夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

私たち夫婦の春の旅路の案、はかなくも敗退して、落胆しながら戸惑い、やがて溜息を重ねて・・。

2018-02-08 15:40:42 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後38年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

そして家内は私より5歳若く、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中で、私たち夫婦の共通趣味のひとつには、国内旅行で、
幾たびも国内を遊学してきた・・。

そして私たち夫婦は、春の旅路はどこに行こうかしら、と漠然としながら思案してきた。

制約があるとすれば、私たち夫婦は年金生活をしている身で、優雅な高級なリゾートホテル、旅館は無理であり、
そして家内は遠くに住む家内の母の介護で、家内の妹とで交代している関係で、
春の旅路の一週間ぐらいの日程を思案すると、4月上旬には何とかできる状態となっている。

        
          

このような状況であり、私たち夫婦は旅先を思案してきたのは、ここ2週間であった。
そして家内は、南の海辺でゆっくり過ごしたいわ、と私に言ったりしてきたので、
やがて沖縄本島の北部地域のモトブにあるリゾートホテルに6泊ばかり滞在して、
いつものように周辺を歩き廻ろう、と私たち夫婦は立案してきた。

こうした中で、家内は血液型A型の為か、
周辺の観光地、人気のない島、或いは住民の方たちが利用される市場など、
或いは私たち夫婦はお互いに自動車の運転免許証もないので、
路線バスのバス停の場所はもとより、時刻表まで、徹底してネットなどで調べたりしてきた。

そして那覇空港から北部地域のモトブにあるリゾートホテルまでの路線バスには、
少なくとも約2時間半以上であり、やんばり急行バスを利用すれば、
途中のパーキング・エリアで約10分ぐらいの休憩があると知り、
高齢者の私は大いに安堵して、微笑んできた・・。

本日、家内の力作のモトブ遊学プランを持参して、
私たち夫婦は最寄駅の駅ビルにある旅行代理店を訪れたりした・・。

そして待機していた御方も数組あり、私たちは付近にある軽食店で昼食した後、
再び旅行代理店に行き、まもなく担当者と応対した。

        

私たち夫婦は、 4月1日から6泊7日の春の旅路の案を、早めに依頼した理由は、
児童の春休みは3月21日から4月6日と思われ、航空便が満席も予測したり、
そして私たちは日本航空の少しゆったりとするクラスJ席に好感してきたので、
何かと早めの申し込みが必要と思われて、本日に旅行代理店を訪れたことであった。

家内が旅行代理店の担当者に、私たち夫婦が立案したプランを提示すると、
まもなく私たちの指定したリゾートホテルは、すべて予約済であり、空きがない、
と私たち夫婦は言われて、驚嘆した・・。

私たちが選定したリゾートホテルは、客室数は49室あり、
そして収容人数は約240名ぐらいの中規模ホテルであり、建物の前は砂浜であり、
もとより部屋からもオーシャン・ビューで瞬時に私たちは好感してきた立地条件であったりした。

私は旅行代理店の担当者の御方に、詳細理由を尋ねると、
何かしらこのリゾートホテルの客室は、オーナー制度であり、
空いた時だけ、一般の御方に貸し出すようなホテル形式、と説明して下さった。

そして私たち夫婦の春の旅路の案、はかなくも敗退して、
やむなく私たち夫婦は落胆しながら旅行代理店を辞した。

        

この後、私は家内と歩きながら、私たちが選んだホテル・・こうしたルールだったら、
わざわざJTBの観光パンフレットに掲載するのは・・おかしいよねぇ、
と私は家内を慰めるように言ったりした。

やがて私たち夫婦は帰宅後、私たちの春の旅路は・・とお互いに戸惑ったりし、
そして私は溜息をしたりしている。

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