今日、東京証券取引所1部に上場する企業の2015年3月期決算が
ほぼ出そろいました。
SMBC日興証券の14日時点の集計によると、金融を除く企業の税
引き後利益は合計で19兆4330億円に達し、リーマン・ショック前の
08年3月期を上回って過去最高になりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150515-00050167-yom-bus_all
最終的に初めて20兆円を超えるのは確実で、16年3月期も最高益の
更新が見込まれています。
ただ、全体的に海外市場頼みの構図で、国内の消費はふるわない。
日本経済が力強く回復するには、企業のもうけが本格的な賃上げに
つながり、消費が伸びていくかどうかがカギとなります。
15日までに全体の99%にあたる約1400社が決算発表を終えた。
SMBC日興証券の集計では、14日までに発表した1124社(金融
除く)の売上高は、前期比4.5%増、本業のもうけを示す営業利益は
8.6%増、税引き後利益は8.9%増でした。
業績で見れば、日経平均2万円を超えても、PERは20倍に届かず
割高感はありません。
2万円を超えるのは、時間の問題になりそうです。
さて、日経平均は、反発し162円高の19732円の大引けでした。
(出来高 概算25.4億株の商いでした。)
今朝方のNY株式市場は、EU市場の株高流れを受け大幅高。東京
市場も、この流れを引き継ぎました。寄り付き後、戻り待ちの売りに
押される場面も、大引けにかけ買い戻され、日経平均は19700円台
になりました。
日経平均の反発により、戻りを試すチャート形状になっており、先高感
あります。
注目のNY市場、前日の大幅高の反動から売り優勢ですが、戻りを試し
底堅い展開になりそうです。
来週から、戻りを期待できる株式相場になりそうです。
ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!