夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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誤嚥性肺炎を防ぐ世界初の「とろみが付く飲料自販機」、高齢者の私は学び、朗報と微笑み・・。

2022-07-14 14:33:10 | 喜寿の頃からの思い
先程、ヤフー・ジャパンより配信されたニュースを見ている中、
『 誤嚥性肺炎を防ぐ世界初の「とろみが付く飲料自販機」、
           植物由来で安全、味にも影響なし 【愛知発】』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。



 
こうした中、私は朝食、夕食の時、家内と共に頂いているが、
私は亡き母の遺伝を素直に受け継いだ為か、男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したりしている。

そして私は、食べながら家内に話したりしていると、一か月に一度ぐらい、
食物が食道へ入るべきものが気管に入ってしまうらしく、
一分ぐらい、むせたり咳き込んだりすることがある。

こうした時、家内は
『高齢者になると誤嚥(ごえん)になる人が多いから、気を付けてねぇ・・』
と私は言われたりしている。

私は5年前の頃までは、こうした体験がなく、
やはり高齢者になると食べ物がのみ込む力の嚥下(えんげ)の力が衰えたのかしら、
と戸惑いながら不安を秘めたりしている。

そして家内も、数か月に一度ぐらいあるから、私も気を付けるわ、
と私に微苦笑しながら言ったりしてきた。



こうした私たち夫婦は、誤嚥(ごえん)について、
少しばかり体験をしてきたので、やはり注意1秒で食べる時、お茶を飲む時は、
ゆっくりと頂くことが肝要だなぁ・・と思い深めてきた・・。

このような嚥下(えんげ)の力衰え、そして誤嚥(ごえん)に関しても、
一歩間違えると死のリスクがあると学んだりしてきたが、
今回、《・・誤嚥性肺炎を防ぐ世界初の「とろみが付く飲料自販機」・・》って、
具体的にどのようなことなの・・と私は学ぼうと精読してしまった。





この記事の原文は『東海テレビ』のWEBの記事として、
関連の【 FNNプライムオンライン 】が6月30日にとして配信され、
無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。

《・・
誤嚥性肺炎を防ぐ世界初の「とろみが付く飲料自販機」 植物由来で安全、味にも影響なし【愛知発】 (fnn.jp)
    東海テレビ2022年6月30日 木曜 午後4:00この記事の画像(11枚)



全国の約9000カ所で採用されている「とろみがつく自動販売機」。
世界で初めてこの自販機を作ったのは、愛知県の町工場だった。

どこの街角にもある、コップ式のドリンクを売っている自動販売機かと思いきや、
よく見るとボタンの中に「とろみ」の文字が。

このボタンを押せば、アイスココアもトロトロになる。

リポート:
飲みやすくなるのはもちろん、

味が濃く「ギュッ」となっているような感じがして、
すごくおいしいです

他にも、抹茶ラテやレモネードまで、何でもとろみをつけられる。


この自販機を作ったのは、愛知県大府市に本社がある「アペックス」。
カップ式の自販機などを製造しているが、
とろみをつけた飲み物の自販機を作った理由とは?

アペックスの担当者:
高齢化社会にともなって、嚥下(えんげ)機能に障害を持った方が増えてきた。


何か対応できるものはないかということで依頼がきまして
通常、食べたものは気管への弁を閉じて食道へいくが、
高齢になるとその弁を閉じるスピードが遅くなり、
誤って気管に入って「誤嚥性肺炎」を発症してしまうこともある。

この誤嚥性肺炎により5万人近くの人が亡くなっていて、
2021年度の死因では6位だった。


そのリスクを軽減してくれるのが、このとろみつき自販機。
飲み物にとろみがつくと、喉を通過するスピードが遅くなり、
誤嚥を防ぐ効果が期待できる。

アペックスの担当者:
キャベツ由来の微生物の動きによってできる酵素を使っている。

ドレッシングや化粧水にも含まれているような、
ちょっとトロっとしたような成分になるんです

植物由来の安全なとろみ材を使い、
飲み物の味を損ねないように分量を調節。
開発に2年をかけた。

2018年に発売し、今では病院や介護施設、百貨店や高速道路のSAなど、
全国約900カ所に採用されている。



「おおぶ文化交流の杜」では、2年前に設置した。

おおぶ文化交流の杜の館長:
飲み込みに不安がある方も、安心してお楽しみいただけるかと思い、導入を決定しました。


休憩スペースの方で、お年寄りとお子さんが一緒に
飲み物を楽しんでいる姿を見ると、よかったなと思います

アペックスの担当者:
これからも高齢化社会が進んでいきますので、

こういったマシンを導入していただいて、
みんながハッピーになれるような提案ができればと考えています
(東海テレビ)?? 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、《・・誤嚥性肺炎を防ぐ世界初の「とろみが付く飲料自販機」・・》、
初めて学び、高齢者の多くの御方にとっては、朗報かしら、と微笑んだりした。

ここ2年半、コロナ烈風に伴い、いまだマスクを手放せない状況が続いている。

こうした中で、《・・外出や会食の自粛が引き続き求められる中、
「声が出にくい」、

「むせやすくなった」などと訴える人が増えている。

これは、会話する機会が減り、声を出さなくなったことによる
“のど老化”が進んでいるサインかもしれない ・・ 》

このような記事を読み、私も憂い、危惧したりしてきた。




そして、『のどの衰えから誤嚥性肺炎にも』と記事を読んだりしてきた・・。

《・・厚生労働省が発表した「2020年人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、
昨年の誤嚥性肺炎による死者数は4万2746人で、3年連続で増加している。
それ以外の肺炎による死亡者は7万8445人で、
両方を合わせると12万1191人となり、死因別死者数の第4位に位置する。

※厚生労働省「2020年人口動態統計月報年計(概数)の概況」より
※厚生労働省「2020年人口動態統計月報年計(概数)の概況」より

「肺炎を予防するには、肺炎球菌ワクチンを接種することと、
歯磨きやうがいなどの口腔ケアをして、
口の中を清潔に保つことが有効というエビデンスもあります。

こうした事態になる前に、誤嚥性肺炎を防ぐ世界初の「とろみが付く飲料自販機」は、
手軽で安心に飲める高齢者の健康を保つ「飲料自販機」だなぁ・・、
と微笑んだりしている。

尚、無念ながら私は、「とろみが付く飲料自販機」は、
無念ながらお逢いしてことがなく、いつの日にか・・
めぐり逢える、と楽しみのひとつになっている。

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