4月の米雇用統計が、まずまずの内容で、週明けの日経平均は上昇しての
スタートになりそうです。
今晩は、5/11~週のカレンダーの焦点をアップします。
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週前半の焦点となるのが、ギリシャ情勢。12日のIMFに対する7.7億
ユーロ返済には追加支援が不可欠とみる向きも多く、11日のユーロ圏
財務相会合で、つなぎ融資が実現するかどうかがポイントとされる。
展開次第では、ギリシャのデフォルトやユーロ離脱シナリオが現実味を
増すことになる。
週末に向けては、17日「大阪都」住民投票が意識されそう。結果いかんで
「維新の党」の浮沈が決まり、政局混乱の芽も秘める。
経済指標で注目されるのは、15日発表となる4月国内企業物価指数か。
2013年3月以来25カ月ぶりの前年割れが予想される。同日には、日銀
黒田総裁の講演も予定されており、追加緩和の行方とも絡んで、物価動向
に関心が向うことになろう。
一方で、ともに13日発表の3月国際収支は、9カ月連続黒字、4月の銀行
貸出残高は42カ月連続前年比プラスが見込まれるなど、経済情勢自体
堅調な推移が確認されそうだ。 (出典:日本証券新聞15/5/11号)
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5月第3週 相場展望と予定は、明日書き込みします。
それでは、また。