新型コロナウイルスの感染の再拡大が進行している(無症状者が多いようだが)。
一言でいえば、油断の結果だ。
東京宅では、近所のスポーツジムや保育園での感染が見つかり、そのジムに行き来していた5歳の我が姪も、危うく”濃厚接触者”になるところだった。
このような身近での感染騒ぎは春にはなかったので、むしろ今の方が危機感を覚える。
東京宅の老母は、春以来外出を控えているため、持病の膝痛が悪化しているが、悪天候が続いていることもあって、外への歩行訓練もままならない。
勤務先の大学では、教員の希望に応じて一部対面授業が再開となった(ただし通学を強制しない)。
自分の担当授業も少人数のゼミなら、対面にしょうかとも思ったが、学生の通学と学生同士の授業外の接触を制御できないこともあり、遠隔を続けることにした。
愛知でも再び感染者が出たので、今では、それでよかったと思っている。
国や自治体の対策は、混迷しているが、防疫と経済とのバランスの難しさゆえ、試行錯誤的になるのは仕方ない(野党は「一貫性の無さ」を批判しているが、流動的な事態においては一貫性を貫くことに固執すべきでない)。
むしろ、個人個人が、油断することなく、3密を避け、マスクをして手洗いを励行し、特に大人数での飲食(マスクを外して近距離で会話する)をしないことを続けるしかない。
それを実行できる個人や家族レベルの旅行なら、してもかまわないと思う(自分も実行)。
私も東京と愛知を毎週往復している。
新幹線車内も在来線も駅構内も、みんなマスクをしているし、車内でしゃべる人もいない。
こうやって自分なりに、感染防止と消費活動の両立を図っていくつもりだ。