「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

2月第3週 相場展望と予定

2012-02-12 23:58:14 | 相場展望

         
2月第2週は、ギリシャ債務削減交渉の進展期待や米国経済指標の
改善傾向からNY株式市場は、リーマンショック前の水準を回復して、
日本株式市場を下支えした格好です。

日経平均は、週央に節目の9000円台を回復したものの、週末に
持ち高調整の売りに押され、9000円を割り込みました。

ただ、短期的な過熱感によるものと思えば、売りが出やすい状況で
まだ、達成感となっていない状況です。

日経平均は、1週間で115円上昇(↑1.30%)の8947円の大引け
となりました。

2月第3週(2/13~2/17)の主なイベントと予定は、下記1.の
通りです。

週末のNY市場が下落していても、やや織り込んでいるものと思われ
下値は限定的と思いたい。

また、NY市場は、経済指標の改善で、強いトレンドが続いており、
2/14の米小売売上高や2/15のNY連銀製造業景気指数、住宅
市場指数などでも、改善が確認されると、NY市場の上昇だけでなく、
東京市場への追い風になりそうです。

また、外資が6週連続買い越しに転じている事も、安心感を誘います。

リバウンドの流れは継続し、9000円台の大台固めの週になる事を
想定しています。

2月第3週(2/13~2/17)の日経平均は、8900円~9200円
程度を想定しています。

1.2月第3週(2/13~2/17)主なイベントと予定
 2/12
  ギ  ギリシャ議会が緊縮策採決?
 2/13
 日本 第4四半期 実質GDP1次速報
 日本 日銀金政策決定会合
 日本 第一生命、オリンパス、戸田建設、五洋建設 等決算
  米   オバマ米大統領、2013年会計年度の予算教書を提出
   伊   イタリア国債入札
  仏   フランス国債入札
  独   ドイツ国債入札
  ギ  ギリシャ債務交換の最終案提示期限
 2/14
 日本 日銀政策金利発表
 日本 白川日銀総裁の記者会見
 日本 大王製紙、東海上、電通、住ゴム 等決算
 日本 東日本大震災グリーンジャンボ発売
  米   1月小売売上高
  米   12月企業在庫
  米   ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁、講演
  米   ロックハート・アトランタ連銀総裁、講演
  米   プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁、講演
  米   習・中国国家副主席とオバマ米大統領が会談
   独  2月ZEW景況感指数
  英   1月消費者物価指数ECB月報
   伊  イタリア国債入札
 EU  12月ユーロ圏鉱工業生産
  EU  ファンロンパイEU大統領、バローゾ欧州委員長、中国指導者と会談
  世   バレンタインデー
 2/15
 日本 金融経済月報
 日本 ヤマハ決算
  韓   世界太陽エネルギーエキスポ(~2/17、韓国)
  米   1月鉱工業生産
  米   1月設備稼働率
  米   2月NY連銀製造業景況指数
  米   2月NAHB住宅市場指数
  米   FOMC議事録(1/24、25日分)
  米   フィッシャー・ダラス連銀総裁、講演
  米   国債償還  3年債(336億ドル)
             10年債(247億ドル)
  米  コムキャスト、ネットアップ 各決算 
  独  第4四半期GDP速報
  英  四半期インフレ報告
   ス  スペイン、ポルトガル国債入札
   仏   第4四半期 実質GDP速報
  EU  第4四半期ユーロ圏GDP速報
 EU  ユーロ圏財務相会合
 2/16
 日本 MSCI指数入替え発表
 日本 1月首都圏新規マンション販売
 日本 ブリジストン決算
 日本 11年分確定申告(~3/15)
  米   1月住宅着工・建設許可件数
  米   1月生産者物価指数
  米   新規失業保険申請件数(~2/11までの週)
  米   バーナンキFRB議長、講演
  米   国債入札  30年物物価連動債(TIPS)(90億ドル)
  米   イーストマン・コダック、ゼネラル・モーターズ 各決算
  豪   雇用統計(1月)
  仏   フランス国債入札
 2/17
 日本 日銀議事録(1/23、24日分)
 日本 1月日本製半導体製造装置BBレシオ
  米    1月消費者物価指数
  米   1月景気先行指数
  米   キャンベルスープ 各決算
  加   1月消費者物価指数
  英   1月小売売上高
  ギ   ギリシャ国債償還(13億ユーロ)

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/10)

 10日のNY市場はロンドン時間の流れを引き継いで、ユーロは利益
 確定売りに押されている。前日はギリシャ与党が緊縮策で合意した事を
 好感して期待感が高まっていたが、きょうは逆の動き。ギリシャ国内で
 大規模なスト実施など国民の反対が強いことや、ギリシャ与党の一角を
 占める国民正統派運動の党首が、支援条件を支持できないとし、内閣
 改造を要請したことが報じられたことも不安感を高めている。

 今回合意した緊縮策に対して、ギリシャ議会が12日日曜日にも採決を
 実施とも言われており注目される。ギリシャ議会は300議席で、うち
 与党は252議席。不支持を表明している国民正統派運動は僅か16議席の
 ため、否決の可能性は低いと思われる。

 ユーロドルは1.3155、ユーロ円は102.20近辺まで一時下落している。
 後半は、下げ渋ったものの、戻りは鈍く、新規のユーロ売りが入っていた
 との指摘も聞かれた。

 リスク回避的な雰囲気に、円相場は円高の動きが強まったが、ドル円は
 比較的しっかりとしていた印象。モデル系の売りオーダーなども出て
 いたようだが、77.50付近には機関投資家の買いも観測されておりサポート
 されている。

 バーナンキFRB議長が住宅市場に関する講演を行っており、住宅市場の
 不調が景気回復を阻害している理由の一つとし、比較的高水準の差し
 押さえ件数は当面継続と述べるなど、弱気な見方を示し、更にFRBによる
 低金利にもかかわらず、銀行の融資基準の厳格化が効果を弱めているとも
 述べている。

 慎重姿勢がを色濃く出していたが、トーンとしては先日のFOMC声明や議会
 証言と変化無く、為替市場の反応も限定的となった。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=138359

   米国債利回り
     2年債          0.274(+0.012)
     10年債         1.972(-0.064)
     30年債         3.126(-0.055)
     期待インフレ率   2.219(+0.034)
                     *期待インフレ率は10年債で算出

 10日のNY債券市場、利回りは低下。前日は緊縮策に対するギリシャ連立
 与党の合意が伝えられ、逃避買いも一服していたが、きょうは逆の展開。
 ユーロ圏財務相も支援決定を見送り、また、ギリシャ連立与党内でも、合意
 に関して一枚岩ではないことが明らかとなったことから、市場は不安感を
 再燃している。

 10年債は2%を再び下回り1.95%台、30年債は3.10%まで一時低下した。
 2-10年債の利回り格差は+170(前日+177)と、イールドカーブはフラット化。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=138365
3.NY株式市場 結果(2/10)

 NY株式10
   ダウ平均    12801.23(-89.23 -0.69%)
   S&P500      1342.64(  -9.31 -0.69%)
   ナスダック      2903.88(-23.35 -0.80%)

 CME日経平均    8940    (大証比:-30 -0.34%)

  10日のNY市場、ダウ平均は4日ぶりに反落。前日は緊縮策に対するギリシャ
 連立与党の合意が伝えられ、リスク許容度が高まっていたが、きょうは全く逆の
 展開。

 ユーロ圏財務相も支援決定を見送り、また、ギリシャ連立与党内でも、合意に
 関して一枚岩ではないことが明らかとなったことから、市場は不安感を再燃
 している。

 今週に入って上値の重さも意識される展開が続いていることから、きょうは
 利益確定売りが一斉に強まった。

 ダウ平均は一時146ドル安まで下落する場面も見られている。

 ダウ採用銘柄はホームデポを除く29銘が下落。アルコアやデュポン、HPが下落。
 原油も大きく反落していたことから、シェブロンやエクソンモービルも軟調に
 推移していた。

 個別にSNSサービスのリンクトインが商いを伴って17%急伸。広告収入と会員数
 増加で好調な決算を発表。

 ナスダックも反落。アップルは小幅続伸となったものの、その他の主要ハイテク
 株は売りに押されている。

 太陽光関連のファーストソーラが10%大幅安。カルフォルニアで計画していた
 太陽光プラントの建設許可の問題で、米政府からのローン保証獲得が遅れると
 発表したことを嫌気している。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=138361

4.NY市場、原油先物3月限/金先物4月限 各結果(2/10)
 NY原油先物3月限(WTI)
   1バレル=98.67(-1.17 -1.17%)

 10日のNY原油先物相場は4日ぶりに反落。前日は緊縮策に対するギリシャ
 連立与党の合意が伝えられ、リスク許容度が高まっていたが、きょうは全く
 逆の展開。

 ユーロ圏財務相も支援決定を見送り、また、ギリシャ連立与党内でも、合意に
 関して一枚岩ではないことが明らかとなったことから、市場は不安感を再燃
 している。

 原油も利益確定売りが優勢となり、3月限は一時97.50を割り込む水準まで下落
 している。値ごろ感から後半は買い戻されたものの、4日ぶりに反落している。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=138356
 NY金先物4月限(COMEX)
   1オンス=1725.30(-15.90 -0.91%)

 10日のNY金先物相場は反落。前日は緊縮策に対するギリシャ連立与党の
 合意が伝えられ、リスク許容度が高まっていたが、きょうは逆の展開。
 市場はギリシャへの不安感を再燃している。4月限は一時1076ドルまで下落。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=138357


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