今日、日本電機工業会が発表したエアコンや冷蔵庫など、白物家電の6月の国内
出荷金額は、前年同月比7.6%増の2690億円で3か月ぶりにプラスに転じ、金額
ベースでは、6月として1996年(2896億円)以来の高水準でした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130722-00001411-yom-bus_all
全国的に暑い日が続いた上、電気料金が値上がりしている事から、省エネ性能に
優れたエアコンや扇風機などの売れ行きが伸びた格好です。
製品別では、エアコンの出荷金額は同13.4%増の1284億円の大幅増でした。
出荷台数も同12.7%増の160万台と、6月として72年の調査開始以降で最多。
扇風機も、音が静かなタイプをはじめ、1万5000円以上する高機能タイプが良く
売れており、出荷金額は10.2%増の54億円でした。
白物家電の専門メーカーは、ウハウハの中、経済全体にインパクトの大きい業界、
情報サービスや通信機器など晴れ業種は、白物家電をしのぐ出荷額になり、電機、
情報・通信メーカーなど セットメーカーの13年度の通期予想を上方修正の可能性
大きいと思います。
さて、日経平均は、68円高の14658円の大引けでした。
(出来高 概算24.7億株の商いでした。)
昨晩の参院選結果を受け、ねじれ国会解消による安定政権を材料視する流れから、
買い先行のスタートも、戻り待ちの売りに押され、前場で、マイナスも。
ただ、後場から大引けにかけ、押し目も入り、プラス引けの終了となりました。
参院選後の外国人投資家の動向を見ようとする雰囲気から出来高も今一でした。
明日以降、多くの投資家の参加も想定され、先物主導も売りを入れにくい状況に
なった感もあります。
日経平均の反発に、下ひげを残しており、先高感は継続と診ています。
注目のNY市場、6月中古住宅販売件数は、508万件(予想 526万件)とやや
予想を下回り、弱含みのスタートです。終了時、米企業決算期待からどこ迄戻すか
ポイントです。
明日の日経平均、今日の様なジリ高終了となるか、注目です。