「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
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参院選その後は!?(昨年末衆院選後の再現相場へ)

2013-07-14 23:34:13 | 役立つ投資情報

            
3連休、中日の今宵、参院選の結果を外国証券などが、どう診ているのか。
「7月第3週 相場展望と予定」は明日 記すとして、ちょうど良い記事が、日本
証券新聞に掲載されていたので、アップします。

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都議会選と参院選が重なるのは12年に1度。毎回、巳年の巡り合わせとなるが、
1ヶ月の時差を置いて行われる両選挙は、従来も概ね同様の結果が生じている。

都議会選で「与党全員当選」の大勝を演じた後だけに、参院選においても与党
勝利は確実視されている。

シテイグループ証券は7/11付で「安倍政権の成果と課題 参院選後の展望」
と題する投資戦略レポートを発行し、一部で話題を呼んだ。同レポートでも、自民党
単独過半数の可能性(20%)も含め、9割の確率で与党過半数乗せを想定している。
今回の改選議席数121に対して、自民、公明両党で63議席(52.1%)以上獲得
できれば、両院での与党過半数獲得=ねじれ解消となり、そのハードルはかなり
低いという見方は、市場参加者の多くに共通する所だろう。

ちなみに、レポートに選挙の票読み自体を掲げる証券会社は少ないが、「政治好き」
のエコノミスト、ストラジストを擁するバークレイズ、SMBC日興両証券が少し前に
出していました。

さて、シテイグループレポートの内容を簡単に紹介すると 「参院選の焦点は勝敗
ではなく、自民党がどこまで勝つか」「『一票の格差』を巡る違憲・無効判決が続い
たことで、安倍政権の正当性が揺らいでいる。」

「参院選で圧倒的勝利を収める場合、安倍首相の政策運営上の自由度は高まる。」
「安倍首相の求心力の強さ度合いが、政策運営の中身を左右する」という流れ。

そして最終的には、消費税引き上げを決めるか否かが大きな分岐点になると指摘
している。
メーンシナリオの前者なら来年3月末のTOPIX1320(7/11現在1194)後者の
見送りなら同1450と結論付けている(但し、増税見送りなら「国債市場の屋台骨が
揺さぶられる」とか。)

とはいえ、税率上げの最終判断は秋口の話。むしろ参院選直後の動向が気になる
ところだが、「勝敗ではなく、どこまで勝つか」、つまり、自民党の議席が増えれば
増えるほどいい、ということになるのだろうか。

政治情勢にも明るい大和證券の木野内投資戦略部長に話をきいたところ、「政策
執行の面では、与党2党で過半数さえ確保できれば、議席数の多寡は大きな問題
ではない。むしろ、万が一、勝ち過ぎて、改憲勢力が参議院の2/3を占めると相場
にはネガティブに働く。勿論 改憲に反対と言っているのではない。官僚の抵抗を排
して規制改革、成長戦略、補正予算編成などを進める重要な時期に、少なからぬ
政治的資本を改憲に割かれるということ。ただし、3分の2到達は事実上、不可能
だろう。」とか。

実際、自民、維新、みんな、新党改革で(非改選議席を含め)3分の2を確保する
ためには、4党で100議席(全体で82%強)が必要となる。

とはいえ、与党議席増→相場上昇には、別の経路もあるようだ。 「外国人から見る
と、『与党勝利は好景気の証し』と映るためだ。特に従来あまり日本株を手がけて
こず、日本の事情に疎いグローバルファンドなどは、(事前想定通りの結果でも)
単純に与党勝利で安心感からの買いに動く可能性が高い。結果的に、参院選後は
外国人買いが盛り上がることになる。(木野内 氏)という。

外国人買い流入の期待される国際優良株が注目されそうだ。ちなみに、昨年9月
から今年3月にかけて外国人持ち株比率が上昇した「外国人好み」の銘柄には
アンリツ(6754)、ワコム(6727)、マツキヨHD(3088)などがある。
       
                          (出典:日本証券新聞13/7/16号)
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それでは、また。

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