私は東京の調布市に住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。
こうした中、私達夫婦の共通趣味のひとつは、国内旅行であり、結婚して以来、幾たびも旅路を重ねたりしている。
過ぎし2004年(平成16年)の秋に定年退職後、多々の理由で年金生活を始めた。
こうした中、私は相変わらず亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、
おしゃべりが好きで、何かと家内と談笑したり、
ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。
そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、
女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。
或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらくねぇ・・、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビールか水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。
過ぎし2010年2月の中旬、前年の秋に家内が海上で遊泳している鯨(クジラ)を観てみたいわ、
と私に要望されて、未知の小笠原諸島のひとつの『父島』に訪ねたりした。
宿泊先の選定は静寂で景観の良いリゾートホテルに宿泊し、
船室はトイレのある部屋を家内が要望したので、『特一等客室』となり、
結果的には船中泊往復路2泊、『父島』のホテル滞在9泊となった。
こうした中で、父島の緯度は沖縄やフロリダとほぼ同じで、美しい海が広がり、
熱帯植物が茂る常夏の島で、”最後の楽園”と称されている通り、
私たち夫婦は、島内を歩き廻ったり、或いはクジラウォチング船に3回ばかり乗船して、満喫したりした。
そして私は感銘を深めて、ドリーム・アイランド(夢の島)だよねぇ、と家内に微笑みながら言ったりした。
やがて帰路、旅費も程々に要したので、数多くある海外の景観地にも行けるよなぁ・・
と漠然としながら、私は夢想したりした。
こうした中、ときおり私たち夫婦は、都心のシティホテル、街、公園、国内の旅先で、異国人から話しかけられ、
私は英語の単語をたどたどしく並べて、身振り手振りで応対していた状況を、
家内が傍で見かけて、家内は私に、外国に行ったらアブナイわ、と信頼が失墜しているのが実情となっている。
私としてはサラリーマン時代に、会社として台湾、その後はハワイに旅行で遊学したが、
特にハワイの時は、オプション・ツアーで独りぼっちで、やはり身振り手振りで英語の単語をたどたどしく、
微笑みながら対応したりしてきた。
このような事情もあったりしたが、私たち夫婦として、異国の海外旅行に行ったことのない稀な夫婦となっている。
そして気楽に日本語が通じる国内旅行を私たち夫婦は重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。
過ぎし2年前の頃、家内がテレビの旅行番組を視聴している中、
私は何気なしにテレビを視たりした・・。
そして海外の情景が映し出されて、何かしら日本人のリポーターが、未知の御方を訪ねる、
と少し判った後、CMの合間に私は家内に話しかけて、番組の概要を教えて貰ったりした・
テレビ番組はテレビ東京が放映している『世界の村で発見! こんなところに日本人』であり、
世界各地の小さな村や町に住む日本人をリポーターが訪ね、その生活状態、その地に住むようになった軌跡、
それまでの半生などを紹介するドキュメンタリー番組であった。
そしてリポーターは、未知の地にスタッフは同行するが、
ほとんど御自身で、戸惑いながら、ときには困苦して、やがて日本人に出会える・・。
私が瞬時に魅せられたのは、異国の未知の地に行くまでのそれぞれの情景、
旅先で異国の人々の出会い、顔立ち、会話、しぐさ、かもしだす情緒を感じたり、
その地の文化や風土など・・多少ながら教示されてきた・・。
もとよりその地にお住まいになるまでの日本人の軌跡と目的には、圧倒的に感動したりしてきた。
https://www.asahi.co.jp/konnatokoroni/backnumber/index.html
☆【テレビ朝日】公式ホームベージ☆【『世界の村で発見! こんなところに日本人』(製作・朝日放送)】
==>最近放送した『バツクナンバー』
このように私は感じながら、海外旅行に無縁な私達夫婦は、
せめてテレビ番組の『世界の村で発見! こんなところに日本人』を
こよなく視聴しているのが、ここ2年となっている。
尚、私を含めた関係者に、朝日放送、テレビ朝日には一切無縁であることを付記する。
☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
にほんブログ村