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「平和がいちばん」11月号・・・枚方市長 原発「安全神話」を市民に押し付けるのはやめてください

2012-11-12 23:28:36 | 月刊『平和がいちばん』
 11月号。今年も後50日ほど。1年賀、だんだん速く過ぎていく。1日1日を大切にしたい。「平和がいちばん」11月号の主張です
・・・枚方市長 原発「安全神話」を市民に押し付けるのはやめてください・・・

 国内の原発のうち動いているのは福井県の大飯原発2基だけです。枚方市長は9月議会で大飯原発について「国の原子力委員会やIAEA(国際原子力機関)が安全を確認した(ので安全だ)」と言い切ります。国会の福島原発事故調査委員会は「この事故が『人災』であることは明らかで、歴代及び当時の政府、規制当局、東京電力による、人々の命と社会を守るという責任感の欠如があった」(黒川委員長)と断定しています。市長は「責任感が欠如」している政府の「安全宣言」をそのまま受け入れ、市民にも押し付けるのでしょうか。市長は市民の生命を守る責任者。これでは思考停止、責任の放棄と言わざるを得ません。
現在稼働している原発は非常に危険です。原発敷地の真下には「活断層」が走るとの疑いがますます強まり(11・10現在)、いますぐ運転を停止すべき事態です。最近公表された規制委の「福島原発と同程度の苛酷事故で放射能物質が拡散する予測図」で被害の甚大さが一目瞭然になりました。しかし「避難計画」が作成されていません。稼働は即時停止、現在休止中の原発48基も廃炉に向うべきです。ましてや青森県大間原発などの新規建設や、原発プラントの輸出は言語道断、人類と地球に対する冒涜です。
さらに福島原発事故の原因究明とともに刑事事件としての責任追及も重要です。「福島原発告訴団」運動が取組まれています。「東電福島原発が放射能を大量に放出させる事故を起こしたことにより被曝等の傷害を負わせたこと」は犯罪であることを明らかにする要求であり運動です。あれだけ甚大な被害を発生させた事故にもかかわらず(現在までのところ)誰も責任を取っていません。たくさんの人を見殺しにし、数少なくない自殺者を生み出し、16万人もの避難者を生じさせ、周辺の住民のみならず国内や世界中の人々に健康被害の不安を与え続けていることは大なる犯罪です。現在と将来にわたる住み続けられる地球環境を破壊したことは大いなる犯罪です。
私たちも被害者です。この告訴団とともに「原発NO」の声をさらに部厚く重ねましょう。

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