今日、ユーロ圏財務相は、13時間に及ぶ議論の末、ギリシャに対する第2次
支援策を承認しました。支援規模は1300億ユーロに達する様です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120221-00000053-reut-bus_all
この結果、ギリシャは目先の債務償還を乗り越えることが可能になり、直近の
デフォルトは、回避した格好です。ただ、ギリシャ経済が立ち直るには、まだ
棘(いばら)の道が残されています。
ユーロ圏当局者によると、財務相会合では、ギリシャ債務を対GDP比で20年
までに、120.5%に削減する方策について合意しました。目標の120%に
近い水準を実現しようとしています。
この報道を受け、軟調に推移していたユーロは対ドルで0.5セント近く上昇
しました。
ユーロ圏各国は、すべての国が今回の合意を承認する必要があり、ドイツなど
一部の国はギリシャに対して、より厳しい条件を求めていましたが、ショイブレ
独財務相は、連邦議会からの承認を得られることに自信を示しているようです。
取り合えず直近の危機は、回避した格好で、このまま遂行能力があれば、市場も
評価することになりますが、紆余曲折もありそうです。
さて、日経平均は、小反落し22円安の9463円の大引けでした。
(出来高 概算23.8億株の商いでした。)
ギリシャに対する第2次支援を見極めたいとの思いやNY市場の休場もあり、
想定内のもみ合いです。
日経平均は反落も、節目の9500円所での揉みあいで、トレンドは上昇の
過程内にあり、値固め局面のようにも判断できます。
さて、3連休明けのNY市場、揉み合イからのスタートですが、底堅い終了を
想定しています。
明日の日経平均、為替水準が円/ドル79円台、ユーロ/ドル105円台なら
9500円台で終了の芽もあり、ポイントになりそうです。
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