今日、安倍首相のブレーンで、内閣官房参与の浜田宏一氏は、東京都内で講演し、
政府が2014年4月に予定している8%への消費増税について、安倍政権の経済
政策「アベノミクス」の効果で、景気回復が続くことを前提に「怖いが(増税の)橋を
渡ることは起こり得る」と容認する姿勢を示しました。
http://news.infoseek.co.jp/article/130713jijiX884
ただ15年10月の10%への増税に関しては「経済に対してかなり大きなショックを
与える」と懸念を表明しました。
現在の財政状況について浜田氏は「非常に心配」と指摘。政府は今秋をめどに、
経済指標などを踏まえ増税を最終判断することになっています。
小生は、2014年の増税は、インフレ2%/勤労者の可処分所得/失業率の各
項目が、各未達の状況で実施するのは、景気回復の腰折れを招くので、実施を
延期した方が良いと思っています。
浜田氏が容認する2014年4月に8%増税について、小生は懐疑的で、もう
一歩踏み込んだ15年10月に8%の増税を予定にする。これならアベノミクス
効果が継続的に作用することになり、ショックは少ないでしょう。
財政規律も、勿論 重要ですが、国民が景気回復を実感できる2015年からで
十分と思い、その方が税収も伸び、財政規律にプラスに作用すると思います。
政府、自民党、勇み足の決断だけは、避けなければなりません。
それでは、また。