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憲法を変えなくても戦争ができる!?

2013-09-30 20:59:46 | 日本国憲法を考える
 
 明日から10月。朝夕は、猛暑だった夏がうそのように秋を感じさせてくれる。
 集団的自衛権行使容認の動きがある。9月28日、急遽。「平和と生活をむすぶ会」の豆多さんに来ていただきをい、集団的自衛権の学習会をした。

 話は、オスプレイ配備の問題から見えてくる日本の防衛政策の問題点から始まった。
非常に分かりやすかったので、資料をまとめました。
(日米共同演習)
・・「沖縄の負担軽減」と「オスプレイを災害救援に活用」を理由に、滋賀、高知両県で10月にオスプレイを使った日米共同訓練を実施すると防衛省発表。
・滋賀県では陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場(高島市)で、上空で停止したオスプレイから米海兵隊員らがロープで降下し、地上に展開する「ヘリボーン」など、約2週間の戦時想定の訓練。1986年から日米合同軍事演習が行われるようになり、2006年ころからは都市型訓練施設の建設とビル突入などの市街戦訓練など「専守防衛」を超えた自衛隊が侵略軍へ転化していくための訓練といっても過言ではない

・高知県では、南海トラフ巨大地震を想定し、海上での被災者捜索や米軍岩国基地(山口県岩国市)から陸自高知駐屯地(香南市)などへ物資を輸送する訓練を実施。「米軍単体よりも自衛隊との訓練であれば、地元の理解が得やすい。さらに防災となれば納得してもらえる」(防衛省幹部)というのが防衛省幹部の思惑。

(欠陥機オスプレイは強行侵攻能力をもつ侵略兵器である)
 オスプレイの運用に反対するのは、欠陥機として危険だというだけではない。オスプレイはアフガンやイラク戦争で使用された強行侵攻能力をもつ侵略兵器であり、自衛隊がその侵略兵器を持つことで「いつでもどこでも戦争できる準備をする」ことこそ大問題。

 <オスプレイに対して「許容」から積極「活用」に転じている防衛省・自衛隊>

・8月28日、防衛省はオスプレイを、2015年度以降に自衛隊に導入する方向で検討する方針を示し、14年度予算の概算要求で導入に向けた調査費1億円を盛り込み、「購入費を15年度予算に計上することを目指す」と明記することを明らかに

(今なぜオスプレイ?配備の背景) 
  
①「基地の整理縮小」という沖縄の切実な要求を逆手にとって、老朽化した施設、兵器の近代化をはかることが米軍の目的であり、最初からの計画であった。
  
②返還条件が付けられた「基地返還」―全てがオスプレイ配備につながっていた
     普天間基地―1500メートルの滑走路など機能を移設した後
     北部訓練場―7ケ所のヘリパッドを移設した後
     安波訓練場―海につながる新たな訓練場を取得した後
     ギンバル訓練場―ヘリパッドをブルービーチに移設した後
(またもやオスプレイが事故・オスプレイの構造的欠陥)

・8月26日午後(米現地時間)米ネバダ州クリーチ空軍基地近くで、訓練中だった第3海兵航空団所属のオスプレイ(MV22)が、地面に叩きつけられるように着陸する「ハードランディング」 搭乗員4人は無事だったというが、乗員4人が脱出後に機体から出火するという危機一髪」の事故                                     
 オートローテーション機能とは、「(ヘリコプターに通常ある機能で)エンジンが止まっても、機体が降下する際の(相対的な)上昇気流を利用して回転翼(ローター)を回し、揚力を得て、比較的ソフトな着陸ができる機能」「簡単に言えば、体重が重いから小さな傘では落ちるスピードを緩和できない。…略…」 オートローテーションが効かない時にはグライダー方式にすればいいじゃないかということになるんだけど、それに切り替えるに必要な時間が12秒。その間に1600フィート(約50メートル)落ちると資料にはある。つまり、1600フィート以下で飛行している場合は、墜落するということ」
                                   (続く)  

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