何処へ行っても「アツい」「暑い」( ^ω^)・・・
言い飽きたし 聞き飽きた! ですよね。
で、
せめて、見た目なりとも 涼しさを味わいたくて
「平塚市美術館」
「深堀隆介展」
金魚絵師 深堀隆介氏(1973~)
愛知県生まれ 横浜のアトリエにて活動中
展示室内は 撮影不可でしたが、一部 許可されている所があったので
其処の画像から ご覧いただきましょうね。
「平成しんちう屋」
「しんちう(真鍮)屋」とは、江戸時代に上野池之端にあった金魚屋の名で
7~80個も並べた生簀に金魚を泳がせ 飼育・販売していたそうです。
この繊細さ このリアリティ
ホントに、生き生きと 泳ぎ回っているような金魚たち!
作品が どのようにして生まれているのか、頂いた栞に説明がありました。
1.升に樹脂を薄く流し込み、樹脂を固めます。
2.樹脂が固まったら、アクリル絵具で金魚の体の一部を
描いていきます。
3.さらに樹脂を流し込み、固まったら、次の層に描いていきます。
4.これを何層も繰り返し重ねていくと、作品が完成します。
樹脂が固まって次の層が描けるようになるには2日程かかります。
樹脂は寒くなると気泡が入るため、常に暖かくしておく必要があります。
上から見ると本物さながらの金魚ですが、横から見ると線の重なりにしか
見えません。時間をかけて 平面の層を重ね立体的な金魚が生まれます。
金魚の入った袋も、裏から見ると・・ねっ
種明かしを聞けば「なるほど」ですけど、それにしても 何と細かい作業!
スゴイ! そして面白い!
さまざまな容器の中で 元気に泳ぎまわる金魚の作品が 約200点。
楽しい時間を過ごしました~♪
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