私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後38年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。
そして家内は私より5歳若く、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。
こうした中で、私たち夫婦の共通趣味のひとつには国内旅行であり、
結婚以来、幾たびか旅路を重ねてきた・・。
そして私は平素の日常生活で使うタオルは、
国内旅行で宿泊した観光ホテル、リゾートホテル、旅館などで、
頂いたタオルをこよなく愛用している。
宿泊する際、殆どが浴衣(ゆかた)と袢纏(はんてん)、タオルがセットで置いてあり、
タオルの殆どは観光ホテル、リゾートホテル、旅館などが明記されている極く普通のタオルである。
私は根がケチな為か、一晩でサヨナラをするのは、余りにも・・もったいない、と感じて、
我家に持ち帰ってくる。
そして私は、朝の洗面する時に、顔を拭(ふ)いたりしている。
やがて夕食前に入浴した後、パジャマ姿に着替えた後に、タオルを首周りに巻きて、使用している。
タオルの色合いは、圧倒的に白色が多いが、ときには黄緑色、ピンクなどもある。
私たち夫婦の共通趣味のひとつとして、国内旅行の為か、
たとえば北海道だけでも層雲峡、稚内、紋別、網走、知床のウトロ、阿寒湖、帯広、定山渓、札幌、函館等の
周辺の宿泊先名が入ったタオルがある。
昨夜も、私は風呂上りにパジャマを着て、
洗面台のタオル専用引き出しの中から、タオルを一枚取りだして、
首に巻いたりしていた・・。
『XXちゃん・・今宵は紋別だょ・・』
と私は家内に微笑んで言ったりした。
過ぎし2015年2月、私たちはビジネス風のシティホテルに3泊ばかり滞在し、
紋別港から流氷めぐりが出来る『ガリンコ号』に乗船したりしてきた。
こうした旅先のこぼれ話しを、私は家内に、こんなことがあったよねぇ・・と談笑したりした・・。
家内に関しては、日頃からデパートで買い求めた良質のタオルを使用して貰っている。
やはり女性は幾つになっても身だしなみが肝要であるので、
タオルひとつも大切であり、家内は良質のタオルを愛用している。
そして、私が観光ホテルなどのタオルから、デパートで調達したタオルに昇格するのは、
我家に知人、友人などのお客様が来宅する場合だけとなっている。
こうした時は、洗面所の横にあるタオル掛けで、私専用の日頃のタオルを素早くはずして、
さりげなくデパートで購入したタオルに変えたりしている。
しかし、平素の場合は、観光ホテルなどの名前の入っているタオルを愛用し、
年金生活の私にふさわしい、と微笑んだりして、早や13年半が過ぎている・・。
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