goo blog サービス終了のお知らせ 

ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

大学4回生のとき

2008-12-04 03:10:50 | 昔話
大学も4回生になると卒業を意識する。

私も就職するか、大学院に進むかを考えた。京都大学の理学部は学者になろうと思って入ってくる人が多いので、大学院に進む人が大半である。しかし、よその大学から京大の大学院に移ってくる人も多く、大学院の入試は結構難関だった。大学院に試験に落ちて大学院浪人(実際は浪人ではなく留年)する人がかなりたまっていて、大学としては何とか留年生を減らしたいと考えていた。

私自身、学者になる興味がかなり失せていたのと、大学院の試験は通らないかもしれないと思っていたので就職を考えた。しかし、周りは就職を考えている人は少なく、情報もあまりなかった。

囲碁のプロ棋士になることも頭をかすめた。プロ棋士の中でもあまり強くない人はいて、自分でもプロになって毎日やればあれくらいにはなれるだろうと思うような人もいたからである。しかし、トップ棋士になる才能はないことが分かっていたし、プロ試験も難しく、なれたとしても所詮2流のプロでは面白くないし、これから何十年も囲碁ばかりやるのも、人生の選択としてはつまらないように思ってこの考えはやめた。

しかし、就職に関する意識はかなり低く、就職活動をして見てうまくいかないようなら大学院を受けようななどと考えていた。

自分が社会人になってからはリクルート活動と言って大学に行って就職希望者を探したりもしたが、私の頃は理学部には、事務室にどこの会社が何人採用予定、というような採用枠の紙が張り出されるだけだった。工学部などでは就職担当の先生が会社の割り振りを考えて一つの会社に固まらないように調整したりしていたようだが、理学部ではそのような調整はなかった。

採用枠の中で日本電気が面白そうに思ったので日本電気を受けてみようかと思った。父に話すとあそこは技術者を大事にする会社だから、良いと思う、という意見だった。

しかし、その年の日本電気の採用枠は一人であり、希望者は5人集まった。 大学は調整してくれないのでその5人で話し合った。5人希望するなら5人で受けようという意見や、落されるのは嫌だからやはり一人に絞って受けるべきだとか色々言った結果、一人に絞ろうということになった。その絞り方としてあみだくじを引いて私が当たった。

こうして、京大理学部の学部生としては私一人だけが日本電気の入社試験を受けることになった。私もそうだったがほかの4人もそれほど就職を深刻に考えていなかったことが明らかである

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。