「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

サントリー食品 新規上場、底堅い動き!?

2013-07-03 23:41:17 | 企業を斬る

              
今日、清涼飲料大手のサントリー食品は、東京証券取引所1部市場に上場しました。
初値は公開価格を20円上回る3120円で、これに基づく時価総額は、1兆円に迫っ
た格好です。現時点で、今年最大の大型IPO(新規株式公開)となります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130703-00000531-san-bus_all

証券会社が投資家の需要などをもとに算出した公開価格は3100円でした。
初値に基づく時価総額は9640億円で、平成22年12月の大塚HD以来の規模。

初値が公開価格を上回ると、事前の公募で買った投資家が売却しやすくなり、その
資金で他の銘柄を買うなどして市場活性化につながります。しかし、公開価格を上
回ったのはわずかで、市場では「手数料を考えると売却しにくい水準」(ネット証券)
との見方が強かった様です。

清涼飲料だけで1兆円規模とされたサントリー食品の時価総額が、酒類なども合せ
アサヒグループHD(約1兆2000億円)などと大きな差がないことから「割高」との
見方が広がり、初値が伸びなかったようです。

一方で、「食品で時価総額1兆円規模の企業は少ないので、国内外の機関投資家が
分散投資する銘柄の一つとして買われていくだろう」(大手証券)と、今後、有力株の
一つとして存在感を高めるとの観測もあるようです。

サントリーG全体の資金調達額は約3900億円。
サントリー食品はこのうち2900億円程度を調達し、M&A(企業の合併・買収)など
にあてる考えです。

サントリー食品の上場、6/Mではなくリバウンド相場の渦中でタイミングも良く
日経平均の小反落の中、公開価格45円高、初値から25円高の3145円終了と、
上々のスタート。キリンやアサヒではなく、コカ・コーラをターゲットにする位 目標設定を
高くし、サントリーの事業戦略に注目しています。

さて、日経平均は、5日ぶりの反落43円安の14055円の大引けでした。
(出来高 概算28.1億株の商いでした。)

今朝方のNY市場の下落も、円相場がドル/円で100円台と、東京市場へ追い風。
寄付き直後の続伸も、この所の上昇ピッチの速さを警戒してか、利益確定の動きに。
それでも、日経平均14000円台をキープし底堅さを示した格好です。

日経平均反落も、短期的に過熱感を冷ます一服と見れば、次の上昇へマグマ溜め。

注目のNY市場、序盤は続落のスタート。中国の非製造業PMIが冴えない数字だっ
た事やエジプト情勢懸念など、欧州株の下落が投資家心理を冷やした格好。
ただ、今日は短縮時間取引で、明日は独立記念日で休場とあって、雇用統計期待も
あり、小幅安程度の着地を想定。

明日の日経平均、「魔の木曜日」を払拭し、為替の99円台の中で14000円台
キープできるか、注目しています。


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