梅雨明けで気温が上昇する中、ビール大手各社が飲食店向けの業務用販売を
強化している様です。(フォトは、サッポロビールが飲食店向けに今年導入した
新型ビールサーバーでビールを注ぐスタッフ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130710-00000040-jijp-bus_all.view-000
そんな中、今日ビール大手5社が発表した1~6月のビール系飲料の出荷量は、
前年比0.9%減の1億9929万ケース(1ケース=大瓶20本換算)でした。
寒さが厳しかった年初に販売が振るわず、統計を取り始めた1992年以降最低に
なった様です。
こんな状況も払拭する様な暑い夏となり、7~9月の四半期で挽回、通年でみれば
前年比プラスに転じるのでは、と思っています。
それにしても梅雨明け直後から連日の猛暑で、早くも8月から9月にかけ、夏バテが
気になる「横浜ザル」です。「1000年に1度の猛夏」になると予想する人もいて
現実味を帯びた状況です。
さて、日経平均は、反落し56円安の14416円の大引けでした。
(出来高 概算27.8億株の商いでした。)
NY市場が続伸する中、昼前の中国貿易統計が弱いのに加え、為替がドル/円
100円台前半に円高が進み、東京市場後場の先物主導要因で、一時100円
以上の下落も、日経平均は14400円台をキープして終了です。
日経平均の下落も、5日線に沿ったリバウンド継続で、拡大のボリンジャーバンド
上昇する余地を残した格好です。
注目のNY市場、FOMC議事録の発表やバーナンキFRB議長講演を控える中、
小幅上昇のスタート。バーナンキFRB議長が、ネガティブなコメントを、新たに
リリースしなければ、概ね 内容は織り込み済となり、底堅い展開を想定。
明日の日経平均、SQ前に14500円台へ到達するか注目しています。