勤務先の大学はまだ夏休みでないが、月末の火曜は会議がないので、「青春18きっぷ」でゆっくり帰名する。
例年なら世間は夏休みなので、熱海行きの快速アクティのグリーン車は満席で、名古屋までの鈍行の車内は”18きっぱー”たちで混んでいるのだが、今年は違う。
まず快速アクティのグリーン車はガラガラ。
普通車もガラガラなので、あえてグリーン車に乗る価値もない。
いつもなら上野駅で弁当を買って、グリーン車の二階席で弁当を食べるのだが、今回は、ホームで駅蕎麦を食べ(立ち食いのスペースにアクリル板で仕切り)、普通車のボックス席を一人で陣取る。
終点の熱海では、三両編成の JR東海の鈍行に、例年ならどっと乗り換え客が殺到するののだが、今回は数人だけ。
終点の静岡まで乗らず、その手前の興津で始発の豊橋行きに乗り換えるのが18きっぱーなのだが、そうしたのは私以外に3名ほど。
車内は、地元の人でそれなりに席は埋るが(高校生も多い)、彼らは終点までは乗り通さない。
豊橋でまた快速に乗り換え、名古屋市内の金山で中央線に乗り換えて、千種で 降りるが、このあたりは仕事帰りの通勤客で車内はぎっしり。
コロナの影響で減ったのは18きっぱーなどの観光客だけだった。
乗り換えはあるものの6時間座りっぱなしで、読書が進んだ。
そう18きっぷの旅は、読書にいい。
冷房に長くあたるので、長袖が必要。