今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

”あまちゃん”東京ロケ地を歩く

2013年06月29日 | 東京周辺

テレビ、とりわけドラマを見なくなって久しい。
ニュースとスポーツの国際試合は見るので、海外での試合を録画するため、一応外付けのHDDをつないではいる。
こんな私が、まさかNHKの朝の連続テレビ小説を録画登録し、
しかも再生したのに消去できずにいるのは、
”あまちゃん”のせいである。

連続テレビ小説は、昔から、若い女の子が社会でがんばってそれなりに成功するという
モチーフが一貫して守られており、その意味では予定調和な内容だ。
あまちゃん(アキ)だけでなく、梅ちゃんもおしんも鳩子もおはなはんも皆がんばった。

あまちゃんは、当初は2人の地元ヒロインと周囲の人たちとのからみが受けていたので、
東京編になると、その面白さがなくなるのを危惧していた。
たとえば「じぇじぇじぇ」がこれからは聞かれなくなると思っていたら、
アキは東京でも連発し、周囲の人たちにも伝染させている。
そして、北三陸シスターズからGMT47へと拡散の方向が出てきて、まさにAKB48状態になりつつあり、
ますます目が離せなくなった。

さて、そのあまちゃんを見ていたら、見慣れた風景が出て来た。
GMTのメンバーが合宿所としている場所は、
わが地元・谷中の一画だ。
もちろん、アメ横センタービルも見慣れている
(他にも都内のロケ地があるが、今のところ重要なのはこの二ヶ所)。

帰京した翌日、どこかに行こうとしてまっさきに思いついたのは、これら見慣れたロケ地。
実家から散歩がてら歩いて向う。
合宿所とされる大名時計博物館内の木造家屋には、私と同世代のおじさんが、私と同じくカメラを向けていた。

アメ横に向うと、「あまちゃん」のロケ地をアピールする横断幕がかかっている。
"アメ横女学園”の入口にあたるセンタービルの外階段は、
実際には、階下の魚屋の臭いが上ってくるのが興ざめ。
でもここは、そのアピールなど不要なほど元から人でごった返している(客層はまったく重ならないが)。

私はヘッドホンであまちゃんのオープニング音楽を聴きながら、さらに秋葉に向った。
AKBの本拠地へ。

私より年上のいい歳したおじさんまでがAKBの総選挙に夢中になるのを半ばあきれていた私だが、
フィクションとはいえ、アキをGMTの推しメンにしたい気持ちになってしまうのだから、
もちろんクドカン氏の脚本の力量が第1の原因だが、
けなげにも一生懸命頑張る女の子を主役に描く連続テレビ小説シリーズが
かくも長寿を維持できるのも、AKBの世代を超えた人気と共通する「応援したい姿」があるのだろう。


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