《・・ 【老後】ポイント
(1)歳をとると、時間が過ぎるのが早くなるというが本当か
(2)私の時間の流れは、70歳代も80歳代も変わらない
(3)時間が過ぎる早さは、日々の過ごし方によるのでは
歳をとると、時間が過ぎるのが早くなるといいます。
本当でしょうか。
実は貝原益軒も『養生訓』のなかで、そういうことを言っているのです。
「老後は、わかき時より月日の早き事、十ばいなれば、一日を十日とし、
十日を百日とし、一月を一年とし、喜楽して、あだに、日をくらすべからず」(巻第八の4)
つまり、歳をとると10倍早く時間が過ぎるので、無駄に過ごさず、
時間を惜しめというのです。
10倍とは、ずいぶん早いですね。
私自身が振り返ってみて、70歳を過ぎてからの16年間で、
時間が早くなったという感じは、しないのです。
益軒は『養生訓』でこう続けています。
「心しづかに、従容として余日を楽み、いかりなく、慾すくなくして、
残躯(ざんく)をやしなふべし。
老後一日も楽まずして、空しく過すはおしむべし。
老後の一日、千金にあたるべし」(同)
残躯とは、老いぼれて生き残ったからだのことです。
この「残躯をやしなふ」というのが、
私が思うナイス・エイジングのイメージとは違っています。
その言葉には、人生はもう終わってしまって、
残りを生きるという感じがあります。
そうではなく、もっと、積極的に自分のいのちのエネルギーを死ぬまで高めていく。
それがナイス・エイジングです。
私の日々の生活は、70歳代も80歳代も変わっていません。
例えば、毎週の金曜日。
3時30分起床、自宅で自分の仕事、たとえば連載用の原稿執筆など。
5時、出勤、病院でも執筆を続ける。
6時40分、院内の道場で早朝気功。
7時40分、朝食。
8時、外来勤務開始。
10時、おやつ。
13時15分、休憩に入り昼食。
14時30分、外来勤務が再開。
16時30分、道場で名誉院長講話。
18時、夕食。
19時30分、帰宅し入浴。
21時、就寝。
(1)歳をとると、時間が過ぎるのが早くなるというが本当か
(2)私の時間の流れは、70歳代も80歳代も変わらない
(3)時間が過ぎる早さは、日々の過ごし方によるのでは
歳をとると、時間が過ぎるのが早くなるといいます。
本当でしょうか。
実は貝原益軒も『養生訓』のなかで、そういうことを言っているのです。
「老後は、わかき時より月日の早き事、十ばいなれば、一日を十日とし、
十日を百日とし、一月を一年とし、喜楽して、あだに、日をくらすべからず」(巻第八の4)
つまり、歳をとると10倍早く時間が過ぎるので、無駄に過ごさず、
時間を惜しめというのです。
10倍とは、ずいぶん早いですね。
私自身が振り返ってみて、70歳を過ぎてからの16年間で、
時間が早くなったという感じは、しないのです。
益軒は『養生訓』でこう続けています。
「心しづかに、従容として余日を楽み、いかりなく、慾すくなくして、
残躯(ざんく)をやしなふべし。
老後一日も楽まずして、空しく過すはおしむべし。
老後の一日、千金にあたるべし」(同)
残躯とは、老いぼれて生き残ったからだのことです。
この「残躯をやしなふ」というのが、
私が思うナイス・エイジングのイメージとは違っています。
その言葉には、人生はもう終わってしまって、
残りを生きるという感じがあります。
そうではなく、もっと、積極的に自分のいのちのエネルギーを死ぬまで高めていく。
それがナイス・エイジングです。
私の日々の生活は、70歳代も80歳代も変わっていません。
例えば、毎週の金曜日。
3時30分起床、自宅で自分の仕事、たとえば連載用の原稿執筆など。
5時、出勤、病院でも執筆を続ける。
6時40分、院内の道場で早朝気功。
7時40分、朝食。
8時、外来勤務開始。
10時、おやつ。
13時15分、休憩に入り昼食。
14時30分、外来勤務が再開。
16時30分、道場で名誉院長講話。
18時、夕食。
19時30分、帰宅し入浴。
21時、就寝。
この日常を繰り返している限り、私の時間の流れは変わりません。
ところが、コロナのお陰で、変化が生まれてしまいました。
早朝気功と名誉院長講話ができなくなりました。
このほか、毎週のように出かけていた講演が、パッタリ消えてしまいました。
夜の会合もなくなりました。
幸い最近は講演も増えてきましたし、会合も復活しているのですが、
コロナ自粛の2年の間に日常生活にできた空白の時間は大きかったです。
この2年間については、私の時間の流れが、これまでと変わりました。
いつもより、早く過ぎたかもしれません。
時間が過ぎる早さというのは、年齢によって違うのではなく、
日々の過ごし方によるのではないでしょうか。
少なくとも、私の場合はそうです。・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
今回、私が敬愛しているひとりの帯津三敬病院名誉院長の帯津良一さんより、
溌剌として実践言動を学び、多々教示させられたりした。
溌剌として実践言動を学び、多々教示させられたりした。
もとより帯津良一さんは、西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、
人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱されながら、
老化に身を任せながら、よりよく老いる「ナイス・エイジング」を実践されている御方である。
こうした御方には恥ずかしいが、私は年金生活に甘えて、
何かとグウダラに過ごしてしまい、甘味に晩秋期を過ごしている・・。
人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱されながら、
老化に身を任せながら、よりよく老いる「ナイス・エイジング」を実践されている御方である。
こうした御方には恥ずかしいが、私は年金生活に甘えて、
何かとグウダラに過ごしてしまい、甘味に晩秋期を過ごしている・・。
たとえば昨日の10日・・恥ずかしながら発露する。
朝食後、参院選の投票に行く前に、我が家の庭を彩って木槿(ムクゲ)、
そしてアメリカン芙蓉に感謝して、写真を撮ったりした。
この後、参院選の指定された投票所に行き、清き一票を有権者の責務として、
投じたりした・・。
この後、都立の神代植物公園に向かい、隣接している『植物多様性センター』、
この後『神代植物公園』に、四季折々の情景を2時間ばかり遊学したりした・・。
やがて最寄り駅のビル内にある本屋により、
10日発売の総合月刊雑誌の『文藝春秋』の8月特別号、
遅ればせながら、和田秀樹さんの著作『80歳の壁』(幻冬舎新書)、
買い求めて帰宅。
そして昼食後は、『文藝春秋』を読んだりして、
中断してブログの投稿文を認めて、送信後に再び『文藝春秋』を読む・・。
この後、少し眠くなり、ベットに横たわりながら、
夕寝を一時間ばかりしてしまった・・。
やがて入浴後、家内と共に談笑しながら、夕食を頂き、
まもなく選挙速報より、『文藝春秋』の特集記事に関心があり、
読んだりして、夜の11時半になるとベットに向かった・・。
このような平素と余り変わらない生活をしているので、
緊張感が乏しかった為か、一日が早く終わってしまったょ・・、
心の中で呟(つぶや)いたりしている。
朝食後、参院選の投票に行く前に、我が家の庭を彩って木槿(ムクゲ)、
そしてアメリカン芙蓉に感謝して、写真を撮ったりした。
この後、参院選の指定された投票所に行き、清き一票を有権者の責務として、
投じたりした・・。
この後、都立の神代植物公園に向かい、隣接している『植物多様性センター』、
この後『神代植物公園』に、四季折々の情景を2時間ばかり遊学したりした・・。
やがて最寄り駅のビル内にある本屋により、
10日発売の総合月刊雑誌の『文藝春秋』の8月特別号、
遅ればせながら、和田秀樹さんの著作『80歳の壁』(幻冬舎新書)、
買い求めて帰宅。
そして昼食後は、『文藝春秋』を読んだりして、
中断してブログの投稿文を認めて、送信後に再び『文藝春秋』を読む・・。
この後、少し眠くなり、ベットに横たわりながら、
夕寝を一時間ばかりしてしまった・・。
やがて入浴後、家内と共に談笑しながら、夕食を頂き、
まもなく選挙速報より、『文藝春秋』の特集記事に関心があり、
読んだりして、夜の11時半になるとベットに向かった・・。
このような平素と余り変わらない生活をしているので、
緊張感が乏しかった為か、一日が早く終わってしまったょ・・、
心の中で呟(つぶや)いたりしている。