夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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暑い日は、首・脇を冷やすより、手を洗おう!、 77歳の私は学び、多々教示させられて・・。

2022-07-02 14:56:17 | 喜寿の頃からの思い
































 梅雨明けとともに、連続の猛暑日が続き、最高気温が40℃を超える地域も。

そんな中で、高齢者や子どもは、とくに注意したいのが熱中症。

何か良い予防策は、ないものかと探していたところ、
「手のひらには、体温を調節する特別な血管があります」と専門家。
手洗いだけで、暑さ対策になるというから、耳よりな話・・・。



熱中症にならないために覚えておきたい9つのこと  
今年は例年よりも、気温が高くなると予想され、室内外で熱中症の危険が高まる。  

熱中症は、体内の水分と塩分のバランスが崩れることや
高温多湿な環境に置かれることで、体温管理機能がうまく働かなくなり、
さまざまな症状が生じる状態のこと。

暑いなか、立ちくらみや筋肉痛に近い症状を感じたら、
軽度熱中症を疑いが。

症状が進んでいくと、頭痛や吐き気、倦怠感などが表れ、
重症になると意識障害やけいれんが起こることもある。

そして、最悪の場合、死に至る。





☆「手洗い」で深部体温をぐっと下げる効果が


熱中症にかからないために、大切なのは体の温度を上げないこと。
そのためには、体を冷やすことが効果的だ。  

冷やす部位は、首や足の付け根といった血流の大きなところ。
そして「手のひらがおすすめです」と語るのは、
熱中症に詳しい済生会横浜市東部病院の谷口英喜医師。

「手のひらにはAVA(動静脈吻合)と呼ばれる特別な血管があるんです。
これは動脈と静脈を結ぶバイパスのような血管で、
普段は閉じていますが、体温が高くなってくるとAVA(動静脈吻合)が開通し、
一度に大量の血液を通します。

そうすることで熱が放出され、冷えた血液が体に戻り、全身をクールダウンさせます」  

ある研究によると「首・脇の下・そけい部」を冷やしたときよりも、
AVA(動静脈吻合)の多い「手のひら・足の裏・ほほ」の3点を
冷やしたときの方が体温を低下させる、という結果が得られた。

つまり手のひらは、最強のラジエーターなのだ。

  

やり方は簡単で、手のひら(可能ならひじまで)に、
水道水を15秒ほど流すだけ。

つまり、普段の手洗いを少し念入りに行うだけで、
新型コロナの予防と同時に、熱中症対策が可能だ。  

もちろん、冷やす時間を長くすれば、効果をより実感できる。
長時間冷やす場合は、桶やバケツに水を張り、
5~10分ほど手を水に浸けておくといい。



 「あまりにも低い温度、例えば氷水などは、おすすめできません。
15℃ぐらい、ひんやりで気持ちいい、という温度がいいでしょう」(谷口医師、以下同)  

タオルを巻いた保冷剤などを握っても効果があるのかと思いきや、
それは逆効果。
 「手のひらは、動脈と静脈が交わるとても血管の多い場所。
そのため冷やしすぎると、冷たくなった血液が体全体にめぐり、
血管が収縮してしまいます。
そうなると効果が得られない場合もあります」  

冷えたペットボトルを手に持つのでもいいが、
その場合は冷蔵庫から出した直後だと5度前後となり、
冷たすぎるので、しばらく室内に置いて温度が上がったものがいい。 



すでに頭痛や吐き気、めまいなどの熱中症の症状が出てしまっていたら、
冷やすのは、首や足の付け根を集中的に。

医療機関への搬送の目安としては、未開封のペットボトルを渡し、
自力でキャップを空け、しっかり飲むことができるか。

手に力が入るか、口にペットボトルの先を持ってこられるか、
むせずに飲めるかで状態をチェックすることができる。

うまくできない場合は、医療機関へ。



☆すぐに始めたい汗をかく習慣

熱中症予防で大切なのは、「暑さに慣れる」ことだと谷口医師。

急に気温が高くなる季節の変わり目や梅雨明けには、
体が暑さに慣れていないので、熱中症になる危険性が高まる。

実際に急に気温が高くなった今年の5月や6月下旬は、
熱中症での救急搬送人数が急増した。  

暑さに順応した体づくりには、個人差はあるが数日~2週間かかる。
 今から対策し、熱中症になりにくい体にしていきたいところ。

そのためには「汗をかく練習」を行いたい。
 「汗をかいて体温コントロールするには、体の水分の量がたっぷりあることと、
自律神経がしっかり機能していることが必要。
長引くコロナ禍でこのふたつの機能が落ちてしまっていて、
汗をかきにくくなっている人が増えています」  

自宅にこもることが多くなっているこの数年。
知らず知らず筋肉が落ちて代謝が悪くなり、
体の水分量が減ってしまっているという。

また、一定温度の場所で長時間過ごす、
あるいは、運動不足や規則正しい生活ができていないなどの原因があると、
交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、暑いときに汗がかきにくい状態に。 

 

うまく汗をかけるようになること、すなわち「汗活」には何が必要か。
 「水分をたくさんとること。運動や軽いウォーキング、お風呂もいいですね。
ぬるま湯にゆっくり入り、発汗を促すことも大事です」  

夏だからといって毎日シャワーだけで済ませていては、
体内にこもった熱を発散できない。

39度程度のお風呂に肩までつかったり、長めの半身浴をしたり。
汗をかきにくい人や冷え性の人は、夏でも入浴剤を使うのがおすすめ。



☆水分補給は1日8回、渇きを覚える前に


水分補給は一定のタイミングで、と谷口医師。
 「薬のように、毎日時間を決めて水分をとるのが一番。
1日8回くらいにわけて、コップ1杯程度の水を飲みましょう。
そうすれば1日に必要な水分量を摂取できます。

じつは日ごろの水分を補給するなら、温かいお茶でもいい。
飲み物の温度は、体温調節にそこまで影響がありません。

ただ熱中症の症状が出ているときは、
冷たい飲み物で、急速に体を冷やすことが肝心です」 

日中ずっとマスクで過ごしていると、のど渇きにも鈍感になりがちだという。
また軽い脱水状態の時にも、のどの渇きを感じない。



そのため、のどが渇く前、あるいは暑い場所に行く前
運動前から水分を補給しておくことが大切だ。  

体温調節が難しい高齢者や子どもは、
「水分補給」と「手のひら冷やし」を意識的に行い、
暑い夏を無事に乗り切ろう。 

☆「熱中症予防」ポイント3
(1)暑い時間の行動をさける
(2)水分補給は定期的に 
(3)体温の上昇を抑えるために

☆「手のひら冷やし」 「手のひら冷やし」ポイント3
(1)流水で15秒ほど 
(2)冷たすぎるのはNG、10~15度が適温 
(3)首も同時に冷やすと効果的 

谷口英喜・医師・・ 済生会横浜市東部病院 患者支援センター長兼栄養部部長。
福島県立医科大学医学部卒業。麻酔・集中治療、経口補水療法、熱中症対策などが専門。
著者に『経口補水療法ハンドブック 熱中症、
脱水症に役立つ 脱水症状を改善する「飲む点滴」の活用法』など。

取材・文/オフィス三銃士・・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
 


今回、《・・暑い日は、首・脇を冷やすより、手を洗おう!・・》、
真摯に学んだりした・・。


何かしら《・・手のひらにはAVA(動静脈吻合)と呼ばれる特別な血管があるんです。

これは動脈と静脈を結ぶバイパスのような血管で、
普段は閉じていますが、体温が高くなってくるとAVA(動静脈吻合)が開通し、
一度に大量の血液を通します。

そうすることで熱が放出され、冷えた血液が体に戻り、全身をクールダウンさせます」 
・・》、
と記載され、初めて学んだりした。

そして熱中症にならないための対策・・懇切丁寧に記載され、
多々教示されて、微笑んだりした・・。




もとより高齢者の私が、熱中症で倒れて救急車、病院に入院するは、
世の中にご迷惑するので、私なりに自己防衛策としている。

そして午前中のひととき、買物とか散策で帰宅した後は、

洗面所で顔を洗い、エアコンの冷気の中で、衣服を着替えたりしている。

この間、家内は平素の室内の掃除を終えて、
居間のエアコンの冷房を省エネの28度に設定している・・。
やがて居間、玄関の内部、洗面所、トイレ、台所など完全冷房となる。

そして私たち夫婦は、17畳ぐらいの居間で、日中の大半を過ごしている。




私は居間で机の上に置いているパソコンに向かったり、
或いはソファーに座り、本を読んだりし、ときおり庭を眺めたりする時、
ほのかな暗さを通して、樹木、草花が涼しげに見えたりし、微笑んだりしてきた。
              

この簾〈すだれ〉は、紐でスルスル上げ下げの調整も出来、
その上に布地も少し左右に開くことが出来るようにしたので、
平安時代の高貴な女性の部屋のように思えて、私は家内に我が家は平安朝だよねぇ、
と時折たわむれた事を言ったりしている。

こうした中、居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。

そして昼下がりのひととき、簡易ベットを敷いて、
私は横たわりながら本を読んだりし、ときには昼寝をしたりしている。

家内はソファーに座り、本を読んだりし、テレビを視聴したりしているが、

朝は山ガールよりも早く起床して、洗濯などしているので、
日中のひととき、居間の片隅で夏掛けの布団にくるまり昼寝をしたりしている。

やがて奥の和室の寝室に冷房のセットをしたりしている。




このような我が家の夏の陣としているが、もとより熱中症で救急車のお世話になることは避けたく、
冷茶、アイスコーヒー、ときにはペットボトルの麦茶、ウーロン茶を飲んだりして、
私たち夫婦は熱い季節を過ごしたりしている。

こうした生活を残暑が残る秋のお彼岸の頃まで、過ごすが我が家の実態となっている。
コメント (2)
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