今年に入ってから思い立って、時間を見つけ少しずつ歩き繋いできた
「大山街道・田村道」は、先月 漸く「阿夫利神社下社」まで辿り着きました。
こうなったらもう、上まで行くっきゃないでしょう!
というワケで、
今回は 大山山頂の「阿夫利神社本社」をめざすことに☆
前に登ったのは いつだったかなぁ? と記憶を辿ってみると
えっ、もう10年も前のことでした・・・今回は体力 ダイジョウブかぃな??
「ダメだと思ったら、途中で引き返してくればいいじゃないか」と トノ。
たしかに! では自分のペースでゆっくり行くことにしまセウ☆
今回は下社までケーブルで上り、そこから歩き始めます。
週末の晴れ間とあって、「伊勢原」駅からのバスもその先の
ケーブルも乗客の長い列。 これなら歩くのも淋しくないナ♪
登山口(10:25)
標高 696m
明治の初め頃まで、夏季以外は登ることができなかった
そうで、半分閉じられた扉は その名残りだといいます。
いきなり急な石段を上っていくと
「白山神社」
「(阿)夫利大神」の碑が建っています。
「大山修験(山伏)は山中で行う修行の中で、白山神社を
拝するのがその一過程であった」と説明板にあります。
近くに 歌碑が一基
「 豊作を たたへ 大山 仰ぎけり 伊代次 」
俳人 滝沢伊代次氏の句でしょうか。
ここから 次第に山道になります。 さぁ、ぼちぼちと参りましょうか。
路傍に「〇〇丁目」と刻まれた標柱が立ち、それが路程の目安。
8丁目の「夫婦杉」
左右同形の巨木で、推定樹齢500~600年。
14丁目「ぼたん岩」
足元に見られる球体の岩が、牡丹の花のように見える
ところから、その名。 海底で出来た岩だそうです。
15丁目「天狗の鼻突き岩」
岩に直径15cmほどの穴があいています。
天狗さんの仕業でしょうかね。
16丁目「追分」
「蓑毛」との分岐地点で、標高992m。
「石尊大権現」の碑は、1716年に建立されたもので、
総高3m68cm。 麓から強力さん達が担ぎ上げたとか。
江戸時代の大山信仰の深さを表す立派なものです。
20丁目「富士見台」
富士山を眺めるには絶好の場所だそうで、
広重の浮世絵「不二三十六景」にも描かれています。
が、今日は・・・
こんな立札にも励まされつつ、今度は鉄製階段を上り・・
あ、鳥居が見えてきた~!
最後の胸突八丁を上りきると・・2つ目の鳥居 28丁目☆
山頂、着いたどー 標高 1251.7m
「雨降りの木」 「奥の院」
眺望はやっぱり・・・だけど
無事に登りきって、「江ノ島」からの大山街道をめでたく踏破できました。
やったぁ~! (11:40)
(続)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます