかえって摂りすぎになります。
    過去の常識にとらわれず、いまの体に合った食事を摂りましょう」

【10】食べられる口を維持する
    「90代で自分の口から食事を摂っている人の多くは、
    きちんと噛める歯や入れ歯を持っていて、
    定期的な歯のメンテナンスを欠かしません。

    しっかり食べるには、まず食べられる口を維持することが不可欠です」
    口の中の環境を整えることも大事

【11】手抜き習慣をつける
    70代になったら、無理に料理に手間暇かける必要はない。
    カット野菜や冷凍野菜などを活用し、うまく手を抜いて、
    シンプルな料理でいいので、作り続けることを目指そう。

    「さば缶をご飯と炊き込んだり、
    同じ食材でも和え物のレパートリーを増やせば立派なおかずになります」



覚えておくと便利! 和え物アレンジ10

[1] 酢みそ和え
[2] ごま和え
[3] のりの佃煮和え
[4] おかか和え
[5] 韓国のり和え
[6] おろし和え
[7] なめたけ和え
[8] ぽん酢和え
[9] ゆかり和え
[10] 生しょうが和え


☆教えてくれた人
塩野㟢淳子さん/在宅訪問管理栄養士

主な著書に『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える』(すばる舎)。

取材・文/鳥居優美 イラスト/なとみみわ ・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 



今回、在宅訪問管理栄養士の塩野㟢淳子さんのアドバイスにより
《・・健康寿命75歳を元気に超えるために大切な11の食事法・
・》、

私は多々教示させられた・・。

私の平素の朝食に関しては、私は幼年期に農家の児として育ったので、
齢ばかり重ねた今でも、 朝食は、ご飯と汁、おかずと香の物で成り立っていた
庶民の一汁三菜(いちじゅうさんさい)の真似事をしている。  

私の朝食の原則として、前菜を必ず頂いている。
タマネギをスライスし、生ワカメとあえて、わずかにミツカンポン酢をかけて、
大きめの皿で盛大に食べたりしている。

やがて十六穀米の入った白米のご飯を半合ばかり盛ったお茶碗、
調味料を加味しない納豆、そしてコブの佃煮などを必須として、
これ以外はピーマンのミソで炒めたもの、ゴボウかハス、そしてシラタキのお醤油で炒めたもの、
食べたりしている。

そして私は魚介類が苦手で、やむなく瓶詰のシャケを、
多めにご飯にかけて頂いている。


家内は時折つきあうが、大半は食パンにジャム、オレンジ・ママレード、或いはブルーベリーを塗り、
二枚ばかり食べながら、ホット・コーヒーを飲みながら頂くことが多い。
そしてバナナなど果物も食べたりしている。  
                                                                        


やがてお互いに制約しないフリーの昼食として、
昨今の私は、ところてんをひとつ、トウモロコシの缶詰をひとつ、
食パンをハムで挟んで一枚・・
足りないと思ったら、焼き肉のタレで炒めたコンニャクを食べたりしている。
           

やがて夕食の時は、キャベツ、そしてニンジン、ピーマンを千切りにして、
大皿に盛ったのを、電子レンジで温めて、そしてソースを少しかけて、盛大に頂いている。

まもなくロースト・ビーフか牛肉、豚肉、鶏肉など、その日に応じて200グラム程度を食べたりして、
モヤシの炒めものを食べたりしている。

こうした中、お酒は缶ビール500mlを5日毎に、たった一本となっているが、
かっての呑兵衛だった私は、不思議なことに充分に満足となり、
歌を忘れたカナリヤのようになっている。

こうして中で、家内は肉と野菜を食べたりした後、プリンかショートケーキを食べたりしている。




このような食事内容は、ここ一カ月は、ほゞ変化がないが、
食べる歓びを感じたりしている。
     
このような私は、恥ずかしながら食欲旺盛の食事の実態であるが、
自分の好きな食べ物を、自分で口に運べて、味あいながら食べることが、
いつまでもできたら、これ以上の倖せはないよなぁ・・、と独り微笑んだりしている。

しかしながら、ときおり家内より、果物が少ないですょ、と私は叱咤されたりしている。




このように私の好きな食べ物ばかり愛食しているが、
今回、学んだ《・・大切な11の食事法・・》を主軸すれば、
果たして・・、と微苦笑したりしている。

尚、今回《・・亜鉛を摂るなら、あんこがおすすめ・・》学び、
過ぎし5年前の頃の昼食は、粒あん,こしあんのあんパンを一年近く愛食して、
少し肥満になり、断腸の思いで、あんパンをさよなら・・した体験があり、
77歳の私は食べても大丈夫・・と微笑んだりしている。
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最大の「政治勢力」高齢者の影響力 基礎からわかる参院選、77歳の私は学び、微苦笑を重ねて・・。

2022-07-07 14:50:42 | 喜寿の頃からの思い
こうした中、過ぎし1964年(昭和39年)の秋に東京オリンピックが開催された時、
私は満二十歳となり、選挙の有権者となったりした。

これ以来、国政選挙の衆院選、参院選の有権者の身でありながら、
投票されない人は、たとえ日常生活で不満があっても発言権がないと、
有権者となって以来から信じているひとりである。




前提条件として、もとより日本は民主主義の国であるから、
多少の不満があっても党の選択、そして立候補された中で選択をせざるを得ない。

しかし有権者の判断の結果、今後の日本のゆくえに多大に影響するので、有権者の責任も重いが、
何より有権者から託(たく)された議員一人ひとりの言動は重責である。

こうした関連により、自治体の首長の『知事選』、そして『都議選』、
或いは『市長選』、『市議選』も同様な思考と思いながら、選挙のたびに、
有権者の責務として投票してきたひとりである。

こうした中、昨今は参院選の投票日は7月10日を迎え、
それぞれの立候補された状況が、テレビ、新聞などで報じられている。

こうした真情のある私は、今回の《・・最大の「政治勢力」高齢者の影響力・・》を、
改めて学びたく、記事を読んでしまった。

この記事は【 毎日新聞 】のWEBに於いて、
7月7日 10:43に配信され、無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。



 《・・総務省の調査(抽出調査)で昨年の衆院選(投票率55・93%)の年代別の
投票率をみると10歳代が43.21%、20歳代が36.50%となっています。

これに対して30歳代は47・12%、40歳代は55・56%、50歳代は62.96%です。
60歳代は71・43%、70歳代以上は61.96%でした。

「若者は政治に関心を持たなければ・・・」などと言われますが、
若者と高齢者の投票率に大きな差があることは、
日本の政治のあり方を決める大きな要因になっています。 



◇政治家は高齢者を向いている  

日本は65歳以上の高齢者が、全人口の3割に近づいています
(2021年10月現在で28・9%)。

もともと多いうえに投票率が高いため、政治に与える影響は甚大です。
よく組織・団体票や業界政治が批判されますが、
高齢者は、日本の政治では最大、最強の勢力です。  

高齢者は年金受給者であり、医療、介護などの社会保障の受益者でもあります。
政治に関心が高くなるのは、自然なことです。

政党も、候補者も、票田である高齢者向けの政策を重視します。

与党が今春、年金受給者に一律5000円を給付する提案をした際に、
「選挙目当て」と批判されたのはこのためです。 




◇社会保障給付費にGDP比20%以上  

2019年度の社会保障給付費(ILO=国際労働機関=基準)の
国内総生産(GDP)比は、22.14%です。

一方、子育て世帯向けの公的支出は、
2019年度でGDP比1・73%(OECD=経済協力開発機構=基準)で、
OECD平均を下回っています。  

防衛費のGDP比2%が議論になり、
北大西洋条約機構(NATO)は、加盟国に2%以上の水準を求めています。

しかし、英独仏の子育て世帯向けの公的支出は、
いずれもGDP比3%を超えています(2017年度、OECD調べ)。  



◇高齢者自身のためにも  

医療、介護などを含み、生活保障の意味もある社会保障給付費は、
その性格上、削減が難しい支出です。

日本の高齢者人口は今後も増加が続き、
2040年には、約4000万人に達すると推定されています。

支出の伸びをいかに抑制するかが課題であって、
総額の削減は、難しいのが現実です。  

しかし、子育て世帯向けの公的支出を増やさなければ、
現在の現役世代が苦しいだけではなく、
将来の現役世代も増えないことにつながります。

負担する人が減れば、社会保障の給付水準は、いずれ維持できなくなるのは自明です。  

若者世代への支出より、高齢者への支出を優先するのは、
政治的には容易なことです。

しかし、そのツケは最終的には、高齢者自身に返ってくることにもなるのです。
(政治プレミア編集部)

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 



今回、毎日新聞の政治プレミア編集部の記事に導かれて、
《・・最大の「政治勢力」高齢者の影響力・・》、
私は改めて学び、やがて微苦笑してしまった・・。

高齢者が《・・日本の政治では最大、最強の勢力・・》、
高校の卒業した学力があれば、判明できることであり、
微苦笑してしまった・・。

問題は、若者の世代が、自分たちが少しでも社会に関心を持ち、
衆・参議選に、自身の願いを叶える為にも、清き一票を投じることである。



理想論と笑うのは簡単であるが、自身の一票がやがて結集すれば‥
大きな流れとなり、
政治家は無視できなくなり、政策に取り込み、やがて実行される・・。

何はともあれ、若者の世代が投票しなければ、現状の不満も変えられない、
やがて2030年、2040年は、今の若者の世代が決定されることであるし、
こうしたことを判ってほしい、と77歳の私は念願している。
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待機の多い『特別養護老人ホーム』に入所しやすくなる「裏ワザ」、私は学び、朗報と思い深めて・・。

2022-07-06 14:47:13 | 喜寿の頃からの思い
先程、愛読している講談社のWEBのひとつの【 現代ビジネス 】を見ていたら、
『 平均200人待ち!人気の「特別養護老人ホーム」に入所しやすくなる「裏ワザ」 』、
と題された見出しを見たりした・・。

私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住んでいる。


そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

私たち夫婦にとって難題は、やはり晩秋期の不安は、いつの日にか、介護・要となり、
介護施設にお世話になる時と思われる。


                    

こうした中、要介護認定されている場合は、
特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)などの介護施設のほか、
有料老人ホーム、 介護型のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などを学んだりしてきた。              

そして私たち夫婦は、いつの日にか『要支援』までであったら、何とか自宅で過ごせると思われるが、
やはり『要介護』になってしまったら、やむなく介護施設に入居すると思案したりしてきた。

やがてどちらかが、国の支援を受けている費用が程ほどに適度な『特別養護老人ホーム』に、
入居が叶(かな)わなくなってしまった時、困苦する。 
         
やむなく高価と称されている有料老人ホームに、断腸の思いで自宅の敷地を売却して、
介護施設に入居しなくてはならない場合もある。




もとより介護の難題のひとつには、いつまで介護を受ける必要な期間が判らず、
やがて永がられば本人の自己負担額が増し、貯金は切り崩しても資金不足となり、
当然ながら、退所が余儀なくされて、行き場がなく迷子のような介護難民になることである。


このような深情を秘めた私は、今回《・・「特別養護老人ホーム」に入所しやすくなる「裏ワザ」・・》って、
どのようなことですか、と思いながら記事を読んでしまった。

この記事は、(株)アテンド代表取締役の河北 美紀さんの寄稿文であり、
【 現代ビジネス 】の『ライフ』に於いて、7月3日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。




《・・ 親や配偶者が介護状態になり、高齢者施設への入所を考えるとき、
経済的な事情を考えると、一番初めに入所を狙いたいのが、
「特別養護老人ホーム」ではないでしょうか。

しかし、特別養護老人ホームには約29・2万人の待機者がおり、
1施設あたりの待機者は200人程度と言われています。

いざ介護施設への入所が必要になっても、なかなか入所できないのが現状です。

近い将来、ご家族が老人ホームに入所するかもしれないという方にとって、
この「200人待ち」という数字は、かなり大きな不安になるでしょう。

そんな特別養護老人ホームに入所するための「裏ワザ」をご紹介します。




☆無料で相談できる「紹介センター」

政府は、介護による離職についても問題視していることから、
高齢者施設(住宅)の増設・整備を急いでおり、
今飛躍的に整備が進んでいるのが有料老人ホームです。

こうした政府や介護事業者の取り組みにより、施設自体は徐々に増えています。

しかし、選ぶ側にとっては、種類、サービスの違いが様々ありすぎて、
自分にあった施設を選ぶことが難しくなっています。

実際、ご相談の多くは、
「いろいろネットなどで調べたが、どう選んでいいかわからない」、
 「介護施設を見るのも初めてで、よくわからない」、
「自分に合った施設を教えて」といったものが、ほとんどです。

当然ながら、知識がないものは、選べないです。

そんな時代を反映し、今や無料の「老人ホーム紹介センター」も、
街のあちこちに見られるようになりました。

老人ホーム紹介センターとは、入所可能な空きのある有料老人ホームなどを
無料で探してくれるところです。

一人では、心細い施設探しを手伝ってくれる、故郷の親の介護施設を探したいが、
遠いのでなかなか動けないなど、こうした紹介ビジネスへのニーズもどんどん高まっていくでしょう。



☆地方の特別養護老人ホームを狙う

認知症により、妻に暴力をふるうようになってしまったNさん(87歳・男性、仮名=以下同)は
近所の特別養護老人ホームに入所することはできませんでした。

近所の特別養護老人ホーム以外で、
年金暮らしのNさんが入所できる施設(老人ホーム)を見つけることはできるのでしょうか?

父の入所する施設が見つからず困った息子と娘は、
老人ホーム紹介センターへ相談に行きました。

そこで提案されたのは、「地方の、空きのある特別養護老人ホームへ入所を申込む」というものでした。

どういうことかというと、申込みが集中する都市部の特別養護老人ホームではなく、
比較的空きのある、地方の特別養護老人ホームに入所するということも検討してみませんか? 
ということです。

実際、自宅から車で2時間半で行ける地方の特別養護老人ホームには、
空きがありました。

そしてNさんは、無事に特別養護老人ホームに入所することができたのです。

このように、都市部に住む高齢者が、
地方の特別養護老人ホームに入所したという事例は数多あります。

在宅介護が限界を迎えた、老々介護になってしまった場合は、
こうした方法もあるので知っておくと良いでしょう。

Nさんのように、お住いの地域以外の特別養護老人ホームなどに入所し、
その後、住所を施設所在地に変更した場合でも、
住所変更前の市区町村が引き続き保険者となります。

それを住所地特例といい、施設が集中する市区町村に被保険者が集まりすぎて、
財政不均衡を避けるために作られたものです。

被保険者にとっては、「今まで介護保険料を納めてきた地域」から、
 介護保険給付を受けるということになります。



☆「住所地特例制度」の対象になるのは?

高齢者施設探しをお住いの地域に限定しなければ、
地方には、まだ空きのある施設もあります。

施設が遠方の場合、頻繁に面会に行けない、
施設から呼び出しがあったときにかけつけるのに、
時間がかかるなどのデメリットはありますが、
もともと「年に数回しか実家に行くことはなかった」のであれば、
距離や面会の回数にこだわる必要はないのではないでしょうか?

【住所地特例対象施設】
・介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
・介護老人保健施設
・介護療養型医療施設
・有料老人ホーム
・養護老人ホーム
・軽費老人ホーム(ケアハウス)
・サービス付き高齢者向け住宅(有料老人ホームに該当するサービスを提供するもの)
・介護医療院

※平成27年4月以降、入居契約形態や特定施設入居者生活介護の指定の有無にかかわらず、
有料老人ホームに該当しうるサービスの提供を行うサービス付き高齢者向け住宅は
住所地特例の対象となりました。

また、特別養護老人ホームの入所要件は、
原則『要介護3』以上となっていますが、『要介護1~2』でも、
やむを得ない事情により「特例的に介護老人保健施設(特別養護老人ホームなど)に入所を認める」
ことがあります。


下記の条件に当てはまる方は、入所できる可能性がありますので、
 まずは市区町村や施設に相談してみることをお勧めします。

・認知症で症状・行動・意思疎通の困難が頻繁に見られる人
・知的障害や精神障害などを伴い、症状や行動、意思疎通の困難さが頻繋に見られる人から、
 家族からの深刻な虐待が疑われる方まで、心身の安全・安心の確保が困難な人
・単身で住んでいる、同居家族が高齢または病弱など、家族による支援が期待できないなど



☆困ったときは「お泊り」を活用しよう

人気でなかなか入所できない特別養護老人ホームの入所方法・
裏ワザをお伝えしてまいりましたが、いかがだったでしょうか。

しかし、いくら入所の近道を知ったところで、
特別養護老人ホームには大勢の待機者がおり、
入所するには高い倍率であることに変わりはありません。

ご家族が自宅介護をしながら待機をする間は、
お泊りを使って乗り切りましょう。

高齢者の体調が優れないときや、介護をする家族が病気になってしまった、
出張や冠婚葬祭で自宅を留守にしなくてはならないなどの理由を対象に、
『特別養護老人ホーム』では、お泊りのサービスを行っています(連続利用日数は30日まで)。

急な出張が入ってしまったときなど、とても助かるサービスです。

利用の際は、日常生活費(食費・滞在費など)は、別途負担する必要があり、
サービス費用は介護度、居室の形態によって異なります。
利用の可能性がある方は、ケアマネジャーに事前に相談しておきましょう。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 



今回、アテンド代表取締役の河北 美紀さんの寄稿文に導かれて、
《・・待機の多い『特別養護老人ホーム』に入所しやすくなる「裏ワザ」・・》、
私は学び、やがて朗報と思い深めたりした・・。

介護の難題のひとつには、いつまで介護を受ける必要な期間が判らず、
やがて永がられば本人の自己負担額が増し、貯金は切り崩しても資金不足となり、
当然ながら、退所が余儀なくされて、行き場がなく迷子のような介護難民になることである。


こうした中、『特別養護老人ホーム』は程々の自己負担をすれば、
晩年期に安堵し、介護を受けられるので、
今回のように入居ができたら・・助かるよなぁ・・、
と微笑んだりしている。
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75歳の壁を元気に超えるメソッド、健康寿命を伸ばす7つの習慣、私は学び、多々教示させられて・・。

2022-07-05 14:21:38 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【 介護ポストセブン 】を見ている中で、
『 75歳の壁を元気に超えるメソッド 
      健康寿命を伸ばす7つの習慣を医師が提案!  』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を丸17年半を過ごしてきた。





そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。


こうした中、



この記事は、『女性セブン』の2022年7月7・14日号に掲載され、
関連の【 介護ポストセブン 】に於いて、7月2日に配信されていた。

女性向けの記事であるが、健康寿命を伸ばす課題は、性差を超越するので、
無断であるが、記事を転載させて頂く。




《・・ 女性の平均寿命は87・74歳。
一方、介護を受けずに健康な体で生活できる期間「健康寿命」は女性で75.38歳。

不自由な12年をいかに短くするかは、今日からの健康法にかかっている。

「75歳の壁」を元気に超えるためには、
体を動かせるいまのうちから、長生き習慣を身につけるべし! 

そこで、今日からできる「健康寿命を延ばす」生活術を専門家に伺った。



☆生活に変化があると脳の老化を防げる

健康寿命を延ばすために、まず意識したいのが、
意欲の低下を防ぐことだという。

「そのためには、前頭葉を鍛えることが大事。
前頭葉は40代から萎縮が目立ち始め、
60代・70代になると、本格的に老化が進みます。

前頭葉は、想定外のことに対処するときに活性化するので、
いつもと違う道を通る、新しいレシピに挑戦するなど、
変化のある生活を心がけましょう」(和田さん・以下同)



☆おいしいものを食べたときも前頭葉は活性化する。

「節制ばかりしていると、前頭葉が刺激されず、脳の老化が早まります。
さらに、やせている人よりも、
ぽっちゃり体形の人の方が長生きとのデータもあるので、
病気のため食事制限をせざるを得ない場合を除き、
50歳を過ぎたらダイエットはしない方がいいでしょう」



☆“幸せホルモン”「セロトニン」を増やす

適度な日光浴も、意欲の低下を防ぐには効果的だという。
「太陽の光を浴びることで、精神を安定させて、
やる気や意欲を増進させる脳内物質・セロトニンが生成されます」
 
幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」は、
精神状態の安定に欠かせない脳内物質。不足すると脳の機能が低下し、
やる気が出ず、うつや不眠、認知症の発症リスクが高くなるので、
意識して分泌を促そう。



セロトニンについては、下にある6つの方法を参考にしてみてほしい。

★「セロトニン」を増やす方法【6】
【1】1日1回は日光を浴びる
   セロトニンは太陽の光を浴びることで分泌量が増す。
   「太陽の光を目から入れることでセロトニンが分泌されます。
   1日1回20~30分、屋外で太陽の光を浴びましょう」(和田さん・以下同)

   日の光を浴びることもセロトニンが増えるひとつの方法(熱中症に注意)

【2】リズム運動をする
   ウオーキングやジョギング、踏み台昇降など、
   単調なリズムで繰り返す運動は、セロトニンの分泌を促す効果が高い。
   「おすすめは散歩。
   自分のペースで行えるので、続けやすいからです。
   1日30分を目安に歩きましょう」

【3】トリプトファンを摂取する
   トリプトファンは、アミノ酸の一種で、
   体内でセロトニンを合成する材料となる。

   「大豆、牛乳、バナナ、チーズなどに多く含まれています。
   セロトニンを増やすためにも、これらの食品を積極的に
   摂るようにしましょう」

   大豆、牛乳、バナナ、チーズを積極的に食べよう

【4】鳥の声や波の音など自然音を聞く
   脳科学の研究で、動物の鳴き声や波の音などの自然音には、
   セロトニンの分泌を促し、ストレスを軽減させる効果がある
   と実証されている。

   自然音が収録されたCDでも、効果が得られるので試してみて。

【5】ドキドキする体験をする
   ドキドキする体験をすると、
   その興奮や緊張を抑えるために、セロトニンが分泌される。

   あえて知らない道を通ってみたり、お化け屋敷に入る、
   ジェットコースターに乗るなど、
   ドキドキする体験を意識的に行うのもおすすめ。

   いつもの道ではなく、知らない所を歩くことも刺激になる

【6】腸内環境を整える
   実は、セロトニンの約9割は、腸で作られている。
   日頃から発酵食品や食物繊維を積極的に摂るなど、
   腸内環境を整えておくことも大切。

   腸内環境を整えることで、自然とセロトニンを増やせ、
   精神状態も安定しやすくなる。



☆いつでも現役時代の気持ちを持つ
 
仕事をしている人は、退職後に老けやすい。
「仕事に限らず、健康なうちは無理に運転免許を返納しなくてもよいでしょう。
筑波大学などの研究チームが行った調査では、
運転をやめた人は運転を続けた人に比べて、
6年後に要介護となるリスクが2・16倍でした。

心身が健康なうちは、何事にも引退など考えず、
現役であろうとする気持ちを持ち続けてください」



☆健康診断より心臓ドックか脳ドックを

日本人は、健康診断に対する信仰が強いが、
健康診断の結果で、一喜一憂しないことも大切だ。

健康診断で示される判定は、統計的な数値のため、
異常値でも健康な人はいるし、正常値でも病気の人はいる。

あくまで参考程度に考え、心筋梗塞や脳梗塞を予防したいのなら、
心臓ドックや脳ドックを受けるのがおすすめだという。
健康診断は参考程度に、オススメは心臓ドックや脳ドック



☆家族以外の人間関係も大切に

年を重ねると、親や配偶者など身近な人との死別を経験する人も増える。
「身近な人の死をきっかけに、うつになってしまう人も多い。
つらい思いを話せる知人がいるかどうかが重要なので、
家族以外との人間関係を持っておくこと。

完璧主義の傾向が強い人も、うつになりやすいので、
きちんと家事をこなそうといった考え方はやめた方がいいでしょう」

若いときと違い、肩の力を抜いて生きていくのが、
健康寿命を延ばす秘訣のようだ。



☆健康寿命を延ばすための7つの習慣【まとめ】

【1】前頭葉を鍛える

【2】何事にも「引退」を考えない

【3】ダイエットはしない

【4】太陽の光を浴びる

【5】健康診断を信用しすぎない

【6】家族以外との接点を持つ

【7】完璧主義をやめる



☆教えてくれた人

和田秀樹さん/精神科医
和田秀樹こころと体のクリニック院長。
高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療に従事。
 新著『老いが怖くなくなる本』(小学館新書)など著書多数。

取材・文/鳥居優美 イラスト/なとみみわ ・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 



今回、
《・・75歳の壁を元気に超えるメソッド・・

健康寿命を伸ばす7つの習慣・・》
私は多々教示させられた・・。







或いは過ぎし日に、厚生労働省の公表によると、2016(平成28)年時点で、
日本人の健康寿命は、男性が72.14歳、女性が74.79歳と推計され、
平均寿命と健康寿命の差は、男性約9年、女性約12年と報じられている。


もとより「健康寿命」は、日常的に介護を必要としないで、
自立した生活ができる期間であり、私は今年の9月で、満78歳となり、
何んとか男性の健康寿命の延長戦の最中かしら、と思ったりする時もある。

しかしながら私の友人、知人の7人は、すでにあの世に旅立っているし、
或いは私より8歳ご年配の知人は、心身溌剌とされている御方もいて、
あくまで健康寿命も男性の平均であるよなぁ・・と思ったりしている。








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黒柳徹子さん、パワフルの秘訣は「二度寝でトータル10時間睡眠」、私は学び、微笑み・・。

2022-07-04 16:34:09 | 喜寿の頃からの思い
















《・・ 日本の女性の睡眠時間は、世界の中でもっとも短いといわれている。
さらに40代を過ぎたあたりから、更年期に起因する不眠が加わり、
 「睡眠負債」(寝不足や熟睡できない状態が続くこと)を抱えることになる。

質の悪い睡眠を続けていると、肌が劣化し、白髪が増えて、体重も増加し、
老化に向かってまっしぐら。 



エイジングケアの専門医でもあり、理事長を務めるグランプロクリニック銀座などで
睡眠美容外来を開始した岩本麻奈先生は
「エイジングケアは、どんな美容施術よりも眠りを味方につけることが王道です」と、
睡眠こそが、若さを保つ秘訣だと話してくれた。 

「眠れない」ではなく、「眠るためにどうするか」・・・。
その参考になるのが、いつでも若く美しい、女優や女性タレントたちの睡眠法。

良い睡眠をとるために、実践しているさまざまな工夫は必見だ。




☆二度寝、プロはどう見る?


厚生労働省では、健康に過ごすためには6~8時間の睡眠を推奨している。
しかし、睡眠時間は個人差が大きく、
最近では「日中に眠気で困っていなければ、睡眠時間にこだわる必要はない、
と言われはじめている」と岩本先生。  

つまり、睡眠時間に“正解”はなく、
自分にとってベストな睡眠法と睡眠時間を見つけることが大切なのだ。 
 


その参考になるのが、黒柳徹子さんの睡眠法。
以前は夜型だったそうだが
「今は夜11時ごろには、お布団に入って寝るようにしています。
そうすると朝5時ごろ1度目が覚めるので、
そこで起きてお白湯を飲んで、チョコレートとか甘いものをちょこっと食べて、
もう一回寝るんです」と語っている。  

最初に6時間、二度寝してから4時間でトータル10時間近く寝ているという。 
「二度寝は睡眠専門医の間でも、意見が分かれるところで、
杓子定規に解説するなら、“おすすめできない”派の意見が多いかもしれませんね。

でもこの眠り方で黒柳さんは調子がいいのですから、
私はこのままでよろしいのではと考えます。

むしろ、トータルで9~10時間寝られるのはすごいこと」(岩本先生)  



60歳以上では、実に3人に1人が睡眠に対して悩みを抱えている、との厚生労働省の調査もある。

日中の活動量の低下や、ストレス、身体の病気からくるものなど。
その原因はさまざまだが、コロナ禍以降は、さらに増えているともされる。

 「年齢が上がるにつれて、睡眠力も老化して、
眠りの深さや連続性が劣化します。
子どもで9時間くらい、20代で7時間前後、40代で6時間半、
65歳以上は6時間くらいと、短くなっていきます。

しかも途中で何度も目が覚めてしまい、“よく眠れない”と悩みが出てくるんです」(岩本先生)  

睡眠に関して、必要時間に個人差があるのも事実。
朝、スッキリと目覚め、昼間イキイキと活動し、夜は自然と眠る・・・。




このサイクルがスムーズであれば、
「寝つきをよくしなければ」とか「何時間寝なければ」と、
過剰に意識する必要はないということだ。

 「黒柳さんのように、自分なりの眠りを見つけ、
日中を元気に過ごせるのが、いちばん。

私は人と違うけど大丈夫かしら、と思い悩む必要もないのです」(岩本先生)  

その悩みが、さらに不眠を呼ぶことも。

自分の体調をしっかり見極め、不調を感じるようであれば専門医に相談を。  
ただ、女性が気になる美容に関する睡眠になると、少し趣が変わってくる。 
「二度寝をするなら、深い眠りではなくまどろむ程度で、
長くても15分くらいで。

目覚めを司るコルチゾールというホルモンは、代謝を促進する働きがあり、
二度寝で深い眠りに入ってしまうと、分泌が低下してしまうのです」(岩本先生)  

十分な眠りをとっていても二度寝してしまう場合は、睡眠の質を疑い、
環境を改善してみよう。 



【解説をしてくださったのは・・】 岩本麻奈先生  
東京女子医科大学卒業、パリで抗老化医学、予防医学などを学ぶ。
現在は最先端再生医療や美容医療に携わり、2021年より睡眠美容外来を開設。

健康や美容のためにいかに睡眠が重要か啓発。
主な著書は『睡眠美容のすすめ』など多数。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 



今回、睡眠の


最近の一カ月の私は、ベットの布団にもぐるのは、真夜中の11時半前後であり、
目覚めるのは朝の6時ぐらいが多くなっている。

こうした中で、現役サラリーマン時代だった時と違い、悩みは激少している為か、
たとえ震度3ぐらいの地震でも、 目覚めることなく熟睡している。

そして目覚めた時、ぼんやりと昨日までの出来事を思い浮かべたり、
今日は・・と予定事項を思い浮かべたりしている。

こうした中、オシッコだ、と感じて、布団から起きだすことが多くなっている。
       
しかしながら、まだ6時半前かょ・・と思いながら、布団に戻ってきてしまい、
まもなく目を閉じているうちに、眠ってしまった・・。

やがて30分ぐらい二度寝した後、目覚めてぼんやりとまどろんだりした・・。

                 


過ぎし日の出来事とか、これからのささやかな願いの数々が、
夢と現(うつつ)の世界を彷徨(さまよ)うようなひとときとなっている。

そしてぼんやりとして正気には程遠く、
やがて起床して、煎茶を飲んだりして、正気になり微苦笑することが多くなっている。

このように朝、目覚めてぼんやりと微睡(まどろ)む時、やがて二度寝ができることは、
貧富に関係なく、この世で最も贅沢なひととき、と私は微笑んだりしている。


こうした私の実態が、いつの日にか介護にお世話になる時まで、
続けられれば・・と微苦笑したりしている。


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『高齢者たちは、長生きよりは、元気でいたいと願っている』、私は学び、瞬時に賛意して・・。

2022-07-03 14:19:41 | 喜寿の頃からの思い
  • 先程、愛読している【日刊ゲンダイDIGITAL 】を見ている中、
    『 精神科医・和田秀樹さんが「80歳を越えたら我慢しないで生きよう」と唱える理由 』、
    と題された見出しを見たりした。










    ライフ 





    《・・ <80歳になったら、我慢しないで、したいことしよう>
    というのが老年精神医学の第一人者、和田秀樹さんの考えだ。

    高齢者の人生の過ごし方について話を聞いた。(略) 

    ■70代は自分を高齢者だと思っていない

    (略) 

    今の70代や80代って、ネットで本を買い、電子書籍を読み、
    郊外型書店に自ら車を運転して、買いに行く生活になっている。

    70歳の高齢者は、自分は高齢者じゃないよって思っていたりします。
    高齢者から運転免許を取り上げて、どうするんですか。
    ぼくがトヨタの社長なら怒りますよ」

    マーケティングと高齢者のニーズにズレがある。

    「マスメディアの人や商品開発の人が気づかない中で、

    ライフスタイルが変化してきている。

    これまで80歳というと
    ブルーカラーや農家の人、早寝早起きというイメージが強かった。

    だけど今の80代って、ほぼホワイトカラー。
    これまでのような早寝早起きではなく、深夜番組も大好きだったり、
     銀座で飲んでいたような人たちが老化している」

    このため和田さんも、困っていることがあるそうだ。
    「ぼくは高齢者に、<動こう><脳を使おう>と常々言っているわけですが、

    実際のところ高齢者が遊べる場所がないんです。

    高齢者大歓迎のキャバクラも、ホストクラブもないでしょ。
    大切な性ホルモンを出すためには、いつまでも男でいたい、女でいたい
    という気持ちでいたほうがいいんです。

    世代が違う人と話せば、認知症と関係の深い前頭葉も使うしね。
    ジャパネットが30万円くらいで豪華クルーズを始めたけど、
    高齢初心者も楽しめるセンスは的を射ていますね」



    性ホルモンの1つ、男性ホルモン(テストステロン)は、
    医学的に重要だと認識されてきているという。

    「男性ホルモンの分泌が減ると、

    性欲だけでなく、意欲が落ちることが明らかになったんです。

    女性に対する興味だけでなく、人に対する興味が落ちてしまう。
    抑うつ状態にもなります。
    判断力や記憶力も落ちるし、同じだけ運動しても筋肉がつかなくなる。
    そうなれば、老化まっしぐらです。
    だから男性ホルモンを維持するのは、すごく大事なんです」

    男性ホルモン維持のためには、次の3つが効果的だそうだ。

    ①食生活の面では、コレステロールにタンパク質に亜鉛をとること
    ②運動をすること
    ③心理的影響がとても大きいので、疑似恋愛できるキャバクラや風俗などもオススメだそうだ。



    「性欲があることを恥ずかしがる必要はないんです。

    65歳以上高齢者は3640万人。
    国民全体の29%もいるんだから、この人たちを要介護者にしないことが大事なんです。

    それを伊藤詩織さんの事件をもみ消した中村格が、
    警察庁長官になっちゃってから、ポルノ弾圧を進めている。

    欧米では、ポルノは合法。
    ぼくが岸田首相なら、ポルノ解禁にしますね。

    それで<要介護高齢者が減るなら、どんな批判でも受ける!>
    って言えば拍手喝采じゃないですか? 

    東大受験に3回失敗するというここ一番に弱い岸田首相には、
    ポルノ解禁をする度胸なんかないだろうけど。

    重要なことは、それぐらい大胆に発想を逆転させないと、
    日本では長生きはするけど、ヨボヨボの人を増やすだけになるっていうことです」



    ■「心をバカにするなよ、と思う」

    「日本は新型コロナウイルス対策でも、

    自粛生活をさせて、人を閉じ込めたでしょ。

    家から出ない、人と話さないってなれば、歩けなくなるし、うつ病にもなるよ。
    老年医療やっている医者なら、人の心がどうなるかわかります。

    政府は、患者や心と向き合って臨床をしている医師ではなく、
    感染症の専門家や動物実験ばっかりやっている大学のお偉いさんの言う通りに
    国民に自粛生活をさせました。

    これに老年医学会も精神神経学会も抗議すらしない。
    年間自殺者2万人という現実もあるのに。

    心をバカにするなよ、って思うわけです」



    和田さんは、医者の診断や処方なども、うのみにしないほうがいいと指摘する。

    「米国では、死因のトップが心筋梗塞だから、

    血圧、血糖値、コレステロールは下げた方が多分いい。

    だけど、それで長生きするのは米国のデータであって、
    日本では大規模調査をしていないから、根拠のあるデータとは言えない。

    日本の死因のトップは、がんです。
    がんは免疫機能を上げることが大事。
    そのために楽しむことの価値が高い。

    また、男性ホルモンを増やすには、コレステロールにタンパク質が大事です。
    だけど日本だと、健康診断で正常値を保つために、
    しょっぱいものや甘いものは我慢して、薬漬け。
    それだと元気をなくすだけです。

    20年長生きするために、だるくて元気のないまま暮らしますか?

    私の70歳向け80歳向けの本が売れたのは、
    高齢者たちは、長生きよりは、元気でいたいと願っている、
    という表れだと思いますよ」



    ☆「くだらないことでも楽しめる」のが究極の幸せ

    高齢者をアクティブ(行動的)にすることは、とても大事な施策でもあるそうだ。

    「アクティブにしないと、要介護者が増えます。

    2~3年後には500万人から600万人に増えるでしょう。
    それでまた増税ってことになる。

    個人金融資産の7割に当たる1400兆円を60歳以上が保有しています。
    高齢者は、心を元気にして、楽しまないといけないのに、
    それがまるで悪いことだと思われています。

    だから高齢者は、ビビってお金を使わなくなっている。

    そうじゃない。楽しむことは、景気にもいい影響を与える。
    ぼくは相続税100%と言っているけど、死ぬまでに自分の稼いだ金は全部使うべき。
    人は最期まで楽しむ権利がある。

    それに究極の幸せって、くだらないことでも、楽しんでしまう能力です。
    金持ちだろうが、貧乏だろうが関係ない」



    ■「不良高年でいいんです」

    「高齢者も、少々高いハードルを2つ3つ越える意欲が大事です。

    日本人に一番欠けているのは、実験する姿勢なんです。

    失敗を恐れず、思い切って実行に移すと、違う世界が見えてきます。
     意欲も次々に湧いてくる。
    想定外のことや、ワクワクドキドキすること、
    新しいことをするのは前頭葉を使うため認知症対策にもなります。

    80歳になったからって、遠慮する必要なんてない。
    若返ることはいいことなんだから、不良高年でいいんです」

    一方で老いを受け入れることは、自分を楽にする。

    「70歳までは、できるだけアンチエイジングをしたほうがいいんですが、

    80歳過ぎたら、がんの進行も遅くなる。
    我慢をしないで、食べたいものを食べて、お酒も飲んでもいいんです。

    健康診断も受けなくていい。
    “正常値”に戻そうとして、薬漬けになるだけですから。



    おむつや補聴器も、格好悪いから嫌がる人も多いけど
    素直に受け入れましょう。
    知人の音楽家は『おむつって、こんなに楽なんだ』と喜んでいました。

    認知症には、なりたくないとみなさん言うけど、
    認知症は、脳の変化だから不可避です。
    ただ脳は、もともと1割しか使われていないから、
    かなり縮んでも、使い続けていれば残存機能はわりと使えます。

    認知症になってくると、みなさんニコニコして楽しそうに見えますよ。
    それと比べると、うつ病は楽しむ能力がなくなって、
    つらくておれはダメだってなっちゃう。
    認知症よりも、うつ病にならないようにしたほうがいいんです。

    そうならないためにも、残りの人生を楽しむこと。
    自分を喜ばせましょう」

    (取材・文=平井康嗣/日刊ゲンダイ)

    ▽和田秀樹(わだ・ひでき) 精神科医。1960年大阪府生まれ。

    東京大学医学部卒業後、東大付属病院などを経て、
    現在「和田秀樹こころと体のクリニック」院長。

    高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている。
    「70歳が老化の分かれ道」(詩想社新書)など著書多数。

    注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 



今回、
《・・高齢者たちは、長生きよりは、元気でいたいと願っている・・》

と発露されて、私は瞬時に、そうですよねぇ・・と瞬時に賛意を深めたりした・・。

過ぎし6月、私なりに、これから80代に向かう世代に、確かな晩秋期の心構えの6箇条を
私は多々学んだりした。

「85歳を過ぎると、がんがない人は、いない」  

いずれにせよ人間は、いつか必ずボケるし、歩けなくなる  

安楽死を望むよりも、「ボケたら、しかたない」と考えるほうが健全

◎老いと闘ったほうがいい時期は、存在する

できなくなったことを悲観せず、できることを大切にする  

◎老いや死をうまく受け入れた人は、魅力的に見える  



こうした6箇条を、復誦するように心の中で呟(つぶや)けば、
77歳の私は、これからの希望と不安と恐れのある未知の歩み対して、
確かな光明を受けたりしている。
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暑い日は、首・脇を冷やすより、手を洗おう!、 77歳の私は学び、多々教示させられて・・。

2022-07-02 14:56:17 | 喜寿の頃からの思い
































 梅雨明けとともに、連続の猛暑日が続き、最高気温が40℃を超える地域も。

そんな中で、高齢者や子どもは、とくに注意したいのが熱中症。

何か良い予防策は、ないものかと探していたところ、
「手のひらには、体温を調節する特別な血管があります」と専門家。
手洗いだけで、暑さ対策になるというから、耳よりな話・・・。



熱中症にならないために覚えておきたい9つのこと  
今年は例年よりも、気温が高くなると予想され、室内外で熱中症の危険が高まる。  

熱中症は、体内の水分と塩分のバランスが崩れることや
高温多湿な環境に置かれることで、体温管理機能がうまく働かなくなり、
さまざまな症状が生じる状態のこと。

暑いなか、立ちくらみや筋肉痛に近い症状を感じたら、
軽度熱中症を疑いが。

症状が進んでいくと、頭痛や吐き気、倦怠感などが表れ、
重症になると意識障害やけいれんが起こることもある。

そして、最悪の場合、死に至る。





☆「手洗い」で深部体温をぐっと下げる効果が


熱中症にかからないために、大切なのは体の温度を上げないこと。
そのためには、体を冷やすことが効果的だ。  

冷やす部位は、首や足の付け根といった血流の大きなところ。
そして「手のひらがおすすめです」と語るのは、
熱中症に詳しい済生会横浜市東部病院の谷口英喜医師。

「手のひらにはAVA(動静脈吻合)と呼ばれる特別な血管があるんです。
これは動脈と静脈を結ぶバイパスのような血管で、
普段は閉じていますが、体温が高くなってくるとAVA(動静脈吻合)が開通し、
一度に大量の血液を通します。

そうすることで熱が放出され、冷えた血液が体に戻り、全身をクールダウンさせます」  

ある研究によると「首・脇の下・そけい部」を冷やしたときよりも、
AVA(動静脈吻合)の多い「手のひら・足の裏・ほほ」の3点を
冷やしたときの方が体温を低下させる、という結果が得られた。

つまり手のひらは、最強のラジエーターなのだ。

  

やり方は簡単で、手のひら(可能ならひじまで)に、
水道水を15秒ほど流すだけ。

つまり、普段の手洗いを少し念入りに行うだけで、
新型コロナの予防と同時に、熱中症対策が可能だ。  

もちろん、冷やす時間を長くすれば、効果をより実感できる。
長時間冷やす場合は、桶やバケツに水を張り、
5~10分ほど手を水に浸けておくといい。



 「あまりにも低い温度、例えば氷水などは、おすすめできません。
15℃ぐらい、ひんやりで気持ちいい、という温度がいいでしょう」(谷口医師、以下同)  

タオルを巻いた保冷剤などを握っても効果があるのかと思いきや、
それは逆効果。
 「手のひらは、動脈と静脈が交わるとても血管の多い場所。
そのため冷やしすぎると、冷たくなった血液が体全体にめぐり、
血管が収縮してしまいます。
そうなると効果が得られない場合もあります」  

冷えたペットボトルを手に持つのでもいいが、
その場合は冷蔵庫から出した直後だと5度前後となり、
冷たすぎるので、しばらく室内に置いて温度が上がったものがいい。 



すでに頭痛や吐き気、めまいなどの熱中症の症状が出てしまっていたら、
冷やすのは、首や足の付け根を集中的に。

医療機関への搬送の目安としては、未開封のペットボトルを渡し、
自力でキャップを空け、しっかり飲むことができるか。

手に力が入るか、口にペットボトルの先を持ってこられるか、
むせずに飲めるかで状態をチェックすることができる。

うまくできない場合は、医療機関へ。



☆すぐに始めたい汗をかく習慣

熱中症予防で大切なのは、「暑さに慣れる」ことだと谷口医師。

急に気温が高くなる季節の変わり目や梅雨明けには、
体が暑さに慣れていないので、熱中症になる危険性が高まる。

実際に急に気温が高くなった今年の5月や6月下旬は、
熱中症での救急搬送人数が急増した。  

暑さに順応した体づくりには、個人差はあるが数日~2週間かかる。
 今から対策し、熱中症になりにくい体にしていきたいところ。

そのためには「汗をかく練習」を行いたい。
 「汗をかいて体温コントロールするには、体の水分の量がたっぷりあることと、
自律神経がしっかり機能していることが必要。
長引くコロナ禍でこのふたつの機能が落ちてしまっていて、
汗をかきにくくなっている人が増えています」  

自宅にこもることが多くなっているこの数年。
知らず知らず筋肉が落ちて代謝が悪くなり、
体の水分量が減ってしまっているという。

また、一定温度の場所で長時間過ごす、
あるいは、運動不足や規則正しい生活ができていないなどの原因があると、
交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、暑いときに汗がかきにくい状態に。 

 

うまく汗をかけるようになること、すなわち「汗活」には何が必要か。
 「水分をたくさんとること。運動や軽いウォーキング、お風呂もいいですね。
ぬるま湯にゆっくり入り、発汗を促すことも大事です」  

夏だからといって毎日シャワーだけで済ませていては、
体内にこもった熱を発散できない。

39度程度のお風呂に肩までつかったり、長めの半身浴をしたり。
汗をかきにくい人や冷え性の人は、夏でも入浴剤を使うのがおすすめ。



☆水分補給は1日8回、渇きを覚える前に


水分補給は一定のタイミングで、と谷口医師。
 「薬のように、毎日時間を決めて水分をとるのが一番。
1日8回くらいにわけて、コップ1杯程度の水を飲みましょう。
そうすれば1日に必要な水分量を摂取できます。

じつは日ごろの水分を補給するなら、温かいお茶でもいい。
飲み物の温度は、体温調節にそこまで影響がありません。

ただ熱中症の症状が出ているときは、
冷たい飲み物で、急速に体を冷やすことが肝心です」 

日中ずっとマスクで過ごしていると、のど渇きにも鈍感になりがちだという。
また軽い脱水状態の時にも、のどの渇きを感じない。



そのため、のどが渇く前、あるいは暑い場所に行く前
運動前から水分を補給しておくことが大切だ。  

体温調節が難しい高齢者や子どもは、
「水分補給」と「手のひら冷やし」を意識的に行い、
暑い夏を無事に乗り切ろう。 

☆「熱中症予防」ポイント3
(1)暑い時間の行動をさける
(2)水分補給は定期的に 
(3)体温の上昇を抑えるために

☆「手のひら冷やし」 「手のひら冷やし」ポイント3
(1)流水で15秒ほど 
(2)冷たすぎるのはNG、10~15度が適温 
(3)首も同時に冷やすと効果的 

谷口英喜・医師・・ 済生会横浜市東部病院 患者支援センター長兼栄養部部長。
福島県立医科大学医学部卒業。麻酔・集中治療、経口補水療法、熱中症対策などが専門。
著者に『経口補水療法ハンドブック 熱中症、
脱水症に役立つ 脱水症状を改善する「飲む点滴」の活用法』など。

取材・文/オフィス三銃士・・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 


今回、《・・暑い日は、首・脇を冷やすより、手を洗おう!・・》、
真摯に学んだりした・・。


何かしら《・・手のひらにはAVA(動静脈吻合)と呼ばれる特別な血管があるんです。

これは動脈と静脈を結ぶバイパスのような血管で、
普段は閉じていますが、体温が高くなってくるとAVA(動静脈吻合)が開通し、
一度に大量の血液を通します。

そうすることで熱が放出され、冷えた血液が体に戻り、全身をクールダウンさせます」 
・・》、
と記載され、初めて学んだりした。

そして熱中症にならないための対策・・懇切丁寧に記載され、
多々教示されて、微笑んだりした・・。




もとより高齢者の私が、熱中症で倒れて救急車、病院に入院するは、
世の中にご迷惑するので、私なりに自己防衛策としている。

そして午前中のひととき、買物とか散策で帰宅した後は、

洗面所で顔を洗い、エアコンの冷気の中で、衣服を着替えたりしている。

この間、家内は平素の室内の掃除を終えて、
居間のエアコンの冷房を省エネの28度に設定している・・。
やがて居間、玄関の内部、洗面所、トイレ、台所など完全冷房となる。

そして私たち夫婦は、17畳ぐらいの居間で、日中の大半を過ごしている。




私は居間で机の上に置いているパソコンに向かったり、
或いはソファーに座り、本を読んだりし、ときおり庭を眺めたりする時、
ほのかな暗さを通して、樹木、草花が涼しげに見えたりし、微笑んだりしてきた。
              

この簾〈すだれ〉は、紐でスルスル上げ下げの調整も出来、
その上に布地も少し左右に開くことが出来るようにしたので、
平安時代の高貴な女性の部屋のように思えて、私は家内に我が家は平安朝だよねぇ、
と時折たわむれた事を言ったりしている。

こうした中、居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。

そして昼下がりのひととき、簡易ベットを敷いて、
私は横たわりながら本を読んだりし、ときには昼寝をしたりしている。

家内はソファーに座り、本を読んだりし、テレビを視聴したりしているが、

朝は山ガールよりも早く起床して、洗濯などしているので、
日中のひととき、居間の片隅で夏掛けの布団にくるまり昼寝をしたりしている。

やがて奥の和室の寝室に冷房のセットをしたりしている。




このような我が家の夏の陣としているが、もとより熱中症で救急車のお世話になることは避けたく、
冷茶、アイスコーヒー、ときにはペットボトルの麦茶、ウーロン茶を飲んだりして、
私たち夫婦は熱い季節を過ごしたりしている。

こうした生活を残暑が残る秋のお彼岸の頃まで、過ごすが我が家の実態となっている。
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ニッポンでなぜ「在宅診療」は普及しないのか、77歳の私は学び、多々教示させられて・・。

2022-07-01 15:43:37 | 喜寿の頃からの思い
先程、愛読している【日刊ゲンダイDIGITAL 】を見ている中、
『 年間143万人死亡の多死社会ニッポンで
        なぜ「在宅診療」は普及しないのか』、
と題された見出しを見たりした。




こうした中、いつの日にかあの世に旅立つので、



過ぎし16年前の頃、
親戚の叔父さん3名も、終末期に3年から5年も入院され、
こうした中、ふたりの叔父さんは御自身の意思はなく、多大な手厚い延命治療を受けて、
やがて病院で亡くなってきた。

こうした話を私は聞いたりしてきたが、 自分で食物を口に運び、食べられなかったら、
もとより延命治療は断り、 痛みだけを執(と)って下さる平穏死を選ぶょ、
と私は家内に幾たびも言ったりしてきた。

家内も胃ろうや人工呼吸器などの延命治療は、お断りですから・・ と私に言ったりしている。

このような話を私たち夫婦は、幾たびも話し合ってきた・・。

結果としては、それぞれ延命治療は断念して、
「延命治療は望みません。痛み止めだけは処置をお願いします」
と明示するために、
私たち夫婦は、それぞれ『日本尊厳死協会』に入会したりしている。



このようなことを私たち夫婦は話し合ってきたが、
『在宅診療』に関しては、具体的に検討してこなかったので、
《・・ニッポンでなぜ「在宅診療」は普及しないのか・・・》、
真摯に学びたく、記事を精読してしまった。

この記事は、【日刊ゲンダイDIGITAL 】に於いて、
7月1日に配信され、無断であるが記事を転載させて頂く。

《・・ 住み慣れたわが家で、最期を迎えたい。
年間143万人が亡くなる多死社会にあって、そんなささやかな願いが、
日本ではかなわない。



その技術がないからでも、医療機関が儲からないからでもない。
に、日本は高度な医療技術が必要とされる新薬の開発品目数で、
世界第3位を誇る医療先進国。

国は1981年の往診料を皮切りに、「寝たきり老人在宅総合診療料」(92年)、
「24時間連携加算」(98年)などさまざまな管理料や加算点数を新設し、
莫大な費用をかけて在宅医療支援を行っている。

にもかかわらず、なぜ日本人は、自宅で最期を迎えられないのか。 



常時1000人超の在宅患者を診察し、
年間200人の看取りを行う「しろひげ在宅診療所」(東京・江戸川区)の山中光茂院長に聞いた。 

「国は20年近く前から『地域包括ケア』という言葉をつくり、
『病院から地域へ』というフレーズで、
病状が安定している患者さんたちを病院から、在宅へと誘導してきました。

そのために診療報酬を『在宅診療』分野へ厚くすることで、
在宅診療所や訪問看護ステーションも増やしてきました。

それでも、在宅で最期を迎えることのできる方々は、わずか13%。
まったく増えていません。

家で最期を迎えたい人が6割もいるのに、
思いが満たされるのは、わずかしかいないのが現実です」  



なぜ、在宅医療の利用者が増えないのか。
山中院長は「ちゃんとした在宅診療が、あまりにも少ないから」という。 

「在宅診療をうたいながら、看取りはもちろん、急な発熱や体調不良といった軽い症状でも
救急車などを呼ばせて急性期病院に任せる“なんちゃって在宅診療”が実に多い。

本来の在宅診療は、がんの末期や難病、重度精神障害など
高度に専門性の求められる分野において、どれだけ重い病気でも、
安易に救急搬送するのでなく、
患者さんが愛する自宅で人生を完結させる気概が求められます。

ドラマなどで見られるような、大きな病院につなぐまでのスーパードクターによる緊急対応とは
まったく意味が違います」  



在宅診療の基本は、「24時間365日」。
「病院に行けない重症度の高い患者」を在宅において、
「看取りまで」を医療的にケアすることだという。

そのため、在宅医療の現場で働く医師らは、高度な技術と人間性が求められる。 
「在宅診療を真面目に行おうとするほど、緊張感の中で、
患者やその家族の痛みや苦しみ、葛藤と向き合い続けることになります。

病院は、医療従事者のホームタウンなので、多少傲慢なドクターがいても、
『しょうがないわね、お医者さまだから』で済まされがちです。

しかし、在宅診療では、決して許されません。

患者の『ホーム』であるため、患者やその家族は、
病院のような圧迫感や緊張感を感じることなく、
言いたいことや聞きたいことを口にします。

在宅診療する側は、それを受け止め、病状だけでなく生活環境、介護体制、
金銭面での不安、家族の看取りへの思いなど、
いのちの周りにある幸せや痛みに寄り添い続けていくことが求められるのです」



☆患者側の「適切な選択」ができない


「在宅診療」の医師らが求められる医療技術の範囲も広い。

たとえば、がんの末期への対応であれば、
麻薬の管理から褥瘡に対する外科的な処置など、
多様な専門性と医療技術が必要となる。

 「在宅医療は、病院に通院できない状態を前提としています。
ですから病院と同じことが在宅でもサポートできるだけの医療技術を備え、
それを高める努力も必要なのです。

ところが、在宅診療の実態や課題については、
政治、地方行政、メディア、中核医療機関、地域住民の間でも
十分理解はされていません。

その結果、真面目に在宅医療に携わる医療機関と、
安易なフランチャイズのような経営をする医療機関の区別がされずに、
患者側の『適切な選択』もできない状態にある。非常に残念です」 



山中院長がそんな厳しい在宅医療現場を志す原点になったのが、
アフリカでの医療体験だという。 

「20代の頃にアフリカで巡回医療をしていました。
住民全体の40%以上がHIVに感染しており、
エイズで亡くなる大人が多く、大勢の孤児がいました。

当初は、孤児が集団で過ごせる施設を考えましたが、
子供たちは『両親と過ごした思い出のある家で、今後も過ごしたい』という。

ハッとしましたね。
他人から見ればもっとステキな住み心地がいい病院や
施設などの環境があっても、やっぱり住み慣れた『家』で過ごしたい、
それが国や時代を超えた人としての『幸せ』なのだと気づかされたのです」



 ▽山中光茂(やまなか・みつしげ) しろひげ在宅診療所院長。
1976年、三重県松阪市生まれ。
慶応大法学部、群馬大医学部卒業後、アフリカで医療活動に従事。
2009年、松阪市長に当選。全国最年少市長(当時)となる。

現在、末期がんなど重度の在宅患者を1000人以上診察し、
年間200人以上の看取りを行う。
昨年、在宅診療をモデルにした「小説 しろひげ在宅診療所」を出版。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 



今回、しろひげ在宅診療所院長の山中光茂さんより、
《・・なぜ「在宅診療」は普及しないのか・・》学び、多々教示された・・。


特に《・・在宅診療の実態や課題については、
政治、地方行政、メディア、中核医療機関、地域住民の間でも
十分理解はされていません。

その結果、真面目に在宅医療に携わる医療機関と、
安易なフランチャイズのような経営をする医療機関の区別がされずに、
患者側の『適切な選択』もできない状態にある。非常に残念です・・》

こうした実態を私は学び、動顛したりした・・。



私がいつの日にか死去に迫った時、
やはり自宅だと見守って下さる御方、そして医師に負担がかかることが予測されるので、
やむなく断腸の思いで、病院を指定して亡くなる・・と思われる。

しかしながら、終末期に於いては、数年前に学んだ“緩和ケア”を希望する。

《・・痛みを和らげる“緩和ケア”をうまく取り入れることで、
安らかな最期を迎えやすくなる・・・
「特にがんは、末期になると、体の痛みや倦怠感、息苦しさといった苦痛症状が出ますが、
これらは適切な処置をすることで、弱められる。

さらに死期が近づいて、耐えがたい苦痛がある場合には、
投薬によって意識を低下させる『鎮静』状態にすることも可能です。
ほぼ眠りながら穏やかに最期を待つことができます。
・・》、

このようなことも学び、私は終末期を思い馳せ、光明を感じたりしている。

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