1月7日は、1年最初の五節句である人日(じんじつ)の節句。
旧暦ならば立春後なので、春の兆しを感じれる※のだが、本日の名古屋郊外は、午後4時に氷点下に急降下。
※:私は、可能を受け身や尊敬と同一表現にすることに反対する確信犯的”ら抜き”主義者で、「られる」は受け身のみに使う。
極寒の中、帰宅し、すでに買っておいた春の七草※セットに市販の五穀米の粥を入れて、七草粥を作った。
※:「セリ・ナズナ、ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ、スズナ・スズシロこれぞ七草」と覚える
これでは動物性蛋白質がないので、カニカマを追加し、茶漬けの素を味付けに加えた。
実に低カロリー。
人日の節句のイベントはこれだけのシンプルなものだが、古代中国(5世紀の東晋の頃)の『荊楚歳時記』に載っている節句を、21世紀の日本で執り行っているわけで、
単なる(おいしくもない)七草粥だが、大和朝廷ができるかできないかの頃の伝統をこうして維持しているって凄い。