スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

フラワーセンターの花菖蒲

2019-06-08 | 花散歩


「フラワーセンター」の花菖蒲が 今、見頃です。


ここには 当園オリジナルの ‘大船系’を初め ‘江戸系’ ‘肥後系’ ‘伊勢系’など
約120種 1300株が栽培されていて、来園者の目を楽しませています。


では、系統別に 目に留まった幾つかを ご紹介してみますね☆


江戸系
江戸中期、菖翁と呼ばれる旗本 松平定朝が 300近い品種を作出。 花は 変化に富み多彩で、
群生美が見事だといわれます。 葉は、剣を立てたように すっきりと伸び 爽やかな印象。

初葵



五月晴                              紅公子
      


和田津海                             春の海
      


追風





伊勢系
伊勢松坂地方を中心に 独自に栽培された品種。 三英咲きの
大輪が多く、花弁が垂れ下がり 優美で繊細な風情があります。

紅千鳥



藤の雪                             紅の糸
      


魁(さきがけ)                              紫雲
      


鈴の木









長井系
山形県長井市で発見された品種で 江戸後期からの品種改良の影響を
受けていない 原形に近い古種を基にして改良されたもの。

長井鷹の爪



長井薄紅                             野川の辺り
      


深山紫                                萩小町
      


出羽の里





肥後系
熊本を中心に、鉢植え観賞用に栽培された品種。嘗て 肥後藩主が 菖翁のもとに 藩士を
弟子入りさせて、門外不出を条件に譲り受けたもの。 堂々と風格のある 豪華な花が特徴。

三夕の感



西行桜                               深芳野
      


雪舟                               上総乙女
      


神子(みこ)神楽




大船系
明治~大正時代 この場所にあった「県立農事試験場」で 海外輸出を目的
として 江戸花菖蒲を基に 品種改良されたもので、‘江戸系’ の性質を
受け継いでいる 他ではあまり見かけることの少ない系統です。

若紫



春の名残                              桃李の粧
      


三寶                                丹頂
      


水精の玉













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