「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

ギリシャ財政再建策の進展で、明日は反発へ!?

2012-02-09 23:58:56 | マ-ケット

      
今日、ギリシャのパパデモス首相と連立与党は、同国への第2次金融支援の
前提条件である財政再建策をめぐり、最低賃金の引き下げなどほとんどの点で
合意したと表明しました。
【ローマ藤原章生、ロンドン会川晴之】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120209-00000031-mai-bus_all

ニュースによれば、焦点の年金給付の削減案は合意に至らなかった様です。
ユーロ圏議長ユンケル・ルクセンブルク首相は、ユーロ圏諸国(17カ国)の
緊急財務相会合を9日夕(日本時間10日未明)に開くと発表しました。

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事も参加する予定で、難航する
ギリシャの第2次支援の決着に向け協議を後押しする構えで、進展です。

ギリシャ与党3党は最低賃金の約20%の引き下げのほか、公務員の1万
5000人の削減などでも合意しました。追加の30億ユーロに上る歳出削減
についても、国防費や社会保障費の削減など大枠で与野党が暫定合意。

パパデモス首相は9日未明、一部の項目をのぞき大筋合意に達したと声明を
発表しました。

一方、ギリシャの国債の返済負担の軽減交渉も進展した様です。金融機関は、
保有する同国国債について、実質的に元本を約7割削減することで受け入れ
方向となり、今日にも合意する見通しです。

欧州中央銀行(ECB)が昨年5月から市場で購入したギリシャ国債について
削減を求める議論が続いており、財務相会合に出席するECBの対応もカギと
なりそうです。

ギリシャの支援策の合意となれば、ギリシャのユーロ圏からの離脱や無秩序な
債務不履行(デフォルト)からの回避につながり、マーケットの追い風に。

さて、日経平均は、小反落13円安の9002円の大引けとなりました。
(出来高 概算26.6億株の商い活況となっています。)

NY市場が小幅上昇も、ギリシャ支援協議の結果や日経平均9000円台
乗せから、利益確定売りも、終値で9000円台を維持し、明日につながった
格好です。

本日も、下落から5日移動平均線(約8939円)近辺で下値確認した後、
押し目買いも入り、値を戻した格好です。明日のSQ日、9000円弱の
値なら、円高一服を背景に、週末の上値追いがあるかもしれません。

注目のNY市場、相変わらず底堅い展開に加え、ギリシャ協議の進展で、
終値プラス圏終了もありそうです。

明日の日経平均、週末の反発にチャレンジです。

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