7年に一度、御開帳中の善光寺(長野市)になんとかして行きたかった。
東京からなら、北陸新幹線で往復すれば楽に日帰りできるが、単なる往復ってなんか手間がもったいない。
長野行きがある名古屋から行ったらどうかと考えてみたら、むしろ東京から長野に行き、そのまま名古屋に帰れば、効率がいいと思った。
幸い、今日はゆっくり帰名できる。
東京から、長野経由で名古屋までの運賃は、新幹線と特急料金(ともに自由席)含めて、12400円ほど(上野から乗ればもっと安い)。
もちろん長野で途中下車できる。
東京から名古屋までの東海道新幹線は11000円ほどだから、約1500円増えるだけ。
これで、信州の鉄道旅行ができるのだからお得感が高い(ただし時間的ロスでみると割高になるが)。
乗車時刻が不定なので自由席にしたため、あえて始発駅の東京に行き、出発30分前に並らんで席を確保する。
長野駅に降り立ち、コインロッカーにキャリーバッグを預けて、 循環バスに乗って善光寺大門前(期間中バスの終点)で降りる。
善光寺の門前を進み、本堂前の大回向柱に触れるための行列に加わる。
平日火曜なのになんでこんなに人が多いんだ。
内陣を参拝するためチケットを買い、本堂に入る。
そこも幾重の行列で、やっと前立本尊を拝む。
善光寺名物・戒壇めぐりも行列なので、こっちは(いつでも体験できるので)あきらめた。
なんだかんだで1時間半を要して、長野駅に戻った。
名古屋行きの特急しなのに乗ろうとしたら、2輌しかない自由席は満席。
なので、1時間後の次の便にした。
といってもひまつぶしに歩きまわる必要はなく、発車30分以上前に、車内に入れて席を確保できる。
ここからは3時間ほどを要して、篠ノ井線・中央西線で、木曽路を縦断して名古屋に行く。
天気の割りに山には雲がかかって眺めは期待通りでなかったが、 足早ながら信州・中山道の旅を満喫できた。
山々が雪をかぶる頃、もう一度やってみたい
(青春18きっぷでの名古屋~東京間は甲府経由で8時間かかる)。
ただし、今回の余計な旅によって、実は北陸新幹線内で携帯電話を紛失してしまった
これは別のテーマになるので別途記事にする。