夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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50歳を過ぎても脳を成長させるセルフケアは、「お墓参り」、「掃き掃除」、「ラジオを聴く」と学び、やがて微苦笑して・・。

2019-08-25 14:19:03 | ささやかな古稀からの思い

先程、小学館が発刊しているの教養雑誌『サライ』の公式サイト【サライ.jp】を見ている中で、
『 「お墓参り」「掃き掃除」「ラジオを聴く」
         50歳を過ぎても脳を成長させるセルフケア 』
と題された見出しを見たりした。

は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

そして私は民間会社に35年近く奮戦して2004年(平成16年)の秋に定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始め、早や15年目となっている。

              

こうした中、年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受しているが、
65歳の頃から体力の衰えを感じたり、70歳の頃からときおり物忘れもあり、
少しボケてきたかしらと、独り微苦笑する時もある。

このような深情を秘めた私は、《・・50歳を過ぎても脳を成長させる・・》って、どのようなことなの・・
と思いながら、遅ればせながら学ぼうと思い、記事を精読してしまった・・。

この記事は、フリーライター兼ボードゲーム制作者されている鈴木拓也さんが、
脳内科医で加藤プラチナクリニックの加藤俊徳院長が上梓された『50歳を超えても脳が若返る生き方』を紹介された記事であり、
公式サイト【サライ.jp】に2019年3月6日に配信され、無断ながら記事を転載させて頂く。

《・・「お墓参り」「掃き掃除」「ラジオを聴く」 50歳を過ぎても脳を成長させるセルフケア 

 

50歳を過ぎても脳を成長させるセルフケア
「脳が成長するのは、生まれてから3歳まで」、「脳は20歳を過ぎたら、衰える一方」といった、
脳の成長に関する「一般常識」。

脳科学の進歩によって、こうした常識は、過去のものとなった。

代わって今は「脳は100歳を過ぎても、成長する」。

もう少し厳密に表現すれば、
「50歳前後までなら、脳を意図的に成長させようとしなくても、老化して衰えることはほとんどなく、
認知能力や運動能力も横這いです」
と明言するのは、脳内科医で加藤プラチナクリニックの加藤俊徳院長だ。

加藤院長は、50歳以降については「すべての人が、脳を成長させることができる」としながらも、
自助努力がウェイトを占めるようになると、
著書の『50歳を超えても脳が若返る生き方』(講談社)で唱えている。

【今日の健康に良い1冊】 『50歳を超えても脳が若返る生き方』

http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000312000

 

(加藤俊徳著、本体880円+税、講談社)

 

『50歳を超えても脳が若返る生き方』 


要は筋トレと同じで、脳も鍛え続けていかないと
「認知症になる可能性が、格段にアップする」と警告。

そして、認知症など脳のトラブルを防ぐセルフケアを多数提示している。
それらは、かつて流行した「脳トレ」のような単純で飽きやすいものとは、真逆の処方箋。

しかしながら、日常生活に取り入れやすく、続けやすいものが主体となっている。
そうした、本書にあるセルフケアを幾つか紹介しよう。


■神社仏閣の参拝やお墓参り

脳は、刺激を受けることで活性化し、脳力の低下を抑えるが、その刺激は、体操でもよいという。
その体操として、加藤院長がすすめているのが「神社仏閣への参拝やお墓参り」。

「神社やお寺、あるいはお墓に移動する際には、
高低差のある長距離を歩くので、運動系脳番地を派手に使います。

また、先祖や神様に感謝の気持ちを持って手を合わせることは、
ほかの人に思いやりを持つことにもつながります。
このときの思いやりは、感情系脳番地を活性化させ、想像力が育まれるのです」(本書211pより)

「脳番地」という耳慣れない用語が出てくるが、
これは、脳内で同じ働きをする複数の脳神経細胞の集合体。

全部で約120の脳番地があるが、なかでも運動系脳番地や感情系脳番地は、
人が健康に生きるために特に重要な脳番地。

日頃から、この脳番地を意識して、トレーニングするようアドバイスされている。
神社仏閣めぐりは、複数の脳番地を活性化する意味で効果的な「体操」というわけ。

              


■ホウキを使った掃き掃除

家の掃除をしてくれるロボットが普及して、ふだんの掃除が楽になった。
だからといって、「サボるようになると、脳は一気に老けていきます」と加藤院長は言う。
これを防ぐのが、昔ながらのホウキによる掃き掃除。

「掃除をすると運動系脳番地が活発になるだけでなく、ほかにもいろいろな脳番地を使います。
ホウキで掃くときは、床にゴミがないかと目を動かしますが、
このときは視覚系脳番地を使っています」 (本書203pより)

掃き掃除による効果を高めるには、
「リビングは10分、寝室は5分と、細かくリミットを設けて作業」するとよいという。

時間的期限を意識したこのやり方は、記憶系脳番地を元気にさせる。
時間の使い方が上手な人が、認知症になりにくいのは、記憶系脳番地が若々しいせいだとも。


              

■ラジオを聴く

老人性難聴で耳が聞こえにくくなると、認知症リスクが増大する。
これは、外部から脳への刺激が、減ってしまうせい。
逆に、聴力を働かせる刺激を与えることで、そのリスクを減らせるが、それに最適なのはラジオを聴くことだという。

「ラジオは、テレビと違って耳しか使わないため、聴覚系脳番地をフルに働かせます。
加えて音だけで、しっかりと内容を聴き取るには、集中力が必要になるので、
理解系脳番地も活性化します」(本書212pより)

また、ラジオを聴きながら、食事の支度や掃除をするのも、すすめられている。
同時に2つのことをすると、単にラジオを聴くのとは、別の脳番地が活性化されるというのがその理由。

              

■加藤院長自身のセルフケア

本書には、58歳の加藤院長が、日頃心がけている「脳の若さを保つため」の方法が載っている。
それは、以下の3つ。

1)50歳からの人生の思い出を作っていく
2) 嫌な人とは、できるだけ交流しないし、嫌なことはしない
3) 毎晩早く寝る

2と3は分かりやすいが、最初の思い出作りというのは、
50歳を人生における大きな区切りとして、これ以降の思い出を積極的に作り、振り返るようにすること。

これは、自分の人生に意義を見出すのに大事なことで、
「人生にやり残していることや、今後やりたいことが明確になり、それが残りの人生の羅針盤」になるという。

*  *  *

このように、加藤院長のメソッドには、
同時並行で何かをするというものが多いのが特徴。

脳が持つ膨大なキャパシティを考えれば、これくらいは必要ということなのだろう。

定年後、もしも「家でテレビの前に座っているだけ」の時間が多いようなら、
脳が一直線に老化するのを黙認しているようなもの。

腰が重い(これも脳の老化のサインだという)のは最初のうちだけなので、
本書のセルフケアをできるものから始めるとよいだろう。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
               

記事を読み終わった後、「お墓参り」、「掃き掃除」、そして「ラジオを聴く」のが、
何かと50歳を過ぎても脳を成長させるセルフケアと学び、微苦笑したりした。

私は「お墓参り」に関しては、私の生家のお墓には年に4回ばかりしているが、、
私の日々の散策コースには、お寺そして神社があり、
こうした時は、手を合わしたりしているよなぁ・・と微笑んだりしている。

しかしながら「掃き掃除」に関しては、平素は家内にお願いしているが、
家内が我が家より遠い地で独り住まいの家内の母宅に、介護で6泊7日前後で行っている時は、
我が家は私が『おひとりさま』となる。

こうした時、私は簡単で手抜きの場合はコードレスの電気掃除機、
本格的に掃除の時は、従来のコード有の電気掃除機で行っているが、
ここ5年ぐらいは、ホウキによる掃き掃除をしていないなぁ・・と苦笑をしたりした。

              

そして「ラジオを聴く」に関しては、和歌山県立医科大学附属病院院長で脳神経の専門家である板倉徹教授の寄稿文を
昨年の晩秋に深く学んだりしてきた・・。

《・・映像による情報がないラジオを聴く際、音声情報しか脳に届かないため、
脳は得られない情報を補おうと働きます。

耳で聞いた情報から、想像力によって情景を視覚化する「場面想像」は、
脳の司令塔である「前頭葉」を活性化させます。

そしてラジオは、「聞く力」と「集中力」を必要とします。
脳に届く情報量が少ないということは、正確な情報を得るためには、 それだけ集中して聴かなければならないということ。
つまり、毎日ラジオを聴いていると、自然と集中力が高まります。
               

特にラジオのニュース番組は、様々なニュースを聴きながら、
事件の起こった町並み、犯人像、それを取り巻く人たちなど、 情景を思い浮かべる「場面想像」が、
脳を活性化させます。・・》と学んだりしてきたので、
今回のラジオの効力に関しても、確かにそうですよねぇ・・と瞬時に同意させられたりした。 


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