夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

所得税の確定申告、年金生活の我が家、恥ずかしながら納める税金は一万円と判り、やがて微苦笑して・・。

2018-02-11 14:38:10 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市に住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

こうした中、私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金、郵便個人年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や14年目となっている。

過ぎし2004年(平成16年)の秋、私は民間会社の中小業のある会社に35年近く勤めて、定年退職となり、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。

そして遠い勤務地に勤め、この期間も私なりに奮闘した結果、
身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、定年後はやむなく年金生活を始めたひとりである。

こうした年金生活の中で、確定申告に関しては、厚生年金、わずかな企業年金以外に
積立型個人年金の分割払い、或いは医療控除があったりし、
毎年の2月には、『所得税の確定申告』を所属地域の税務署に郵送をしたりしてきた・・。

          

私は現役サラリーマン時代は、親会社が都市銀行の金利より優遇されているグループ内拠出貯金を知り、
20年間ばかり給与より差し引かれる貯金をしてきた。

或いは50歳過ぎた頃、家内が郵便局に偶然見かけた『据置定期年金保険』を知り、
確か900万円を定期にすれば、5年過ぎた後、1000万円を10年分割する個人年金に、
私は加入したりした。

やがて私は定年退職後、多々の理由で年金生活を始めた当時は、
幸いに住宅ローンを終えていた。

しかしながら私は1944年(昭和19年)9月生まれであったので、
年金の満額の支給は62歳であり、それまでの2年間は満額のほぼ半分となっていたこともあり、
グループ拠出貯金は我が家の家計に、大いに助かったりした。

そして私が63歳より、『据置定期年金保険』の個人年金を受け始めて、
お得感があったよねぇ、と家内から私は言われたりしてきた。

このように年金生活は、年金収入があっても、家計は平均として毎月7万円前後が赤字となる家庭が多いと学び、
もとより貯蓄で補(おぎな)っていることもあり、働いている時代は貯金が大切だよねぇ、
と何かとグウダラな私でも、感じ深めてきた。


本日、私は遅ればせながら『所得税の確定申告』の確定申告の下書きを始めた・・。

家内が保管している病院の医療費、これに関連した治療の薬代金、
或いはドラッグ・ストアーで買い求めた薬代金などの領収書の封筒を取り出して、
医療控除の基礎資料をエクセルで作成したりした。

               

やがてネットの国税庁のホームページの『確定申告書等作成コーナー』をパソコンで開き、
郵送されてきた厚生年金、企業年金、郵便個人年金の確定申告用の書類を取り出して、
入力を始めたりした。

こうした中で、年に一回の作業なので、忘れてしまったかしら、と不安げにパソコンの画面を見たりしたりした・・。

私は恥ずかしながら『e-Tax』の方法に自信がなく、定年後のここ13年間は、
ネットの国税庁のホームページの『確定申告書等作成コーナー』をパソコンで開き、
源泉徴収票などの書類に基づいて、入力している。

この後『所得税の確定申告書』の用紙の最後のページに添付されている『下書き用』に転記した後、
提出分の本書に清書しているのが、毎年の実態となっている。
         
今回も厚生年金、わずかな企業年金、郵便年金保険の『収入金額等』、そして『所得金額』、
国民健康保険、介護保険、配偶者控除、基礎控除、医療費控除などの『所得から差し引かれる金額』、
或いは『税金の計算』などの算出方法が解からないので、
この国税庁のホームページの『確定申告書等作成コーナー』を頼りにして、項目、計算結果を転記している。

          

やがて、『課税される所得金額』が自動計算され、10、000円と表示された・・。
そして私は、納める税金は一万円、と判り微苦笑したりした・・。

そして私は家内に、入力の間違いがなければ、今年に納める税金・・一万円になったょ、
と苦笑しながら言ったりした。

『良かったわ・・一万円で・・』
と家内は微笑みながら私に言ったりした。

私は家内が安堵した表情を眺めたりした後、複雑な思いとなったりした。

やがて私は小庭のテラスに下り立ち、税金で大半成り立っている日本の予算を思い浮かべたりした・・。
わずか一万円だと・・もとより国家の維持・管理も・・或いは私の好きな国立公園さえも・・と苦笑したりした。

やむなく私は、現役サラリーマン時代は数多くのサラリーマンと同様に、
大半は睡眠時間を削り奮戦して、程ほどの税金を納めてきたから、今や体力も衰えた身に案じて勘弁してねぇ、
と空を見上げながら心の中で呟(つぶや)いたりした。

          

余談であるが、昨年は医療控除分が多くて、納める税金はたった千円と知り、驚いたりしてきた。
その前の年は、私は白内障などの手術を受診した主因で、還付金が3000円となり、
私は複雑な思いで、臨時収入だねぇ、と苦笑した体験を秘めたりしてきた・・。

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