浄光明寺を出てJR横須賀線踏切を渡ると、目の前が「英勝寺」。
このお寺、以前はたしか非公開だったと思います。
そんなわけで、その後も幾度となく門前を通りながら
これまで一度も拝観したことがありませんでした。
今日初めて、拝観料¥300を納め境内に入ってみました。
「東光山 英勝寺」
浄土宗のお寺。
創建: 1636(寛永13)年
開山:王峯清因 (水戸頼房公息女)
開基:英勝院長誉清春
ご本尊:阿弥陀三尊像 (運慶作)
鎌倉市内に唯一残る尼寺だということです。
英勝院は太田道灌の子孫の娘といわれ、徳川家康公のお供をして
関が原の戦に勝ったことから、家康公から名を賜り「お勝の方」と
呼ばれた側室。 落飾して英勝院となったのちに家光公に願って
道灌の屋敷跡であるこの地を賜り、寺院を建立したのだそうです。
仏殿
ご本尊の阿弥陀三尊を祀っています。
四周の蟇股に刻まれた十二支の彫刻が楽しく、ぐるりと一周☆
鐘楼 唐門
唐門の右奥の建物の中に、彩色が施された祠堂(廟所)がありますが
クリアでないガラス戸越しで、あまりよく見えませんでした・・
鐘楼・唐門・祠堂は1643(寛永20)年築とか。
建造物のいずれも創建当時の趣をよく残し、県指定重要文化財です。
順路の標に従って、境内の奥へ行ってみました。
書院
書院の横に広がる竹林の静寂
境内の一部がメンテナンス工事中で・・・ちょっと残念でした
また日をあらためて、ゆっくり訪れたいと思います。
北鎌倉駅~鎌倉駅を 寄り道しながら
15,304歩
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