「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

4.30ショックを振り返り!?

2015-05-02 23:53:11 | マ-ケット

          
連休中、4/30の500円超の下落したザラ場の状況を備忘録として
アップしておきます。

----------------------------------
祝日明け30日の日経平均は2万円を大きく割り込み大幅反落。28日のNY
ダウは消費指標の悪化で下げたがドル安好感で切り返し72ドル高、29日は
74ドル安。日米首脳会談はTPP合意に前進。アメリカの1~3月期のGDP
成長率速報値は+0.2%で、10~12月期の+2.2%、市場予測の+1.0%より
大幅に悪いネガティブサプライズ。

ダウは安く始まったが「寒さと港湾ストのせい」で言い訳がつくためか午後
下げ幅圧縮。FOMCの結果は景気の基調判断を引き下げゼロ金利政策を継続し
ながら、6月の利上げを明確に否定しなかったため頭を抑えられプラスに浮上
できなかった。いったん売られたドルも買い戻され朝方のドル円は119円近辺。

CME先物清算値は19805円だった。

取引開始前発表の3月の鉱工業生産指数速報値は-0.3%で、市場予測の-2.3%
よりも良かった。4月は+2.1%の予想。しかし海外の2日分の悪材料を織り込
んだように日経平均は211円安の19847円と大幅安で開始。序盤は19800円を
割り込み、午前9時16分に下落幅が300円を超える19725円で下げ止まる。

日経平均は25日移動平均の19709円、TOPIXは1600が防衛ラインと思われた
が、10時を回るとどちらもあっさり割り込み安値更新。それでも前場19700円にも
タッチしながら19600円台後半で小動きし、日銀会合の結果を息をこらして待つ
状況。前引けは380円安の19678円だった。

後場は19704円で再開。日銀金融政策決定会合の結果発表が遅く「もしかする
と」と思わせたが、午後1時前に出たのは金融政策現状維持、展望レポートで
物価上昇率目標2%を2016年度に先延ばしし、黒田総裁から追加緩和の「贈り
物」はなし。勝手に期待して勝手に落胆してポジションを手じまうのか、1時台の
為替のドル円は118円台半ばまで50銭近くも円高が急進し、先物の裁定解消
売りも出て主力銘柄が軒並み安になり、日経平均は下げ幅を広げ19600円割り
込み、1時40分には19502円まで下げた。2時台は為替が円安方向に戻し、一時
19600円台に乗せる場面もあったが、終盤は再び軟調になり大引けは538円安の
19520円と、終値ベースで今年最大の下げ幅を記録して終えた。

この日の新規IPOは2件。地域情報クチコミサイト「エキテン」を運営するデザイン
ワン・ジャパンが東証マザーズに新規上場。公開価格2750円に対し10時32分、
50.9%高い4150円の初値がついた。クラウドシステムの導入支援・開発事業を
行うテラスカイが東証マザーズに新規上場。大引けまで初値はつかず、公開価格
1700円に対し3910円の買い気配で終了し初値は翌日に持ち越された。28日に
東証マザーズに上場し初値がつかなかったビッグデータ関連ジグソーは10時33分、
公開価格2390円の3.36倍の8040円の初値がついた。これで4月の新規IPOは
全て終了。この日の2勝を加え8勝2敗1引き分け1預かり(白星濃厚)で、3月まで
1敗しかしなかったのと比べると取りこぼしが目立った。次の新規IPOは6月になる
公算大。

日経平均終値は538.94円安の19520.01円、TOPIX終値は-34.64の1592.79。
売買高は27億株、売買代金は3兆4727億円の大商い。値上がり銘柄数は337、
値下がり銘柄数は1464。上昇セクターは海運、鉱業の2業種のみ。下落セクターは
情報・通信、精密機器、食料品、化学、保険、その他金融、陸運、サービスなど31
業種だった。

日経平均が15年ぶりの2万円に到達した4月の取引が終了し、3月31日の終値から
313.02円上昇して今月の取引を終えた。月間騰落は一時1000円をオーバーして
いた。

今年に入って4ヵ月連続で月間騰落の+が続き、昨年の大納会終値の17450.77円
から2069円も上昇して、現状では2014年1年分の1159円高を大きく上回っている。
----------------------------------

それでは、また。

                                   
 ☆各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

 

 にほんブログ村

  株式投資ランキング