「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

15年ぶり高値更新の日経平均、GDPとギャップ!?

2015-05-20 23:39:45 | マ-ケット

          
今日、日本の1~3月期GDP速報(年率換算2.4%)は、市場予想を上
回ったが、押し上げた主要因は在庫増加で、消費の回復度合い弱かった。

だが、日経平均が15年ぶり高値を更新する等、株価は絶好調。追加金融
緩和や景気対策への期待感が先行する展開だが、弱い景気とのギャップも
再び拡大してきている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150520-00000060-reut-bus_all

この日発表された日本の1~3月期実質GDPは、前期比プラス0.6%。
ロイターの事前調査で、市場予想は-0.1%~+0.9%とかなりばら
ついていたが、0.6%以上と予想したのは22社中3社だけだった。
数字上は、その意味でポジティブ・サプライズだったといえます。

上振れたGDPに加え、ダウ最高値を更新した米株高や1ドル121円台まで
進んだ円安も追い風となり、今日の日経平均は、一時20278円迄上昇。
4/23に付けた年初来高値20252円を更新。15年ぶりの高水準となった。

TOPIXは、連日の年初来高値を更新となり、7年半ぶりの高値水準を
付けている。前場段階の東証1部売買代金は1兆3649億円とそれほど
膨らんでないが、「海外ヘッジファンドだけでなく、ロングオンリーから買いも
入っている。物色セクターも循環しており、息の長い上昇相場となる可能性
も大きい」(大手証券トレーダー)という。

ただ、GDPが示す在庫増加が、先行き需要増を想定して生産拡大なのか、
売れ残りによる在庫増加なのか、見極めが必要で、後者だとすると景気と
株価のギャップは、いずれどちらかに収れんします。

追加緩和や景気対策が、生産性アップに繋がらなければ、株価はさえない
景気にさや寄せすることになります。

アベノミクス最終章に向け、アクセルが必要です。
 
さて、日経平均は、4日続伸し170円高の20196円の大引けでした。
(出来高 概算25.7億株の商いでした。)

日経平均を押し上げたのは、冒頭のGDPサプライズで、外資も"Buy Japan"
とジャッジした格好でした。

日経平均の続伸で、年初来高値更新し、ピーク感のない上げで、先高感継続。

注目のNY市場、下落しての序盤でも、これから発表されるFOMC議事録
注目です。早期の利上げを示唆する文言がなければ、底堅い展開を想定。

明日の日経平均、さすがにもみ合いを想定してますが、「もうは、まだなり」
となるか、先物の動きに注目しています。

                                   
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