やはり、上放れの前兆だった・・・。
日経平均の「前日比騰落」で100円未満の日が続く 連続記録が継続する中、
その記録が途絶えた後に、相場が上放れるアノマリーがあります。
バブル崩壊後、今回で4回目になり、過去3回は、いずれも上昇相場に
なっています。
これまでの所、過去の例をなぞる展開になっています。 「前日比騰落」で、
100円未満の継続が途切れたのが、バレンタインの贈り物(日銀の追加
金融緩和とインフレターゲット1%)と揶揄された2/14のサプライズ施策
発表の翌日、2/15の208円高でした。結局、2/14迄、17日連続の
記録となりました。
2005年8月、小泉郵政解散の「前日比騰落14日連続」を大きく塗り替え
ました。連続記録が切れた後、4%弱の上昇となっています。
05年の例では、押しらしい押しのないまま、41営業日で15.6%を上昇。
今回に当てはめると、「4月半ばに10464円」と言うことに・・・。
結局の所、「相場は『理屈』でなく金融政策など『心理』で動く。欧州情勢など、
実は、何も変わっていないが、為替の円安で、上がるのが相場。ムードがガラリ
と一変したここから意外高があっても、不思議はない。勿論、逆に突然風向きが
変わる怖さも秘めているが・・・」 (出典 :日本証券新聞12/02/20)
さて、1週間前の週末、スカイツリーがオープンする頃、9500円程度迄の
上昇があっても、と事前予想していましたが、この1週間で相場展望が一変。
3.11東日本大震災から1年で、その水準まで、回復する芽もありそうです。