今夕以降、NY外為市場では、ドルが対円で一時4週間ぶり高値をつけ、その後も
100円台で推移しています。主要6通貨に対するICEフューチャーズUSドル指数も
5週間ぶりの高水準となっています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130702-00000128-reut-bus_all
7/5に発表される6月米雇用統計によって、FRBが予想よりも早い時期に刺激
策を縮小する確率が高まるとの観測が強まっていることが背景です。
日本にとって、円高是正の水準訂正で、適正に近づいており、100円台前半が
物価水準や購買力平価など考えると適正かもしれません。
株式市場、輸出企業には追い風で、贅沢な悩みですが、更に円安が加速すると、
輸入物価を押し上げ、エネルギーや食品、輸入ブランド品 価格などに追加反映し、
給料アップ前に可処分所得が減ってしまいます。
程良い為替水準は、103±3円程度と思っています。
さて、日経平均は4日続伸し、246円高の14098円の大引けでした。
(出来高 概算30.2億株の商いでした。)
今朝方のNY市場の上昇に加え、為替の99円台後半が、東京市場の追い風でした。
日経平均の大幅続伸で、ボリンジャーバンドは+1σから+2σの水準までの上昇。
一服がほしいところですが、先高感あるチャートとなっています。
注目のNY市場、新規材料に乏しいな中、上昇してのスタートで底堅い展開。
明日の日経平均、ドル/円で100円台が相場を堅調にさせそうです。