今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

浜名湖の宿で

2012年05月29日 | 
年に二回は利用している浜名湖の準定宿に2泊した。
ここ数回は、天竜浜名湖線などの鉄道利用だったが、
今回はこの二ヶ月間一度も給油をしないほど使わなかった
愛車ミニ・クーパー(Rover)での久々のドライブを兼ねた。
といっても東名高速だと1時間強であっけなく着いてしまうので、
一般道を通って緑豊かな作手村付近の三河高原をたっぷり快走した。

何度も訪れている浜名湖の宿に行く目的は、もはや観光ではない
(周辺の観光スポットはすべて巡り、遊覧船は全コース乗った。
ただし遊園地系はどこにも行かず)。
日常生活から離れて、勉強に集中するため。
風呂と食事の時間以外を勉強に費やす”お籠もり”。
今回は、500ページを超えるぶ厚い専門(哲学)書を持参した。

いつも車に積んである折りたたみ式のリラックスチェア
(アウトドア仕様ながら、頭から足先までをハンモック状に支えてくれる最高に快適な椅子)を、
オーシャンビューのベランダで(上写真)、
あるいは湖畔の波打ち際の松の木陰に設置して読書に励む(右写真)
いつもならiPodで音楽を聴くのだが、ここでは静かでリズミカルな潮騒が最高のBGM。
とにかく風呂と食事以外に用事はなく、またテレビやネットなどに気を散らすこともないので、
読書が進むことこの上ない。
ただしこの快適すぎる環境で読書し続けると、どうしても睡魔との戦いに突入せざるをえなくなる。
そこでリラックスしすぎないよう、別の固めの椅子で読んだり、あまりに眠い時は、あえて立って読んだりした。
なにしろ哲学書なので、文学書のように夢中となって引き込まれるなることがなく、
それでいて理解するためには頭をクリアに保って精読しなくてはならない。

かように苦労しながら、なんとか2日目の夜10時に読み終えた。
その後は、打ち上げとばかり、酒を飲みながら持参したDVDで映画鑑賞。
帰りは、奥浜名湖オレンジロードのんびり走り通し、鳳来寺を経由し、
赤沢弁財天で霊泉をペットボトルに入れた。
私も愛車も満ち足りた旅だった。

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