新型コロナウイルスのオミクロン株は、感染力がすごいが、南アフリカが感染パニックになっていないのは、重傷者が出なくて、無症状が多いため、すなわちかなり弱毒化したためらしい。
ワクチンや治療薬を要せずとも、自身の免疫力で対応可能なレベルになっているとしたら、新型コロナウイルスも旧型コロナウイルスすなわち、普通の風邪のウイルスと同レベルになりつつあるということだろう。
旧型コロナウイルスは、インフルエンザと違って、40℃の高熱にはならず、鼻水や咳が出る程度で、数日中に自然に治ってしまうし、初期段階なら葛根湯で症状を抑えることができる。
新型コロナウイルスは、昨年3月頃は、日本でもインフルエンザの10倍の致死率を持っていたが、オミクロン以前の状況下の日本でもぐっと下っている(致死率はもうインフルエンザを下回っているのでは)。
これはコロナ禍終息のシナリオ通りの方向で、旧型コロナと同じく、”withコロナ”すなわち人類との共生の道に向っているようだ。
ということは今後は感染者数が問題ではなくなり(感染者数だけなら、”風邪”並みに増えるかも)、重症者数を問題にすべきだ。